ミュウは10歳である。
これを人間の年齢に換算すると56歳らしい。
シャケは2歳で、これを同じように人間の年齢に換算すると23歳ということになる。
33歳の年の差って大きいと思うが、ミュウとシャケを見ているとあまり年齢差を感じることがない。
ミュウは、シャケと一緒に生活するようになってから猫らしくなっていて、別の表現をするなら、活発になっているっていうのも年齢差を感じさせない要因のひとつかもしれない。
いつまでも若く元気でいてほしいと心から思っている。
翻って僕の年齢であるが、現在55歳なので、ミュウとほぼ同年代ってことになる。
この年齢って、世間的には、”おっさん”、なんなら”おじいさん”である。
しかし困ったことに、本人が自分のことを大人である、と思っていない。
大人としての自覚がないのである。
いつ大人になれるのか、僕自身まったくわからないのであるが、なんかなれないままのような気がする。
そうなると気の毒なのは僕の妻であり、ほんとに申し訳ないと思う。
死ぬまで18歳などと訳のわからないことを言っている見た目は完全なるおっさんと過ごすわけであるから。
とにかくミュウと同じように、少しでもいい感じを継続したいものである。
まぁ、現状がいい感じなのかどうかは置いておく。