2017/04/30
私は断捨離が趣味で、断捨離信者で、断捨離フェチということを15年間、公言しています。
そのおかげなのか時々片付けについて相談をされます。
今回はよく相談されるジャンルである「洋服」の断捨離について話します。
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捨てると決めたときに最初に捨てるものがある。
女性が捨てられない物としてよく上がるのが「洋服」です。
なぜ捨てられないのか聞くと、
- いつか着るかも
- 高かったから
- 流行は回ってくるから
- 捨てるほど汚れたりしてないからもったいない
だいたいこの辺りを聞くことが多いですね。
しかし、捨てられない人が最初に捨てるものは洋服や物ではありません。
それは
- 服への執着
- 捨てられない言い訳
です。
洋服に限らず物を捨てるのは簡単です。
- ゴミ袋を広げる
- ゴミ袋にいらない物を入れる
たったこの2ステップで終わります。
ですが、その2ステップが踏めない人たちが実に多いのです。
それは、また使うかもしれないという言い訳で「捨てられない自分」を正当化しているからなんですね。
なぜ正当化しているかというと、
- 本当に使うことが来たときに捨てたということを後悔したくない
- 急に必要になって捨てたものがなかった時の責任を負いたくない
- 捨てるという決断したのにいつか必要な日が来たら、捨てたという行動が失敗になってしまう
などなどの理由があるかと思いますが、とにかく「悔しい思いをしたくない」というところは一致します。
しかし、過去の自分と未来は自分、どちらか大事にするのかとすれば、断然未来の自分です。
「いつか着るかも」「高かったから」「捨てるほど汚れてないから」と思ったら
私は”いつか”という日は自分で行動しない限り絶対に来ないと思います。
”いつか”というのは「何かしらの条件が揃ったら始める」という受け身の状態になります。
逆を言えば条件が揃うまでは自分は動かないということです。しかし…、
私「例えば”いつか”を明日にしたとして、明日会社に着て行くことはできますか?」
相手「いえ、着ないと思います」
このように”いつか”という日を明日に設定しても「その服を着る」という決定はできないんです。でも捨てることもできない。
なので、捨てられない理由を言う人にはこう質問をします。
「例えば〇〇さんの家が火事になり、着ない洋服だけが燃えて無くなったらどうですか?」
たいがいの人は「燃えてなくなればそれでスッキリします」との答えが返ってきます。
誰しも大事な人は火事などで亡くなってほしくないと思いますが、嫌いな人が火事で亡くなったとしたら(その事実は大変なことですけど)果たして大事な人が亡くなったことと同じように悲しみますか?
(本当は「燃えていいならいらない服なんだからさっさと捨てりゃあいいじゃない」と捨てさせたいのですが、そうすると「なぜ捨てることになったのか」ということを自分の意志で気が付かないとまた同じことになってしまいます)
物に対しても同じで「火事で燃えてなくなってしまってもよい物」を大事に取っておくことに問題を感じてほしいのです。
だったら火事で失いたくなものだけを残しましょうと。
「流行がまわってくるから」と思ったら
確かに流行は回ってきます。しかし、その周期は10年単位ですよね。
ですが、その流行が回ってきたときに自分が何歳になっているか考えてみてください。
私が高校生の時はミニスカートに厚底ブーツのアムラー世代でした。
またアムラースタイルが流行ったとして、アラフォー女性がミニスカート&厚底ブーツはどうでしょうか。
若い時だから着られた服、年をとったから着られるようになる服があるはずです。
また流行が回ってきてもその時代のテイストがミックスされるので、同じ厚底ブーツでも微妙に形が違ったりします。
やはり「昔流行ったものは、しょせん昔のもの」なのです。
洋服が捨てられない言い訳をただ言ってる間は、どんなに素晴らしい「捨て方」があったとしても捨てられるわけありません。
まずは「言い訳」と「執着」から断捨離をしないと、新しいものに出会うことはないのです。
いかがでしたか?
断捨離というのは考えれば考えるほど奥が深いです。
捨てたいけど捨てられないという方、一度物と向き合ってみませんか?
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