こんにちは、譲治です!(^^)!
今回はセンター試験の現代文のお話。
センター試験について
「センター試験は簡単だ!」という人がいると思います。
東大、京大、医学部など偏差値の高い所に受かる人は9割以上を取ることが珍しくありません。勉強さえすれば自分も9割超えると考えている人も多いと思います。
ですが、なめていると痛い目に会います。
問題は国語、特に現代文ですね。僕自身、国語は対策しにくく正直苦手でした。
中学と高校では、言葉遣い、使用語彙、概念・理論など、レベルが全然違います。高校国語は感覚では解けません。
国語は勉強しても成績が伸びにくい科目ですが、勉強しなかったらセンターで失敗する可能性も高いです。
失敗しないためには、文章に触れる機会をたくさん設けましょう。ただし教科書や小説をたくさん読め、ということではありません。
国語の教科書は唯の読み物だと思うので、入試問題、模擬試験の問題などの試験形式でトレーニングしましょう。
高校の現代文にはテーマがあって、それぞれ定説めいたものがあります。ですから、テーマごとの問題演習が有効です。
高校現代文について軽くまとめました。ここで、皆さんに実用的なアドバイスを四つ提案したいと思います。
センター現代文のためのアドバイス
①本文の意味を頭に残すことを意識して早く読む
問題への取り組み方ですが、理解が伴わなくてもいいので一度文章をザーッと読み飛ばします。この際、本文の意味を何となくでもいいから頭に残しておきます。
そしてもう一度最初に戻り、設問と合致している部分を読んで答えます。
パラグラフリーディングでもいいでしょう。段落ごとに線で区切って意味段落の境目やその段落の役割を読み取りながら読む方法です。
いずれにせよ、理解より眼球を早く動かすイメージです。プレッシャーをかけて一問を一気に読み切る練習をします。一語一語認識するのではなく、まとまりで認識しましょう。
やり方は人それぞれだと思うのですが、僕にとって一番最悪なパターンは、じっくり読んだのにも関わらずたいして理解ができない場合でした。悪循環ですよね。
②本文に根拠を求める
センター試験は全国で50万人が受ける試験です。
問題作成者は非常に神経質になって問題を作ります。もし不備があったらクレームが入ってしまいますからね。
ゆえにたとえ現代文であろうと、必ず本文に根拠があるのです。そうすれば、やることは明確です。本文からその部分を見つければよいのです。
先に選択肢を見てはいけません。
拾った根拠をもとに自分なりに10秒くらいでまとめてみてください。
そうすることで誤選択肢を一瞬で切れるようになります。結果、早く解けるようになるでしょう。
③傍線部、選択肢は徹底的に分解
センター国語は、システマチックに解くことも可能です。
設問で問題文中の傍線部の意味を聞かれているとしましょう。そうすれば正解の選択肢は単に傍線部を言い換えているだけになりますよね?
まず選択肢を主語や述語など、部分ごとに区切ります。そしてそれぞれ傍線部に該当する箇所を調べましょう。
(上でも書いた通り、先に問題文を読みます。選択肢を先に見る必要はありません。)
最後に傍線部がそのまま、もしくは言い換えられて答えの選択肢に入っているかチェックします。
一連の流れは「選択肢を分解、傍線部の各部分と比較検討」です。
注意しておきたいのは、本文に書いていないことを含む選択肢は、他の部分がどんなに美しくても正解にはならないことです。
選択肢でそれらしいことが書いてあり、なんとなく正解のような気がしても、根拠がないならば誤った選択肢です。
※すべての問題の傍線部が言い換え可能とは限らないので、臨機応変に対処しましょう。
④拾った根拠を論理的にまとめる。
根拠をまとめさえすれば、正解となる選択肢を選ぶことが可能できます。
これは記述式の解答を作る際にも重要です。
拾った根拠を何となくつなげるだけではいい点は取れません。まず、字数制限よりも少し多めに解答を作って、余分な部分を削って解答を作ります。
最後に
実は僕、あの有名な林修先生の授業をオンラインで受けたことがあるんですよ。東進ってお試しで授業を受けることができるんです。
医学部志望だと、現代文が必要となるのはセンター試験だけ。でも、どうしてもあの有名な「今でしょ先生」の授業が受けたかった。
ということで無理を言って文系用の講座を受けさせてもらいました。
今回の記事はだいたい林先生に教えてもらったことを言い換えているだけです。受け売り的な感じ。。
東進の感想は、別の機会に詳しく書こうと思うので今回はここで失礼します。
以上です、ありがとうございました!