読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

俺、まちがってねぇよな?

バンドマン情報メディア!もっと充実したバンド活動のために

 

アマチュアバンドでもスポンサーから資金提供を受けられる!その方法と考え方

どうも、星川(Soh_RundabanSP)です。

 

この度、ぼくのやっているロックバンド「ヘイシーズ」のスポンサーが決まり、資金提供を受けられることになりました~!

いや~、めでたいめでたい。

 

ぼくらヘイシーズはメジャーレーベルはおろか、インディーズレーベルにも所属していません。

定義的にはアマチュアバンドに属すると思います。

そんなぼくらが如何にしてバンド活動資金を外部の企業さんからひっぱってくることができたのか!?

 

今日はそんな話をしてみたいと思います。

 

スポンサーは”音楽専門"の名刺を作ってくれるこの会社!

まずスポンサーさんを紹介すると、こんな会社です。

ミュージシャンのためのミュージシャン専用名刺を簡単につくれるサービス!

f:id:sohhoshikawa:20170502150016p:plain

 

「G minor 7」という会社です。

名刺って作ろうとすると意外と大変ですよね…。

そもそもデザインするにはイラレとかフォトショのスキルとかデザインセンスが必要だし。

 

G minor 7ではテンプレートを選んで、名前や肩書、SNSの情報などを入力していくだけでデザインが完成します。

ものの5分で発注できて、このスピード感が魅力のサービスです。

このブログの読者さんにはミュージシャンが多いですし、気になっている方も多いと思うでぜひ一度サイトを見てみてください。

[G m7 ミュージシャン専用名刺注文サイ」の公式サイトを見てみる

 

で、この事業なんですけどロックバンドのスポンサーとしてはめちゃくちゃ親和性高くないですか?

特にこの「俺、まちがってねぇよな?」はミュージシャン/バンドマン向けの情報を日々発信していて、とりわけ独立的に活動する方にむけて書いています。

サービスやメッセージを届けたい相手がピッタリ合うんですよね。

正直、これほど相性の良いスポンサーさんに出会えたのはラッキーでした。

 

では、具体的にぼくらアマチュアバンドがスポンサーと契約したその方法と考え方をご説明します。

 

実際、な~んも難しいことありません。

 

①バンド活動は「メディア」と捉えよ!

スポンサーを獲得する方法ってシンプルです。

 

要はスポンサー側はぼくらに資金提供をする代わりに事業の宣伝をしたいのです。

 

つまりぼくらに「広告価値」があれば良い。

考えてみると、バンド活動には広告価値になり得るものがいっぱいあります。

 

例えば、今回のぼくらの場合だと「g minor 7」さんにこんな広告を提供しました。

  • メンバーブログ(俺、まちがってねぇよな?)にバナー広告掲載
  • バンドのホームページにバナー広告掲載
  • メンバーツイッターで週に1回PRツイート
  • 毎月フライヤーを配布(表ヘイシーズ・裏Gm7さん)

 

これによりぼくらは毎月、

  • 25000円の資金提供
  • フライヤー500部

の支援を受けられることになりました。

 

他にも広告価値が発生しそうなものっていっぱりあります。

YouTubeのチャンネル登録者数が多いバンドなら、直接スポンサーを紹介する動画を作っても良いでしょう。

有名YouTuberの常套手段ですね。

似た例だと、仙台の「株式会社激短ニホンジンプロジェクト」さんなんかは企業から依頼をうけてテーマソングを作ったりしているようです。

 関連記事:会社員ミュージシャンが8000人をライブ動員!「株式会社劇団ニホンジンプロジェクト」がおもしろい! 

 

ライブ動員がたくさんあるバンドなら、ライブイベント名の冠にスポンサー名をつけた上で、転換中にCMを流すとか。

コレはスポーツの世界でよく見られますよね。

「TOYOTA presents クラブワールドカップ」とか。

 

コレつまりバンド活動をメディアと捉えるということです。

メディアとはすっごいざっくり言えば「人が集まる場所」

人が集まる場所には必ず広告価値があるのです。

渋谷のスクランブル交差点から見える大看板が何千万円もするのはソコに人がたくさん集まるからですよね?

原理としては何も難しいことはありません。

 

ネット上に限らず色んな場所がメディアになり得ます。

ぜひ一度自分たちの音楽活動をそんな視点で振り返ってみてください。

 

②数字を記録せよ!

で、メディアらしきものを作ったとしてもそれだけだとスポンサーを獲得するのは難しいです。

具体的に数字を記録して公表しましょう。

 

例えば、ぼくらは

  • メンバーブログ月間約20万PV
  • バンドホームページ月間約800PV
  • ツイッターフォロワー合計約4500
  • フライヤー500部配布

など数字を挙げてスポンサーを募集しました。

そりゃ、ある程度広告効果が見込めないモノにお金は出せませんよね(笑)

 

アクセス数・フォロワー数・ライブ動員数などしっかり証拠なる数字を記録しておきましょう。

 

ちょっとヤラシイ感じがするかもしれませんが、数字はそのまま信頼になります。

特に肩書に恵まれていない人にとっては、大人を納得させる唯一の武器になり得るものです。

 

「は~!?そんなブログにアクセス数ないし、フォロワーいないし!」と思ったバンドマンのみなさん、おもしろいのが数字というのは高ければ良いってわけではないんです。

突然ですが、ぼくブランキージェットシティが好きなんですよ。

例えば、ブランキーとTRFだったらどっちの広告価値が高いと思いますか?

普通に考えたらそりゃTRFって思いますよね?

 

しか~し、もしあなたが革ジャンとかバイクとか不良アイテムを売りたいならどうでしょうか?

 

絶対ブランキーのスポンサーになった方が良いですよね(笑)

このように広告価値とはスポンサードする企業によって変わるのです。

 

だから漠然と「人気ないからなぁ…」と考えるのではなく、例えば高円寺のライブハウスばかり出るバンドだったら、高円寺の居酒屋さんにとっては広告価値があるでしょう。

ぼくらと同じ様にバンドとスポンサーの合同フライヤーを作って、毎月1000部くらい配るという広告商品をつくったらスポンサーになってくれるお店があるかもしれません。

 

③まずは旗を立て、声をあげろ!

メディアを作って数字が記録できたら、とにもかくにもスポンサー募集しちゃいましょうよ!

バンドのホームページに募集要項のベージを作ります。

足を使って営業しても良いと思います。

 

とにかく旗を立てて声をあげることが一番重要です。

 

今回もぼくがやったことと言えば、ホームページに募集ページを作っただけです。

しかし、その行動の差がめちゃくちゃ大きいわけです。

 

正直にいって広告費の相場とかぼくは未だに全然わかってないですよ。

多分、スポンサーさんにとってはめっちゃオトクな値段設定になってると思いますが(笑)

 

でも、それで良いと思います。

相場観とは経験値でしか導けないと思うからです。

だからまず声をあげてみる。

反応がなかったらまた考えたら良いじゃないですか。

言うだけタダ!

「どうせ…」なんて思ってたら一生無理ですからね!

 

「キミの音楽に惚れた!」というウルトラCもある!?

最後に夢のあることを言うと、こと音楽など芸術活動においては「君の音楽が気に入ったからお金を出したい!」というウルトラCもあります。

まぁ、それはスポンサーじゃなくてパトロンですが(笑)

 

音楽が素晴らしければ決してありえない話じゃないと思うのですね。

でもそういったチャンスを得られるかどうかもやっぱり、旗を立てて声を上げた人だけです。

 

とは言え、お金だけ貰うってなんか気を使うなぁ…。

スポンサーも奥さんとかに「あんな売れないバンドに熱上げて!」と怒られたら可哀想です(笑)

それは冗談としても、ちゃんと資金提供してくれる側に具体的なメリットを提示するのが健全だと思うのですよ。

お互いにメリットがあれば漠然とお金を貰うよりも健全な関係が築けると思います。

 

応援したい人に気持ちよく応援してもらう方法を考える、それってとても大切なことだと思うんですね。

ある意味でお金をもらうという行為はそれだけ重い行為だと思います。

 

なぜぼくはスポンサーを獲得したのか?

なぜぼくがこんなに必死こいてスポンサー獲得に奔走したのかを最後にお伝えしたいと思います。

 

それは「メンバーの生活を守り、バンドを継続させていくため」です。

 

生活とは端的に言えば「お金」です。

ご存知の通り、バンド活動とはお金がかかるものです。

極稀にバンド活動に熱をあげすぎた結果、自分と周りを不幸にしてしまう人がいます。

 

ぼくはそんな不幸なバンド活動を世の中から一掃したい。

 

だからお金について必死に考えます。

メンバーやその家族が幸せになれるように「お金」の問題は解決したいのです。

 

ぼくらヘイシーズはメンバーそれぞれ毎月1万円を持ち出して活動しています。

今回、2万5千円の支援を受けれることで場合によっては持ち出しが必要なくなるかもしれません。

そうなればメンバーは自分の生活の改善や未来への投資のためにその1万円を使うこともできるんです。

 

そしてそれでいて、バンドを辞める必要もない。

だってバンド活動資金はスポンサーが提供してくるのだから。

コレつまりバンドの「持続可能性」が上がったということだと思うんです。

 

なんか綺麗事に聞こえそうですが「メンバー」というのは、ぼく自身でもあるわけですね。

あけすけなく自分を大切にする行為です。

 

でも、一方でこうやって活動をシェアするのは、お金によってバンド活動がストップするバンドを1つでも減らしたいから。

ささやかな情報だけど、みんなの音楽活動に参考になったら嬉しいです。

スポンサーゲットしてパワフルなバンド活動しちゃって下さい!

 

 

 

 

それでは!

 

 

 

 

ところで俺、まちがってねぇよな?