超小型機が河川敷に墜落 1人死亡 山形 白鷹町
k10010969761_201705031930_201705031931.mp4
3日昼前、山形県白鷹町の最上川の河川敷に超小型機が墜落し、乗っていた1人が死亡しました。警察は亡くなった人の身元の確認を進めるとともに、墜落したときの状況を調べています。
3日午前11時半ごろ、山形県白鷹町を流れる最上川の河川敷に「超小型機が墜落した」と、近くにいた人から警察に通報がありました。
警察によりますと、墜落したのはヘリコプター型の超小型機と見られ、乗っていた1人の死亡が確認されたということです。
超小型機は墜落したあと炎上し、消防が消火に当たりましたが、河川敷の広い範囲で草などが焼けました。
墜落した場所から200メートルほど離れた畑で農作業をしていた男性は「変な音がしたので目をやると、上空30メートルほどで機体がバーンという音とともに爆発した。そして破片が散らばりながら河川敷に墜落して炎上した」と話していました。
警察によりますと、この直前に、現場の河川敷の対岸にある「しらたかエアロパーク」と呼ばれる小型機用の民間飛行場の敷地から超小型機が飛び立ったのを、近くにいた人が目撃していたということです。
この飛行場には岩手ナンバーの車1台が駐車してあるということで、警察は、この車に乗ってきた人が超小型機を操縦していたと見て、身元の確認を進めるとともに、墜落したときの状況を調べています。
警察によりますと、墜落したのはヘリコプター型の超小型機と見られ、乗っていた1人の死亡が確認されたということです。
超小型機は墜落したあと炎上し、消防が消火に当たりましたが、河川敷の広い範囲で草などが焼けました。
墜落した場所から200メートルほど離れた畑で農作業をしていた男性は「変な音がしたので目をやると、上空30メートルほどで機体がバーンという音とともに爆発した。そして破片が散らばりながら河川敷に墜落して炎上した」と話していました。
警察によりますと、この直前に、現場の河川敷の対岸にある「しらたかエアロパーク」と呼ばれる小型機用の民間飛行場の敷地から超小型機が飛び立ったのを、近くにいた人が目撃していたということです。
この飛行場には岩手ナンバーの車1台が駐車してあるということで、警察は、この車に乗ってきた人が超小型機を操縦していたと見て、身元の確認を進めるとともに、墜落したときの状況を調べています。
利用増の一方で事故も
国土交通省によりますと、今回墜落したのは、レジャー目的などで利用が増えている「ジャイロプレーン」と呼ばれる超小型の回転翼機です。
一般の航空機と違い、操縦にパイロットの資格はいりませんが、操縦技術などについて国から事前に許可をとる必要があります。
こうした超小型機による事故やトラブルは、おととし8月までの16年間に64件起きています。月別に見ると、5月が最も多く10件、次いで6月が9件などとなっています。
発生の要因は操縦ミスによるものが40件と最も多く、全体の半数以上を占めています。さらに、事故を起こしたケースの7割以上が飛行前に必要な許可をとっていなかったということで、国土交通省は、事故防止のため、必ず許可をとって飛行するよう呼びかけています。
一般の航空機と違い、操縦にパイロットの資格はいりませんが、操縦技術などについて国から事前に許可をとる必要があります。
こうした超小型機による事故やトラブルは、おととし8月までの16年間に64件起きています。月別に見ると、5月が最も多く10件、次いで6月が9件などとなっています。
発生の要因は操縦ミスによるものが40件と最も多く、全体の半数以上を占めています。さらに、事故を起こしたケースの7割以上が飛行前に必要な許可をとっていなかったということで、国土交通省は、事故防止のため、必ず許可をとって飛行するよう呼びかけています。