こんな使い方もあったんだね! pic.twitter.com/1Y79uthKqH
— わたぬき (@wtnk7772) 2016年10月11日
某大手銀行のシステム構築はいろいろ噂がでておりますが、以前、関係者から「サグラダ・ファミリアの完成には間に合わせたい」と自虐的に語られたことがあったり。でもサグラダ・ファミリアの完成予定は2026年なんですが、間に合うのか?
— ICHIRO SATOH (@ichiro_satoh) 2016年7月5日
神秘かつ壮大な銀行システム建造物、みずほ銀行の「桜田ファミリア」 http://t.co/jxEfdTckaG
— 全力2階建 (@kabumatome) 2014年2月27日
みずほ次期シスを桜田ファミリアと評したのはわしにも責任があるので、ちょっとサグラダファミリアに建設に何でこんなに時間がかかっているかというと、いろいろと理由がある。まず、そもそもサグラダファミリア(着工は1882年)に限らず、教会建築というのはとても時間がかかるものということ。
— (๑╹◡╹๑) (@tsuchie88) 2016年12月11日
一例をあげると、イギリスのカンタベリー大聖堂は124年、セントポール寺院の場合でも44年、ゴシック様式の大聖堂としては最大の、ドイツのケルン大聖堂の場合にはなんと632年もかかっている。というわけで、サグラダファミリアはあんま建設に時間がかかってない方ともいえる。
— (๑╹◡╹๑) (@tsuchie88) 2016年12月11日
ではそもそも、教会建築は何でこんなに建設に時間がかかるのか? 一つは資金の問題である。教会の建設は、主に信者からの浄財によって建設される(天国に行ける近道でもある)のだが、有力なスポンサーがなかったり、長期化する建設で資金が失われて資金不足によって中断することも多い。
— (๑╹◡╹๑) (@tsuchie88) 2016年12月11日
特にサグラダファミリアの場合は、有力な教会のバックアップがあったというわけでもなく、小さなコミュニティからの発案で建設されたところなので、資金集めで苦労しているというのもある。まぁ今はいろいろなところから寄付があるので、昔ほどは大変じゃないらしいけど(それでもたいへん)
— (๑╹◡╹๑) (@tsuchie88) 2016年12月11日
二つ目に、戦争などの社会情勢の影響。完成までに600年以上かかったケルン大聖堂の場合だと、戦乱や宗教改革などの影響で、建設が100年以上中断した時代もあったし、サグラダファミリアの場合でもスペイン内戦による中断と設計図や職人の散逸などの問題があった。
— (๑╹◡╹๑) (@tsuchie88) 2016年12月11日
もちろん、現代の技術をもってすれば建設は早くなってるともいえるのだけど、教会建築特有の彫刻や石工、ステンドグラスなどの装飾技術は、そもそも職人を育てるところからやらんといかんところもある。ただ、第二次世界大戦で破壊されたケルン大聖堂は10年で再建されてる。
— (๑╹◡╹๑) (@tsuchie88) 2016年12月11日
サグラダファミリア固有の問題というと、ガウディの設計に問題があるところもある。そもそも、この大聖堂は一般的なアーチと直線を多用した様式ではなく、複雑な曲線の組み合わせによって構成され、かなり装飾も凝ってる。
— (๑╹◡╹๑) (@tsuchie88) 2016年12月11日
伝統的な技術が使えないところに加えて、設計者のガウディが大まかなコンセプト図くらいしか残していないため、建設中に設計変更しながらやってるというところもある。あと、建設期間が長いので、既に作ったところを修理しながら作ってるというとこもある。
— (๑╹◡╹๑) (@tsuchie88) 2016年12月11日
あ、みずほの次期シスみたいですね。
— (๑╹◡╹๑) (@tsuchie88) 2016年12月11日
ファッ!?桜田ファミリア完成するの!?
— 青森県産ホタテ (@28forecasters) 2017年5月2日
みずほ、新システム夏完成へ - 2度の障害、統合後初統一https://t.co/xhNRJ83Djk
— 共同通信公式 (@kyodo_official) 2017年5月2日
次期システム完成(稼働するとは言ってない)
— (๑╹◡╹๑) (@tsuchie88) 2017年5月2日
難 航してた開発が完成する見込みが立ったんだからいいじゃないか、と思われるかもしれないけど、割とめんどくさくなるのはこれからなんですよね。「仕様書通 りにシステムは作りました」というのは、仕様書が実現したいシステムと等しい場合ならいいんだけど、実際と違ってたりすると大変なことになる。
— (๑╹◡╹๑) (@tsuchie88) 2017年5月3日
むしろ、開発の完了となると、これまでコーディングやテストで大量の人員が投入されてきたけど、完了に合わせて人ががくんと減らされる。減った段階で、移行準備を進めていくうちに問題が発覚すると、少ない人員でその対応を行わなくてはならなくなる。
— (๑╹◡╹๑) (@tsuchie88) 2017年5月3日
一方で、「開発は終わったからあとは稼働するだけ」という状態だから、稼働期限はスケジュールとして決まってしまってるから、少ない人員で新しく発生する問題を、限られた時間でつぶしにかからないといけなくなる。
— (๑╹◡╹๑) (@tsuchie88) 2017年5月3日
「デスマーチとは開発が終わってからが本番」とか言われたりするのはこれなんですよ。
— (๑╹◡╹๑) (@tsuchie88) 2017年5月3日
#こんなバベルの塔は嫌だ pic.twitter.com/hozPw1GdpR
— (๑╹◡╹๑) (@tsuchie88) 2017年4月19日
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