2×6でも6×2でも答えはいっしょだから式はどちらでもいいのでは?

否です。

式には意味があります。論議があるのは事実ですが小学生には混乱がおこるだけです。

また、式を間違わないように意味を考えることは、

  • 「考える子」が育ちます。
  • 単位が大事にできます⇒高学年の力につながります。

 

かけ算の式の意味①

「たこやきを、2こずつ6まいのおさらにのせました。たこやきはぜんぶでいくついりますか」

一皿に2こ  2×6

「おさらが2まいあります。それぞれに6こずつたこやきをのせました。たこやきはぜんぶでいくついりますか」

一皿に6こ  6×2

 

つまり、数字が出た順番には関係なく、『一皿にいくつ』が先に来るのです、これが約束です。

 

問題文のなかから単位量をみつけるのです。それを先に書くのが約束です

では、「下図のような○のかずいくつ」

と、問われたらどうでしょう。

と、考えられます。だから式としてはどちらでもいいことになります。

どう考えたかを説明できればですが。

かけ算の意味にはまだあります

何倍と面積など長さからうまれる量です。 またあした!