5月3日12時現在、FreeBooksが完全に閉鎖したようです。
今年に入ってから急激に知名度が上がり、著作権の問題や、サイバー攻撃を受けたなど話題に尽きないサイトでした。
今回はFreeBooksが閉鎖した理由について考察していきたいと思います。
FreeBooks側のお知らせ・障害情報から考察
上に向かって時間経過として、下のような情報がFreeBooks側からは公表されていました。
これを読む限り、4月30日時点ごろからサイバー攻撃か、閲覧数の増加によりサーバーが負荷に耐えられなくなったため表示できない状態が起こっていたようです。
5月1日22時の時点では 「突然の閉鎖は御座いませんのでご安心下さい」 との文言があったためこの時点での閉鎖の予定はなかったと考えられます。
5月1日の23時ごろにはこの不具合の原因をサーバーに対する攻撃と公言し、断続的に改善のためメンテナンスに当たっているようでした。
このサイバー攻撃についてはF5連打だと界隈では言われていましたが、その真相は不明です。
5月2日に一時復帰し、ビュワーの異常のみに被害を留めていたようです。
そして現在5月3日12時時点でFreeBooksは閉鎖となったようです。
サイバー攻撃とは
サイバー攻撃とはネットワークを対象に行われるテロリズムです。
日本においては、犯罪の様態としては電子計算機損壊等業務妨害罪、および共同正犯に抵触する可能性のある威力業務妨害(刑法犯罪)となっています。
その種類については次の7種類があるようです。
この中で今回どれが利用されたかはわかりませんが、断続的にまた大規模に行われた点を見ても複数の関係者がいると予想されます。
サイバー攻撃に関しては【Dos攻撃】FreeBooks(フリーブックス)から見るサイバー攻撃 にて詳しく解説しているので、そちらを参照してください。
以前から問題になっていた著作権の問題
著作権については 【FreeBooks】すべての漫画がタダで読める!?ユーザー急増中のサイトFreeBooks で述べたようにかなりグレーな部分があるものの巧みに回避して、確実に犯罪だとは言えない状況でした。
この立件が難しい状況の元、公的な圧力によりページが閉鎖に追い込まれたとは考えにくいのでやはり原因は有志のサイバー攻撃であると見て間違いないでしょう。
まとめ
今回のFreeBooks騒動、またこの閉鎖騒動を通して、モラルの問題が再認識されそうです。おそらくこのようなサイトはこれからも何度も出現すると思いますし、それを利用するかは今回と同じように個人判断にかかっているでしょう。
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