伊藤忠商事が2日発表した2017年3月期決算は、純利益が前の期比47%増の3522億円となり、最高益となった。前の期に初めて奪取した総合商社トップの座は再び三菱商事に明け渡すが、三井物産を上回り業界2位は死守する見通しだ。成長のけん引役が「お家芸」ともいえる食料部門の躍進で全体の2割を稼ぐ。果物事業ドールがV字回復し、ファミリーマート事業も寄与。「かけふ」(稼ぐ・削る・防ぐ)を合言葉に、経営改革…
伊藤忠商事が2日発表した2017年3月期決算は、純利益が前の期比47%増の3522億円となり、最高益となった。前の期に初めて奪取した総合商社トップの座は再び三菱商事に明け渡すが、三井物産を上回り業界2位は死守する見通しだ。成長のけん引役が「お家芸」ともいえる食料部門の躍進で全体の2割を稼ぐ。果物事業ドールがV字回復し、ファミリーマート事業も寄与。「かけふ」(稼ぐ・削る・防ぐ)を合言葉に、経営改革…
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