2017-05-03
■美女と野獣を見た。 そしてこれは、ITベンチャー社長と無垢なインテリ少女の物語だと勝手に思った 
エマ・ワトソンである。
エマは美しすぎる。
ハリー・ポッターのハーマイオニー役として注目を集め、美しすぎる生命体として君臨していた。
そして美女と野獣である。
思えばエマももう27歳。
清水総研による調査レポートでは、27歳からが女性の一番輝く時だとされている(根拠不明)。
つまり、もともと絶世の美少女だったエマが、ついにいいオンナ基準を満たして満を持して演じる、美女こと変人だが魅力的なベルと、最後まで名前を呼ばれることのない「野獣」の物語である。
ところが僕は基本的にこんなハートウォーミーな軟弱者のストーリィには興味がなかったため、アニメ版は見たことがなかった。いや、もしかするとなにかの事故で一度くらいはあったかもしれないが、あまり深く考えたことがなかった。
しかしどうだろう。
エマが出てるとなれば俄然興味が湧いてくる。
まず、27歳のエマが見たい。
あと、3Dでエマが見たい。
見たい。ミタイヨー!!!と勝手に悶々していたのだが、僕も健全な青年である(だれだ今心のなかで中年だろといったやつは)。一人でディズニー映画を見に行く度胸は持ち合わせていない。
悶々している内に時は過ぎ、IMAXの上映が終わってしまった。OMG!ああ、エマ、いいよじゃあ、ブルーレイになるまで待つよ・・・
思っていたがやはり見たい。あと、連休にやることがAI弄りだけというのも悲しすぎる。give me リゾート!
しかたないの「私もっかい見てもいい」と言う人がいたのでつきあってもらうことにした。
そして見た。
以下ネタバレ多少あるかも?
さて、本作ではチョーシにのった王子が魔法にかけられて真実の愛を探すのである。
美しいものだけを集め、美女と舞夜踊り狂っていた王子が、魔女に魔法をかけられ、野獣の姿に変えられてしまい、家来たちは家具になってしまう。
これだけでもめちゃくちゃおもしろいが、王子のコミュ障ぶりは半端ない。
めちゃくちゃなことを言ってベルに徹底的に嫌われては、家具になった家臣たちが「ほんとはそこまで悪い人じゃないのよ」とフォローする。
あれ、なんかこの光景みたことあるな。
あ、あれだ。ベンチャーの社長だ。
金だけはあるが、暴飲暴食が祟ってすげえデブのブサメンになってしまった元イケメン。デブでもいいのよ金があればと群がってきた美女たち。が、腹たってちゃぶ台返し。おととい来やがれ。ああ、社長だ。社長だな。おれはそう思うことにした。そのほうが感情移入しやすいし。
「どうせおれみたいなブタメンは美女に相手にされるわけないブー」
そんな感じでイジケて見せた野獣。
まさに野獣。
それでいて、ベルのピンチには駆けつける。
でも、基本的には「待ち」の姿勢を崩さない。
意外とインテリの野獣。
おれが最高にダサいと思ったのは、「いつの日か僕の愛を受け入れてもらえるだろうか」という台詞で、「そんなこと言うなら、もっと目を見て愛してると言え!!」と思ったのだが、これがいいのか?シェイクスピア的なレトリックなのか?よくわからない。
んで、ずっとウジウジしてるからベルの前ではほとんど役に立たない。そしてガストンがマジでクズ。
がさつなガストンとの対比によって野獣の繊細さが際立つ。
だけどガストンだって繊細な部分あったかもしれないのにね。まあ死んだ時はスカッとしたけど。
ただ、野獣の魔法が解けて単なるイケメンになったとき、「誰?」と思ってしまった。
ベルは、いいのか
まあベルは外見にとらわれず真実の愛を見つけた、というんだからいいのかもしれないが
普通だったら、あそこからもうひと波乱あるはずだぞ。
「待って、あなた誰?」
「誰って・・・僕はあの、野獣だよ」
「あなたはどうみても金髪イケメンであって私が愛したあの人とは違うわ」
「僕だってば」
「待って。あまりにも見た目が違うから混乱してるのよ」
「あんなに熱いキスと抱擁をしたじゃないか」
「あれはなんていうか・・・勢い?」
「勢い!」
「とにかくもう少し冷静に考えさせて」
人間の認知能力の中でも、視覚的能力は相当重要だ。
見た目が良いとか悪いとか以前に、「こういうものを好きになった」と一度プログラミングされると、なかなか変更が難しいのである。
たとえば自分の彼女が整形して、美人になったとして、果たしてそれを今までと変わらず好きで居続けることができるかどうかは難しい。
それくらい、人は認知に強い影響を受けるのである。
しかしエマは良かった。3Dでみたかった。とりあえずブルーレイは絶対買うぞと思ってサントラは買った。
まあとにかく、チョーシにのった小金持ちの中小企業経営社が、チョーシに乗りすぎて罰を受けるストーリィであり、中小企業経営をされている方々には大変感情移入しやすいものとなっております。
まあリチプア的というか
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