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 アフガニスタンの首都カブールで3日、北大西洋条約機構(NATO)軍の車両を狙ったとみられる爆発があり、アフガン内務省などによると、少なくとも通行人ら8人が死亡、NATO軍の隊員3人を含む約30人が負傷した。過激派組織「イスラム国」(IS)の支部が取材に犯行を認めた。

 地元テレビは、大破した車両の部品が路上に散乱する様子を映し、目撃者の話として、道路脇にいた年配の男が、車両が通りかかったところで自爆装置を起動させたと伝えた。NATO軍はアフガン治安部隊の後方支援のため、約1万3500人を駐留させている。

 現場近くの軍病院では3月にもIS戦闘員による襲撃で約50人が死亡した。(イスラマバード=乗京真知)