もしあなたが妊娠中で、健康・栄養管理のために青汁を飲む事を検討されているのでしたら、

「妊娠中に飲んでも胎児に影響ないの?」
「妊娠中に必要な栄養素を十分に摂れるの?」
「便秘は改善できるの?」

と、いくつか不安を抱くと思います。

なぜなら、多くの妊婦の方は、

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・つわりの症状が出る。
・ホルモンバランスなどで精神的に不安定になる。
・むくみが出てくる。
・便秘になる。
・妊娠中に不足しがちな栄養を補いたい。
・妊娠中に摂取禁止とされているもの(カフェインなど)があり、気を遣わなくてはいけない。
・青汁でお腹を下したという事例があるくらいなので、妊婦にとっては刺激が強すぎるのではないか?と思ってしまう。

など、妊娠をしてから多くの悩みを抱えるようにからです。

健康・栄養管理をしようと考えてはいても、青汁の安全性を確かめて知った上で、さらに安心して飲める青汁を選びたいですよね。

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そんな安心して飲める青汁を見つけるためにも、購入する前に徹底調査をする必要があります!

現在、日本では多くのメーカーの青汁が販売されています。

妊婦の方々に、多くのメーカーの青汁がある中で、青汁の妊婦への効果や適切な青汁の選び方などを徹底調査・解説します!

ご自身の体に合う、安心して飲める青汁を選んで飲んで頂き、妊婦に不足しがちな栄養素を補いつつ、健康効果・美容効果をより実感して頂けたらと思います。

目次

1.青汁の妊婦への効果とは?

    ●1-1 妊娠中に積極的に摂るべき栄養素
 ●1-2 妊娠中の便秘は青汁で改善される?
 ●1-3 つわりや妊娠中毒症が軽減されるの?

2.多くの妊婦が青汁を飲む上で心配する点を解決!

 ●2-1 青汁に含まれているカフェインは胎児に影響ないの?
 ●2-2 ビタミンAの過剰摂取にならないか?
 ●2-3 妊娠中に必要とされる葉酸も摂れる?
 ●2-4 青汁を飲みすぎるとどうなるの?

3.妊婦でも安心して飲める青汁の選び方

 ●3-1 妊婦の青汁の選びの大切なポイント3つ
 ●3-2 甘くて飲みやすい青汁は避けるべき!
 ●3-3 「妊娠中はご使用をお控え下さい」という表記のある青汁
 ●3-4 要確認!妊婦が飲んではいけない青汁メーカー3社
 ●3-5 妊婦におすすめの青汁のメーカーは?

4.妊娠前・産後に青汁を飲む上で注意する事

 ●4-1 妊娠前から青汁を飲んでも問題ないの?
 ●4-2 赤ちゃんに青汁を飲ませても大丈夫?
 ●4-3 授乳中の母親が青汁を飲んでも問題ないの?

5.粉末タイプの青汁と錠剤タイプの青汁の違いは?どちらがいいか比較対決!

 ●5-1 飲みやすさ(粉末タイプの青汁VS錠剤タイプの青汁)
 ●5-2 便利さ(粉末タイプの青汁VS錠剤タイプの青汁)
 ●5-3 栄養価の高さ(粉末タイプの青汁VS錠剤タイプの青汁)
 ●5-4 ダイエット効果の高さ(粉末タイプの青汁VS錠剤タイプの青汁)
 ●5-5 吸収率の高さ(粉末タイプの青汁VS錠剤タイプの青汁)
 ●5-6 面倒じゃない(飲むのに)(粉末タイプの青汁VS錠剤タイプの青汁)



1.青汁の妊婦への効果とは?

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妊娠をされると胎児と自身の体のためを考え、それに必要な栄養を妊娠前以上に摂取し、意識をしていく必要があります。

しかし、現実的には日常の食事でバランスよく栄養を摂取するのは難しいですよね。
青汁を飲む事で、不足しがちな栄養素をバランスよくかつ効率的に摂取できるので、多くの妊婦の方からも注目されています。

まず、青汁を飲むメリットは5つあります!

①むくみの解消
②高血圧の予防
③便秘の改善
④貧血の予防
⑤妊娠中に必要とされる栄養の補給

以上の事から、妊娠中に青汁を摂取すると、体の不調の改善など様々な効果を発揮します!

さらに、青汁の栄養素や青汁の妊婦への効果などを詳しく解説していきます。

1-1 妊娠中に積極的に摂るべき栄養素

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妊娠中に積極的に摂るべき4つの栄養素は、「葉酸」、「カルシウム」、「鉄分」、「亜鉛」です。

その他に、マグネシウム、タンパク質、食物繊維、ビタミンC、ビタミンB6、ビタミンB12もバランスよく摂ることが大切です。

なぜ、これらの栄養素が必要なのか、どのように体に働きかけるのかを説明します。

【葉酸】

ブロッコリーやほうれん草、モロヘイヤなどの緑黄色野菜に含まれています。妊娠前、妊娠初期、授乳期において様々な効果を発揮します。

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〈妊娠前〉
・細胞の再生作用を促す。(=DNA形成)
・造血作用
・心臓疾患や高血圧など病気の予防
・月経前症候群の症状の緩和

〈妊娠初期〉
・着床しやすいように子宮環境を整える。(子宮内膜の強化など)
・胎児の先天異常(神経管閉鎖障害)の予防
・胎児の成長を促す。

〈授乳期〉

母乳を通じて赤ちゃんに栄養を行き渡らせ、そこから葉酸を摂ることで、赤ちゃんの発育を促します。葉酸が不足すると、赤ちゃんの成長に遅れが生じてしまいます。

【カルシウム】

妊娠中は栄養面で気をつけなければいけませんが、特にカルシウムの摂取においては必要不可欠です!
カルシウムが不足すると、骨粗鬆症、糖尿病、不眠、ガンなど多くの病気になるリスクが高まります。

骨粗鬆症になる原因としては、母体にカルシウム自体が不足していると、母体の骨や歯から蓄積されたカルシウムが胎児へ運び込まれ、母体の骨がもろくなり骨折しやすくなってしまうからです。

糖尿病になる原因としては、インスリン分泌がスムーズにいかなくなるからです。

インスリンとカルシウムは密接に関係しています。インスリンはブドウ糖を消化し分解し、さらにエネルギーに変えていく働きがあります。

カルシウム不足になると、そのインスリン分泌が十分に機能せずに高血糖となり、糖尿病を併発してしまいます。

不眠になる原因としては、カルシウムには精神状態を鎮静させる効果があり、それが不足すると精神状態が鎮静されないからです。

ガンになる原因としては、カルシウムが不足する事で、副甲状腺ホルモンの分泌と免疫力の低下を促し、ガンに対するリスクを負うことになってしまうからです。


以上の事から、カルシウムは骨や歯を形成する栄養素であると共に、妊婦の体の健康を維持している重要な栄養素でもあると理解できます。

【鉄分】

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鉄分はレバー、ほうれん草などに多く含まれています。

鉄分は、血液中の赤血球に含まれているヘモグロビンをつくる材料となります。
ヘモグロビンは血液中の酸素を運ぶ働きをします。鉄分が不足すると、動悸、疲れやすい、めまいなどの症状が出てきます。

母体に元々ある鉄分も胎児に栄養をとられてしまうので、非妊娠時以上に鉄分を多めに摂取する事を意識したほうがよいでしょう。

【亜鉛】

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亜鉛は牡蠣などに多く含まれています。

亜鉛を体内に摂り入れる事で、細胞分裂を促し、皮膚・骨の発育を促したり免疫力を高めたりする効果が発揮されます。

亜鉛が不足すると、つわりの症状が出たり、体の免疫力が低下したり、胎児の成長を妨げてしまったり、と母体と胎児にとって悪い影響を及ぼしてしまいます。

このように、妊娠中に積極的に摂るべき栄養素が多くあります。その栄養素を、バランスよく配合している青汁を選びましょう。

1-2 妊娠中の便秘は青汁で改善される?

妊娠をすると、体調・体質が急激に変化し、それにより様々な悩みを抱えるようになります。ホルモンバランスの関係で便秘やむくみの症状が出てきます。

便秘解消法として、食物繊維を多く摂る事が挙げられています。食物繊維を摂取することで、腸内環境を整え便通を良くする働きがあります。

青汁には食物繊維が豊富に含まれています。

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青汁に食物繊維が7g含まれているとしたら、それはセロリ7本分に相当する量です。一度で多く食物繊維が摂取できますよね!

しかし、飲みすぎるとお腹を下す可能性もあるので、飲む量は適度に調整するようにしましょう。

1-3 つわりや妊娠中毒症が軽減されるの?

〈つわりの予防・軽減〉

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妊娠をすると、ホルモンバランスの関係でつわりの症状が出た時は、辛い思いをし、大変なものです。
個人差はありますが、中にはまともに食事・水分がとれないほど症状が重い方もいらっしゃいます。
それにより、栄養失調状態に陥ってしまい、点滴で栄養補給せざるを得ない状態になる方も少なくありません。

そんな栄養失調状態になるのを未然に防ぐために、栄養補給のために青汁を摂取することをおすすめします。

青汁は、妊娠中に必要とされる栄養素が豊富に含まれていて、手軽に摂取できます。

〈妊娠中毒症の予防・軽減・回避〉

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未だに医学的にはっきりとした原因は解明されていないようですが、妊娠中毒症の原因として考えられるうちの1つが、野菜不足だそうです。

そして、妊娠前にジャンクフード、コンビニ弁当ばかり食べるような乱れた食生活をしていた事が原因で妊娠中毒症を発症してしまう、というケースもあるそうです。

妊娠中毒症が発症してから、栄養補給として青汁を飲み続けた結果、症状が軽減し、特に体の不調も起きずに、無事自然分娩で出産された、という事例があります。

以上の事から、青汁は妊娠中毒症の予防・回避にも一役買っています。

さらに、青汁に含まれている亜鉛が、つわり・妊娠中毒症の予防につながると言われています。

2.多くの妊婦が青汁を飲む上で心配する点を解決!

妊娠をしてから栄養補給のために青汁を飲むことを検討されるとしたら、

「青汁に含まれている成分が果たして安全なのか?」
「妊娠中に必要な栄養素がきちんと摂れるのか?」

など、心配な点がいくつか出てきますよね。

そんな多くの妊婦が青汁を飲む上で心配する点を上げ、解説し、解決へと導けたらと思います!

2-1 青汁に含まれているカフェインは胎児に影響ないの?

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青汁の種類によっては、カフェインが含まれているものもあるので、要注意です。

多くの方はご存知だと思いますが、カフェインは出来る限り少量を摂取するなど、気を遣う必要があります。

カフェインの適正摂取量は、成人の方の場合、1日に300g程度の量に抑えるのが理想的です。
妊婦の場合、1日に150gの量までに抑えれば安心とされています。

カフェインは、興奮作用血管の拡張心拍数の増加の効果があり、気分をスッキリさせたり、眠気覚ましのために飲んでいる方も多くいらっしゃいます。

さらにカフェインは、利尿作用・脂肪分解によるデトックス効果もあるので、健康・美容効果を発揮します。

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なので、カフェインを適量に摂取する事で、上手に活用する事もできます。

逆に過剰摂取をすると、興奮しすぎたり、心臓に負担をかけてしまったりします。
摂取したカフェインは、母体の血液を通じて胎児へと直接伝わります。

内臓機能が未発達の胎児はカフェインを分解・排泄をしにくいです。

カフェインの過剰摂取により、最悪の場合は流産につながることもあると言われています。なので、妊娠中はカフェインの摂取は極力控えるよう意識する事が大切です。

青汁を購入する際は、必ず含まれている原料を確認し、出来るだけカフェインが含まれていない青汁を選ぶようにしましょう!

2-2 ビタミンAの過剰摂取にならないか?

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ビタミンAは、緑黄色野菜に含まれている植物性のもの(ベータカロテン)と、レバーやうなぎなどに含まれている動物性のもの(レチノール)があります。

動物性のビタミンA(レチノール)は、体内に蓄積・吸収されやすいので、過剰摂取するとよくないと言われています。

青汁に含まれているビタミンAは植物性の方(ベータカロテン)であり、それを必要以上に摂取しても自然に体外へと排出されるので、多少多めに摂ったからといって、特に問題はありません。

なので、青汁に含まれているビタミンAは妊婦の方や胎児には特に悪い影響はないので、安心下さいね。

2-3 妊娠中に必要とされる葉酸も摂れる?

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先ほど説明したように、葉酸の妊婦への効果としては、体の不調や病気を防いだり、子宮環境や体調を整えたりするので、安産への手助けとなってくれます。

なので、葉酸の効果は絶大なもので、妊娠前・妊娠初期・授乳期にわたって、摂るべき栄養素のうちの1つです。

だからといって、葉酸を多量摂取するのはかえって体によくありません。
葉酸を摂取しすぎると、発熱、かゆみ、蕁麻疹、呼吸障害などの症状が出る場合もあります。

厚生労働省により、葉酸の1日の適正摂取量が定められているので、それを頭に入れた上で、必ず摂取量を調整して飲むようにしましょう!

厚生労働省では、葉酸の1日の摂取量に関しては、妊婦は1日400ug妊婦ではない一般成人女性は1日240ugを推奨しています。

ちなみに、青汁は1杯につき約150ugの葉酸を摂取する事が可能です。青汁を1日2杯〜3杯飲んで頂けば、葉酸の適正摂取量に達する事ができます。

あくまでも青汁は、普段の食事だけでは補えない分の栄養素をバランスよく補うものです。

葉酸のみの摂取を目的としているのであれば、葉酸のサプリメントの方が葉酸の含有量が多いので、そちらを摂って頂くことをお勧めします。

次に、青汁の葉酸含有量をメーカー別に比較し、葉酸含有量が多い順にランクキング形式でまとめてみました。

【青汁の葉酸含有量ランキング(1杯(1包)につき)】

1位 : おいしい青汁新鮮搾り 250ug
2位: えがおの青汁満菜 234ug
3位: ステラの贅沢青汁 200ug
4位: 美力青汁healthy 104ug
5位: やわたのおいしい青汁 76ug
6位: 粉末青汁 74ug

最も葉酸の含有量が多いのが、「おいしい青汁新鮮搾り」でした!

ちなみに、以上の「青汁の葉酸含有量ランキング」に関しては、飲みやすさと安全性などを踏まえない形で、あくまでも葉酸の含有量のみのランキングとしています。

安全性・栄養バランスなどトータルで評価した上での「妊婦におすすめの青汁」は、後程公開します。

2-4 青汁を飲みすぎるとどうなるの?

青汁の原料となる大麦若葉には、食物繊維が多く含まれていて、便秘解消効果があります。

食物繊維は体調(腸)を整える効果がありますので、積極的に摂り入れる事は推奨されていますが、飲み過ぎると必要以上に食物繊維を摂取する事になってしまうので、腸が強く刺激されて下痢になる可能性があります。

それから、青汁にはカリウムが豊富に含まれてています。カリウムは妊娠中毒症の予防・高血圧の予防・夏バテの予防・筋肉の動きをよくする効果があります。

しかし、こちらも飲み過ぎるとカリウム中毒になってしまう危険性もあります。

どちらの栄養素も効果・効能としては抜群なので、摂取は重要とされていますが、摂りすぎないように注意が必要です。

3.妊婦でも安心して飲める青汁の選び方

「妊娠中の不足しがちな栄養を補うために青汁を飲もう!」と考えている妊婦の方は多いと思います。しかし、先ほど記述したように、青汁を飲む上で心配する点が多く出てきます。

では、どの青汁を選べばいいのか気になりますよね。

妊婦の方に安心して青汁を飲んで頂くために、正しい青汁の選び方をお伝えします!

3-1 妊婦の青汁選びの大切なポイント3つ

①国内産原料であること

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青汁の原料で使われている野菜で、中には中 国産のものがあったりします。

中国産の野菜には人体に有害な物質が含まれている場合が多く危険なので、中国産の野菜を原料で用いている青汁は出来るだけ避けましょう。青汁の原料原産地を必ず確認するようにして下さい。

②妊娠中に摂るべき栄養素がバランスよく含まれている事

青汁

妊娠中に摂るべき栄養素がきちんと配合されていなかったり、ある1つの成分だけ特化して配合されているが他の成分は少量しか配合されていない、という青汁もあります。

妊娠中に摂る必要がある栄養素がバランスよく含まれているか、パッケージに書かれている成分表示を必ず確認しましょう。

③飲みやすさ

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これから毎日継続して飲む事を考えると、自分にとってより飲みやすい青汁を選ぶべきだと考えます。そして、妊娠中は体質の変化で、特に味覚にデリケートになります。

飲んで、「飲みにくい」「不味い」と感じてしまったら、続かないどころか体が受けつけなかったり、吐き気を催したりします。

以上の事から、無理せずに飲み続けられる青汁を選びましょう。

さらに、料理に混ぜたり、スムージーにしたり、飲みやすくアレンジ・工夫して青汁を摂り入れていくのもおすすめです。

3-2 甘くて飲みやすい青汁は避けるべき!

Golden granulated, light muscovado and dark muscovado sugar

青汁の中には、飲みやすいように抹茶風味や紅茶風味にして甘い味をつけていたりするものがいくつかあります。

抹茶風味や紅茶風味の青汁には、大概カフェインが含まれています。飲み過ぎると、カフェインの摂り過ぎになり、母体と胎児に悪影響を及ぼしてしまうので、十分に注意が必要です。

味が甘い青汁は、清涼飲料水などに含まれている人工甘味料が配合されているものが多いです。

人工甘味料としては、スクラロースアルパルテームアセスルファムカリウムが挙げられます。

人工甘味料は体内に蓄積されてしまい、ガンのリスクが高まったりするので、人間の体には有害な物質で、発がん性物質となります。

さらに、飲みやすいからと言ってがぶがぶ飲めば、糖分過多で血糖値の上昇などを招き、高血圧や糖尿病、ガンなどの病気のリスクが高まります。

そして、妊娠中は体内に脂肪を蓄積しやすい状態になっているので、甘い青汁を過剰摂取すると、急激に体重が増加してしまうと考えられます。

以上の事から、飲みやすい甘い青汁は極力避けましょう!

しかし、甘く加工されていなくてかつ飲みやすい青汁を探すのはかなり難しいですよね。

大概の青汁には「初回お試しセット」があるので、それを試し、飲みやすいか判断をした上で青汁を選んでいきましょう。

3-3 「妊娠中はご使用をお控え下さい」という表記のある青汁

もし、青汁のパッケージに「妊娠中はご使用をお控え下さい」という明記があったら、妊娠中は出来る限りその青汁を飲まないようにしましょう。

しかし、うっかりその青汁を飲んでしまったからといって、必ずしも危険性がある・体に重大な影響が出る、というわけではないと思います。

メーカーが妊娠中に飲む事を勧めていない、という事なので、必ずそれに従うようにしましょう。

3-4 要確認!妊婦が飲んではいけない青汁メーカー3社

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人体に有害な中国産の原料を使用している青汁は避けましょう。

まず、その中国産原料を使用している青汁を挙げます。

・山本漢方製薬 大麦若葉粉末100%
・お茶村 神仙桑抹茶ゴールド
・ダイレクトテレショップ 青汁三昧

上記の三社の青汁は、なんと・・・中国産原料100%を使用していますので、妊娠中は極力選ばないのが無難です。

それから、「無農薬」と表記しているものもありますが、それに騙されてはいけません!
農薬指定されているものを使用していないので「無農薬」とうたっているだけで、実は農薬指定されていない薬剤を使用している場合があります!

中国産には、そのような青汁もあるのでご注意下さい。

「有機JAS」マークがついているものであれば、農薬・化学肥料・遺伝子組換え技術を使用していないなどの条件を満たしているので、比較的安心です。

3-5 妊婦におすすめの青汁のメーカーは?

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多くのメーカーの青汁の栄養素の含有量・安全性などを調査した結果をもとに、「妊婦におすすめの青汁」を挙げます。

まず、全て国産原料のみ使用している9社の青汁を挙げます。

・サンスターの健康道場 粉末青汁
・黄金比率ダイエット研究所 ママの青汁
・世田谷自然食品 乳酸菌が入った青汁
・やわた おいしい青汁
・アサヒ緑健 緑効青汁
・ヤクルト 青汁のめぐり
・マイケア ふるさと青汁
・ファンケル 本搾り青汁
・サントリー 極みの青汁

上記のメーカーの青汁を比較調査した結果、「サンスターの健康道場 粉末青汁」と「黄金比率ダイエット研究所 ママの青汁」がおすすめです!

この2社の青汁は、完全無添加国産野菜を原料としているからです。

さらに、この2社の青汁1杯分にて含まれる栄養素の量を比較してみます。

「サンスターの健康道場 粉末青汁」
葉酸 66.0ug
カルシウム 97.3mg
食物繊維 3.6g
鉄 0.77mg

「黄金比率ダイエット研究所 ママの青汁」
葉酸 20.3ug
カルシウム 100mg
食物繊維 1.14g
鉄 0.20mg

「サンスターの健康道場 粉末青汁」の方が、「黄金比率ダイエット研究所 ママの青汁」と比べて、鉄・葉酸・食物繊維の含有量が多く、バランスよく配合されていますね。

「サンスターの健康道場 粉末青汁」は国産野菜5種類のみから作られた青汁です。その5種類の国産野菜は、大麦若葉、明日葉、ケール、モロヘイヤ、ブロッコリーです。

野菜それぞれに含まれている栄養素・特徴は異なりますので、1種類だけとか少ない種類の野菜から作られた青汁よりも多くの種類から作られたサンスターの青汁の方が、格段に栄養バランスがいいと考えられます。

よって、一番妊婦におすすめする青汁は・・・

「サンスターの健康道場 粉末青汁」です!

 そして、おすすめするメリットは4つあります!

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・妊娠中に必要な栄養素(葉酸、鉄分、カルシウム、食物繊維など)が豊富にバランスよく含まれている。
・添加物一切不使用
・国産野菜のみ使用
・ノンカフェイン

厚生労働省の「健康日本21」が推奨する、日本人の1人あたりの野菜摂取量は350gです。
そして、1人平均73gが野菜不足だそうです。

なんと、「サンスターの健康道場 粉末青汁」は1杯で野菜100g分が摂取でき、手軽に野菜不足を補えるんです!

以上の事から、「サンスターの健康道場 粉末青汁」は、メリットが沢山あり、大変優れものである事がわかりますよね!

4.妊娠前・産後に青汁を飲む上で注意する事

妊娠中はもちろんの事、「妊娠前・産後も青汁を飲んで栄養管理していきたい。」とお考えの方も多いです。妊娠前・産後の時期でも安心して青汁を飲んで頂くために、注意点をお伝えします。

4-1 妊娠前から青汁を飲んでも問題ないの?

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予定があるようでしたら、妊娠前から青汁を飲むといいです。

青汁を飲むことで、子宮環境を整えたり、着床して受胎しやすくしたり、受胎後の発育がよくなったりして、メリットが沢山あります!

スムーズに妊娠するためにも、安産へ導くためにも、妊娠前から積極的に青汁を飲んで頂くことをおすすめします。

4-2 赤ちゃんに青汁を飲ませても大丈夫?

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完全無添加・国産野菜を原料で、ノンカフェインの青汁であれば、与えても問題ないです。

生後1か月前後の時期から与えても大丈夫で、1〜2CC程度の少量をなめさせる程度にして与えていくといいでしょう。

大きくなってきたら、徐々に量を増やしていき、少量をミルクに混ぜたり離乳食に混ぜたりして与えていくといいです。

早いうちから青汁の味を覚えさせておくのがポイントです。

「赤ちゃんだと、味がマズくて飲んでくれないのでは・・・?」と思いますよね。

しかし、生後1ヶ月くらいの赤ちゃんの時は、飲み物・食べ物の「おいしい、マズい」がわからないので、その頃から青汁の味を慣れさせておくと、大きくなってからも嫌がらずに飲んでくれます。

青汁を飲んでいる赤ちゃんは、風邪・病気の回復が早く、よく眠り、夜泣きの回数も少なく、いつも機嫌がよくてぐずる事も少ないそうです!

青汁は、赤ちゃんにとってもメリットだらけですね!もし自分が出産したら、赤ちゃんにも青汁を与えていこうと考えています。

4-3 授乳中の母親が青汁を飲んでも問題ないの?

母乳を通して、赤ちゃんに栄養が行きわたります。なので、母親が食べたものがダイレクトに赤ちゃんの食事となるわけです!

母乳は母親の血液から作られるので、授乳中はより食事管理・栄養管理に気を配る必要があります。

一汁一菜(和食)で、主食+主菜+野菜(350g/日)を基本にするのが理想的です。

食事管理・栄養管理をした上で青汁を摂り入れていくのが、ベストです。それにより、授乳問題も解決できるといわれています。

もし授乳中に栄養管理などに困るようでしたら、青汁を飲む事をおすすめします。

5.粉末タイプの青汁と錠剤タイプの青汁の違いは?どちらがいいか比較対決!

青汁には、粉末、錠剤、液状、液状の冷凍、顆粒、ゼリーなど、現在様々なタイプのものが出ています。

ドラッグストアや通信販売などで販売されていますが、ドラッグストアでよく見かけるのは、粉末タイプの青汁ですね。

今回、粉末タイプの青汁と錠剤タイプではどちらがよいのか、比較調査をしてみました!

5-1 飲みやすさ(粉末タイプの青汁VS錠剤タイプの青汁)

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粉末タイプの青汁<錠剤タイプの青汁

錠剤タイプの青汁の方が青汁独特の苦さや青臭さを感じないで、飲むことができます。

粉末タイプの青汁だと、青汁の味をダイレクトに味わってしまい、そこで青臭さや苦さを感じて、飲みにくいと感じてしまうと思います。

なので、錠剤タイプの青汁に比べると粉末タイプの青汁は、飲みやすさの点では劣ってしまいますね。

5-2 便利さ(粉末タイプの青汁VS錠剤タイプの青汁)

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粉末タイプの青汁<錠剤タイプの青汁

手軽に持ち運べるという便利さで比較すると、錠剤の方が勝っています。外出先でも飲みたくなった時は水さえあればすぐに飲めます。

粉末タイプの青汁は、飲んでいる時に青汁を飲んでいるのが見た目ですぐにわかってしまいそうですよね。飲んでるのを見られてしまうと、少し恥ずかしさがある人もいるかもしれません。

5-3 栄養価の高さ(粉末タイプの青汁VS錠剤タイプの青汁)

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粉末タイプの青汁>錠剤タイプの青汁

あるメーカの青汁で粉末タイプと錠剤タイプを比較してみました。

粉末タイプでも、製法より2種類に分かれます。
青汁を高熱処理してから乾燥させた顆粒錠タイプのものと、青汁を急速に冷凍してから乾燥させたフリーズドライタイプのものがあります。

青汁を高熱処理すると、ビタミン類が破壊されてしまうので、栄養価が減少してしまいます。なので、加熱処理をしていないフリーズドライタイプの青汁がおすすめです。

「低温乾燥」、「スプレードライ」と明記されていれば、加熱処理をしていなくて、栄養価が減少していないものなので、安心です。

錠剤の場合、粉末タイプ2包分(1日分)に含まれている栄養価・栄養含有量と同じくらいにとろうとすると、錠剤を1日30錠も摂取しなければなりません。

1日30錠って、現実的ではないですし、実際摂るのは厳しいですよね・・・

しかし、メーカーによっては粉末タイプ1日分と同じくらいの栄養価・栄養含有量が含まれている錠剤タイプのものもあるので、購入する前に栄養価・栄養素の含有量をしっかり確認しておきましょう。

5-4 ダイエット効果の高さ(粉末タイプの青汁VS錠剤タイプの青汁)

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粉末タイプの青汁>錠剤タイプの青汁

ダイエット食品ではないので、最初から即効でダイエット効果は現れないものです。

しかし、毎日継続して飲んでいく事で、体質改善されて基礎代謝が上がり、さらにお通じがよくなる事でデトックスされるので、ダイエット効果が期待できます。

栄養価の高さは、格段に粉末サプリの方が勝っているので、粉末サプリの方がダイエット効果が現れやすいと思われます。

5-5 吸収率の高さ(粉末タイプの青汁VS錠剤タイプの青汁)

粉末タイプの青汁>錠剤タイプの青汁

粉末は水や牛乳なとで溶かすので、飲むときにはすでに液体になっているので、その分胃での吸収は早くなります。

錠剤は、飲んでから溶けるまでに時間がかかるので、吸収する時間は遅くなります。

5-6 飲むのが面倒じゃない(粉末タイプの青汁VS錠剤タイプの青汁)

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粉末タイプの青汁<錠剤タイプ

錠剤は、水さえあれば外出先のどこでも手軽に飲む事が出来ます。コップがなくても、ペットボトルからでも手で水をすくう形でもすぐに飲めちゃいますよね。

粉末の場合は、水か牛乳に溶かして飲むので、コップと混ぜる用のスプーン、もしくはシェーカーを持参する必要があります。

毎回混ぜて作らなくてはいけないので、手間がかかり面倒だと感じる人も多いでしょう。

結論・・・

「結局どちらがいいのか?!」

という話になると、比較調査・比較対決の結果、粉末タイプの青汁が勝ち!となります。

栄養価・健康効果などの観点から見ると、粉末は錠剤に比べて格段に勝っています。便利さ・飲みやすさの面では錠剤の方が勝っています。

しかし、多くの方は健康・美容効果を目的として青汁を飲むので、それを考えると、粉末の青汁を飲む事をおすすめします。

まとめ

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いかがだったでしょうか?

妊娠前・妊娠中・産後にわたって青汁を上手に摂りいれていけば、絶大な健康・美容効果が発揮されます!

さらに、妊娠の方が青汁を安心して飲んで頂くには、「選び方」が最重要であるいう事が理解して頂けたと思います。

その選び方のポイントを抑える事も大事ですね。

しかし、青汁が体にいいからといって、青汁をがぶがぶ飲んだり、乱れた生活、不摂生をしている状態で「青汁を飲んでるから安心!」と思ってはいけません。

そのような状態で青汁を飲んでも十分な効果は発揮されないです。

そして、青汁はあくまでも栄養補助食品なので、普段から規則正しく栄養バランスのよい食事を摂る事を基本にした上で、青汁を摂り入れて頂く事がベストです。

自分の体は一生自分と付き合っていきますし、体が資本なので、体の健康で大きく人生が左右されるものだと思います。

特に女性は、妊娠・出産を期に大きく変わります。

青汁は、健康で充実した、幸せな生活を送る鍵となるでしょう!青汁がご自身のニーズに合うか、無理なく毎日続けられるか、などを考慮した上で青汁を選ぶとよいでしょう。