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【佐賀】御船山楽園の花まつりもいよいよ後半。主役の20万本のカラフルなつつじに1.5mの大藤【GW】

春の佐賀・春の武雄温泉といえば、御船山楽園
標高210mの御船山断崖下に広がる池泉回遊式庭園で、江戸時代の1845年開園。武雄鍋島家・鍋島茂義公が自ら設計したという。15万坪に及ぶ庭園が花で埋め尽くされるのが、春の「花まつり」だ。

一か所に座り込んでみる花見宴会の桜ではなく、ゆるやかな起伏のある池の周りを散策しながらなので、花のさまざまな表情を楽しむことができる。

桜のライトアップは九州最大、幻想的な光景がHPにはドローンを使用した動画でアップされている。鳥の目線で移り行く、夢のような桜の世界は、見そこねた人はもちろん、見に行けた人も必見だ。

http://www.mifuneyamarakuen.jp/
動画がアップされている御船山楽園のHP

御船山楽園は国登録記念物にも指定されており、ソメイヨシノの後も、大島桜、八重桜などの桜が日に日に鮮やかさを増す新緑を従えて次々と花開いていく。




172年の歴史を持つツツジは20万本!GWに見ごろ

そして桜の終盤と重なるように、咲き始めるのが、172年の歴史を持つ、花まつりの主役・つつじ。
御船山断崖下のつつじ谷から20万本が庭園内を彩る。

色合いも濃いピンクや紅色、白に朱色などさまざま。
御船山楽園のつつじは、丸く刈揃えられているので、その様子はすり鉢状の地形にカラフルな毛糸玉がたくさん集まったようで、大変愛らしい。

つつじ谷には久留米ツツジ、花見台からは高さ3mにも及ぶ大きな平戸つつじが見事だ。
最盛期には新緑の春もみじとの補色で目が覚めるような鮮やかさだ。

御船山楽園のつつじは例年ゴールデンウィーク頃に一番の見ごろを迎える。

同じ頃に樹齢170年の大藤も見頃に。その花房は年により1.5mにも及ぶという。九州の強い日差しを遮りながら白と紫の涼し気な花を楽しませてくれる。

園内では江戸時代の造園時に武雄鍋島家の別邸として建てられた萩野尾茶屋を特別公開。
縁側で粉茶と串団子のセットなどを楽しみながら古の殿様が見たのと同じ風景を堪能することができる、いや、殿様が見ていたより一層立派に育ってさらに素晴らしいものとなっているかもしれない。

夜には御船山観光ホテル・御宿竹林亭の宿泊客限定で楽しめる茶屋バーも営業する。

御船山楽園の花まつり

2017年3月17日~5月7日
http://www.mifuneyamarakuen.jp/
佐賀県武雄市武雄町武雄4100
TEL 0954-23-3131

営業時間
8:00~22:00(ライトアップは18:30~)
入園料
4/14まで 大人600円 子供250円
4/15~5/7 大人700円 子供300円