川崎の旭日旗問題 執行猶予つきで無観客試合の処分
サッカーのACL=アジアチャンピオンズリーグの先月の試合で、川崎フロンターレのサポーターが、旧日本軍が軍の旗として使った旭日旗を掲げた問題で、AFC=アジアサッカー連盟はフロンターレに対し、1年間の執行猶予つきでACL主催の1試合を無観客試合とする処分を決めました。
この問題は、先月25日に韓国で行われたACLの1次リーグ第5戦、川崎フロンターレ対韓国のスウォンとの試合で、フロンターレの男性サポーター2人が観客席で旭日旗を掲げたものです。
旭日旗は旧日本軍が軍の旗として使っていたことから、韓国では、これまでもスポーツの会場で反発が出ていて、試合を主催するAFCが処分を検討していましたが、AFCの裁定委員会は、旭日旗は「差別的メッセージに当たる」などどして、フロンターレに対し、1年間の執行猶予つきでAFC主催の1試合を無観客試合とすることと、罰金1万5000ドルの処分を決めました。
今後、1年間にサポーターが再び問題とされる行為を起こした場合、これらの処分が下されることになります。
Jリーグでは、ガンバ大阪の試合でナチス・ドイツの親衛隊のマークに似た旗を振ったり、徳島ヴォルティスの試合でボールパーソンに液体を振りかけるなど、サポーターをめぐる問題が相次いでいます。
旭日旗は旧日本軍が軍の旗として使っていたことから、韓国では、これまでもスポーツの会場で反発が出ていて、試合を主催するAFCが処分を検討していましたが、AFCの裁定委員会は、旭日旗は「差別的メッセージに当たる」などどして、フロンターレに対し、1年間の執行猶予つきでAFC主催の1試合を無観客試合とすることと、罰金1万5000ドルの処分を決めました。
今後、1年間にサポーターが再び問題とされる行為を起こした場合、これらの処分が下されることになります。
Jリーグでは、ガンバ大阪の試合でナチス・ドイツの親衛隊のマークに似た旗を振ったり、徳島ヴォルティスの試合でボールパーソンに液体を振りかけるなど、サポーターをめぐる問題が相次いでいます。