教諭が給食残した児童に無理やり食べさせる
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ことし1月、富山県小矢部市の小学校で、嫌いな給食のおかずを食べ残した児童に、担任の教諭が無理やり食べさせようとして、児童がおう吐していたことがわかりました。教諭はこの児童に汚れた床の掃除もさせていたということで、小矢部市教育委員会と学校は、行き過ぎた指導だったとして保護者に謝罪しました。
小矢部市教育委員会によりますと、ことし1月、市内の小学校で、嫌いな給食のおかずを食べ残した当時4年生だった男子児童に、担任の50代の女性教諭が箸でおかずを口に入れて無理やり食べさせようとして、児童がおう吐したということです。このあと、教諭はこの児童に汚れた床の掃除もさせていたということです。
児童の保護者からの指摘を受けて、小学校は2週間後にこの教諭を担任から外し、市の教育委員会と学校は指導に行き過ぎがあったとして保護者に謝罪しました。
教育委員会の調査に対して、この教諭は「行き過ぎた面もあり、反省している」と話しているということです。
小矢部市の野澤敏夫教育長は「食べ物の好き嫌いをなくすための指導でしたが、子どもや保護者につらい思いをさせ、申し訳なく思っています。児童の気持ちに寄り添った指導に努めます」と話しています。
児童の保護者からの指摘を受けて、小学校は2週間後にこの教諭を担任から外し、市の教育委員会と学校は指導に行き過ぎがあったとして保護者に謝罪しました。
教育委員会の調査に対して、この教諭は「行き過ぎた面もあり、反省している」と話しているということです。
小矢部市の野澤敏夫教育長は「食べ物の好き嫌いをなくすための指導でしたが、子どもや保護者につらい思いをさせ、申し訳なく思っています。児童の気持ちに寄り添った指導に努めます」と話しています。