2017.05.03
どうも、おしょぶ~^^/です。
GW真っ只中ですね^^いかがお過ごしでしょうか。おしょぶ~は仕事です(ガク)
製薬会社の日本イーライリリーが、うつ病と診断され、現在は社会生活に復帰しているか・復帰に向けて準備をしている20~60代の男女に昨年の11月にインターネットを通じて質問をして計517人から回答を得た調査があります。
◆日本イーライリリー
グループの本体はアメリカ。イーライリリーは創業者の名前で、世界で初めてインスリンを製剤として実用化した会社で有名。日本進出は1965年、今の法人は1975年設立で本社は神戸です。
病気とともに生きる患者さんとご家族のみなさまの声に耳を傾ける中から、患者さんとご家族を支援するためのプログラムが生まれてきました。病気とともに生きるために必要なのは、画期的な医薬品だけではありません。病気・治療を理解するための情報、病気と向きあうための勇気、長い療養生活を続けていくための励み、周りの人々からの理解やサポート・・・。このような支援も病気に対する「こたえ」の一つだと、イーライリリーは考えています。
上記は会社HPからの引用ですが、患者や家族の意見によく耳を傾ける会社としても有名で、売り上げ規模は世界9位ですが、売り上げ対比での研究費はトップクラスの会社で世界初の薬を多く開発している事でもまた有名です。
意見の吸い上げ・現状把握のためなのか?上記のような調査にも積極的な会社の印象を筆者はもっています。
◆「頑張れば解決できる」と自己判断か?
※今回の調査の分析は、精神科医とNPO法人「地域精神保健福祉機構」が監修したそうです。
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「うつ病症状を感じてから受診までの期間」
- 2週間未満 11%
- 2週間~1か月未満 16%
- 1か月~3か月未満 25%
- 3か月~6か月未満 13%
- 6か月~1年未満 8%
- 1年以上 27%
う~ん。半年以上と言うのもそうなんですが、1年以上我慢している人が27%もいるんですね。
※下記は受診までに半年以上かかった人のみに聞いた質問です。
「受診までに半年以上かかった理由」(複数回答)
- 頑張りや気の持ちようと思った 46%
- 性格の問題と思った 35%
- 疲労が原因で少し休めば解決すると思った 32%
- 受診に抵抗があった 28%
わかるな~。おしょぶ~ももし「あれ?ひょっとして鬱?」と思う瞬間があっても、結局上記のように考えるだろうな。ホント!よくわかります。
でも、それじゃダメなんだって^^;
◆うつ病に対する理解不足が受診を遅らせる
※自分がうつ病と診断される前の病気に対する認識を聞いています(複数回答)
「自分がうつ病になるとは思っていなかった」方が60%で、うつ病の症状としては「気分の落ち込み・眠れない・食べられない」は多くの方72%が認識出来ていましたが「だるい・重い・さまざまなところが痛い」をうつの症状であると理解していた方は50%しかいませんでした。
だるい。重い・痛いは様々な病気の合図ですが、半分の人はうつ病の可能性は考えなかったって事ですね。まぁ確かに分析どおり知識としてもっていれば、受診が早めになる可能性はありますね。
◆うつ病である事を周囲に伝えたか?
- 配偶者にも伝えなかった 11%
- 親に伝えなかった 31%
- 職場に人に伝えなかった 43%
うん。わかりますよ!やっぱりどう思われるかな?と気になりますよね。
その証拠に、伝えた後の周囲の人の行動で回復に役立った行動は、配偶者・友人・職場の人でいずれも「普段どうりに接してくれた」がトップなんです。
逆に言えば周りは、ただ普段どおり接するだけで助けてあげれるんだから、変な偏見は捨てて普段どうりで行きましょうね^^
◆GWを良い機会にしてもらいたい
長々と書いちゃいましたが、今回言いたい事はここです(笑)
これを読んで頂いて、自分の心が疲れている可能性について向き合ってみて下さい。
もし、ひょっとして…なんて思ったら、初めから精神科は敷居が高いでしょうから、心療内科の先生に相談してみて下さい。
やっぱり、病気ですから早ければ早いほど良いみたいですよ!
じゃ、またね^^/