ニーハオ!
辣油先生です。
今回は初めて中国出張に行く時、
持って行った方がよい物と服装やカバンについてです。
それでは早速準備していきましょう。
【目次】
カバンは2つ用意
まず、飛行機に乗る場合荷物は
空港カウンターで預けるスーツケースなどの『手荷物』と
ビジネスバッグやリュックサック、小さめのスーツケースなど『機内持ち込み』の荷物に分けます。
荷物の大きさや重さを確認
手荷物として預けられるカバンの大きさや重さ、数量などは航空会社やエコノミークラスかビジネスクラスかによって違います。
下記リンク先から航空会社のホームページで確認しておきましょう。
私の場合、7日間~14日間なら
60~70Lサイズのスーツケース一つと大きめのリュックサック一つ。
14日間~30日間の場合は
スーツケースをもう一つ増やして二つ持って行ってました。
手荷物で預けたスーツケースは基本的に扱いが悪いと考えましょう。
カウンターで『割れ物注意のシール』を貼ってもらってもあまり扱いは変りません。
スーツケースはチャック式が投げられても壊れにくくおススメです。
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壊れやすい物やリチウム電池は機内持ち込み
仕事に使うパソコンやカメラ、タブレットなど投げられると困るようなものは機内持ち込み用のカバンに入れておきましょう。
どうしても、荷物がいっぱいでスーツケースに入れたいときは厳重に緩衝材などを使って投げられても壊れないようにしましょう。
電池の発火による荷室火災を防止する為、手荷物の中にリチウム電池があると、保安室に呼び出されてカバンを開け、抜き取らなければならなくなります。
恥ずかしいし手間です。
予めパソコンやカメラを手荷物に入れるときは電池を抜いて、機内持ち込み用カバンへ移しておきましょう。
また、液体は機内への持ち込みが制限されていますから、お土産に日本酒などを持っていきたい場合も同じくプチプチなど緩衝材を使って衝撃に備えましょう。
上海なら服装は日本と同じでOK
上海の緯度は鹿児島と同じぐらいの位置にあるのですが、気候は私が住んでいる大阪と大差を感じませんでした。
夏場も冬場も日本での服装と同じで問題ありません。
夏場は替えのシャツ、
冬場はフリースなどの防寒着を
予備として入れておくと便利です。
かさばる場合はジップロックに入れて空気を抜き、圧縮してカバンに入れると荷造りが楽です。
マスクは必要か?
ご存知の通り、PM2.5がそこら中に舞っています。
マスクである程度防ぐことは可能なので私はおススメします。
ただ、現地の人はマスクをほぼしていないので
マスクしている人=日本人です。
「PM2.5が有害なんて日本が中国の悪口を言ってるだけ」
という中国人の方もいらっしゃったので、時と場合に合わせるようにしましょう。
着替え以外に持っていきたい物
初めて中国出張に行く場合は着替え以外にも持っていった方が良いものがあります。
食べ物
7日間以上滞在する場合は食べ物を少し持って行っておきましょう。
本場の中華料理をおいしいと感じる人は少ないです。
極端に辛い物や日本人には感じられないうす味の料理が結構あります。
台州や温州といった少し南部の料理や台湾料理が出る場合は、まだマシですが
私は正直に言って上海料理で美味しいと感じたものはありません。
カバンに余裕がある場合はカップ麺や袋菓子。
余裕がない場合はインスタントみそ汁やスープ、チョコレートやカロリーメイトなど
ポットのお湯で調理できるものやそのまま食べられるものが良いです。
薬やサプリメント
出張で中国に行くと、
取引先から過剰な接待にあいますw
たくさんのお酒や料理を口に入れることになりますから
- 胃腸薬
- 下痢止め
- ウコンなどのサプリ
場合によって風邪薬などを持っておくと安心です。
衛生品
歯ブラシやヒゲ剃り、シャンプー、リンス、石鹸は
念の為持って行っておきましょう。
ホテルによって有料になっていたり、置いていない場合もありますし、
自分の肌に合わない可能性もあります。
あと、トイレに『ウォシュレット』なんてものがついているのは日本だけです。
トイレに流せるウェットティッシュが市販されていますので必要な人は持って行っておきましょう。
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通信機器
会社から携帯電話やその他通信機器を預かれる場合は問題ありませんが、自分の電話で日本と連絡を取れば当然国際電話料金になりますから、電話料金がハネ上がります。
また、ローミングといって中国の電話会社の電波を自動で設定して3G、LTEの電波を利用してインターネット接続することが可能ですが、これも後々のパケット代の請求が多額になることが多いです。
スマートフォンは何もしていなくてもインターネットで通信をしています。
なので、中国の飛行場に到着してまずやることは
スマートフォンの電源を入れたらすぐに通信設定を『wifiのみ』に制限することです。
i Phoneの場合は
設定→モバイルデータ通信→
モバイルデータ通信のスイッチをOFF(スイッチが緑色の状態はON)
で、できます。
取引先の社内wifiやホテルの各部屋ごとに設置されたwifiなら
ある程度信用して使っても大丈夫ですが
『Free wifi』はハッキングの心配も大きいので基本使わない方が良いです。
街中などでもwifiを使いたいときはレンタルwifiが便利です。
また、別記事で詳しく書きますが
中国はインターネットに政府が介入しているのでGoogleのサービスやFacebook、Twitter、LINEなどが利用できません。
中国出張の場合はVPN機能付きのレンタルwifiが最適です。
VPNを使えば中国政府の介入を受けることはありませんのでGoogle翻訳やLINE電話など自由に使用することが可能です。
私がいつも使っている下記の会社のレンタルwifiならVPNがつけられます。
また、レンタルWiFiの端末はすぐにバッテリーが切れてしまうので、携帯USB充電バッテリーを用意しておくのが良いです。
最近はプリペイドSIMを使う方も多いですが、SIMフリーの端末が必要ですし、設定がうまくいかず、インターネットに接続できない場合もあります。
また、中国国内の回線ですからGoogleやLINEは基本つかえません。
変圧器はほぼ不要
最近のパソコンACアダプターや携帯の充電器は対応電圧が100Vから240Vとなっているものが多く、中国の220Vでも使用できます。
ラベルに書いてありますので確認しておきましょう。
コンセントも一見、形が全然違うのですが、そのまま刺さります。
どうしても使いたい家電があれば変圧器が要るかもしれませんが、基本的には不要だと思います。
まとめ
- 手荷物(預ける荷物)は投げられるので、ファスナータイプの頑丈なスーツケースを用意。
- 壊れて困るようなものは機内持ち込み。
- リチウム電池は機内持ち込み。
- PCやカメラは機内持ち込みが基本。手荷物に入れる場合はバッテリーを外す。
- 服装は上海周辺なら基本的に日本と同じで大丈夫。
- マスクは一応持って行っておく。
- 石鹸や歯ブラシなど衛生品は持って行っておく。
- 暴飲、暴食に備えて薬やサプリを用意。
- 空港に着いたらスマホの設定をする。
- 通信機器はレンタルwifiでVPN付のものを借りる。
- 変圧器は不要。