三昧の意味、僕はさんまいざんまい
「きみきみ、さっきからぼぉ〜っとしているな」
「ええ。そうなんですよ。やる気が起きないんです」
「どうしたんだ?」
「あ~、何もしないうちに今年も既に3分の1が過ぎてしまった。僕はいったい何をしていたんだろう、とやるせない気持ちになって・・・・・・」
「センチだなあ、君は。はっはっはっ。俺はそんなことを考えている余裕もなく、仕事三昧だったぞ」
「出張に打ち合わせに、近頃は忙しかったなあ。出張三昧、会議三昧」
「その三昧って、どう使えば良いのですか?」
「三昧は、もともとは「さんまい」と読んで、雑念を捨てて精神集中が深まりきった状態のことだそうです」
「三昧の前に言葉がついて「〇〇三昧」の時は、「さ」に濁点がついて「ざんまい」と読み、①物事に熱中してトコトン続ける、②とにかくそれをしたがる、の意味になるんですよ」
「君はさんまいじゃなく、散漫(さんまん)になってるな。一字違うだけで、どえらい違いだ。いったい君は何の三昧がいいんだ?」
「睡眠三昧」
「温泉三昧」
「グルメ三昧」
「買い物三昧」
「おっ、それはもう一つの三昧の意味ですね。心のままにするという意味です」
三昧
①三昧(さんまい)・・・雑念を捨てて集中し動揺しないこと
②〇〇三昧(ざんまい)
・・・それをしたがること(刃物三昧など)
・・・物事に熱中すること(読書三昧など)
・・・心のままにすること(贅沢三昧など)
「毎日朝寝坊して、温泉につかり、食べたいものは何でも食べて、欲しいものは何でも買う。君のは贅沢な生活だなあ。そんな思うまま三昧な生活をやってみたいなあ」
「そういえば、作者はブログ三昧だそうだ。さんまいざんまい。心を静めて集中し、ブログに没頭する三昧を目指しているそうですよ」
「そういうわけで、「ウェールズ三昧」の記事を書くという、「ブログ三昧」の生活をしており、おかげで「肩こり三昧」だそうだ」
「それは羨ましくないです。ウェールズといえば、中世の歴史で内乱や潜像三昧だったようですね」
「そう。ウェールズの歴史を勉強しようと思うと、日本語の本はほとんどないらしい。英語三昧にならざるを得ず、それが筆者の頭の痛いところだそうだ」
「へえ~、英語三昧ねえ。三昧って英語ではなんて言うんですか?」
例えば、僕はブログ三昧です、の場合は
「I am absorbed in writing blogs.私はブログを書くことに浸りきっています」
「I give all my time to writing blogs.私は自分のすべての時間をブログを書くことに当てています。など、という表現でしょうね」
「なるほど。そういう使い方をするんですね。三昧の英語でいいこと思いつきました」
「I give all my time to you. I give all my life to you. 私は、私の時間のすべてを、私の人生のすべてを、あなたに捧げます。私はあなた三昧です、なんてね」
「くうぅぅ~」
「君は、三枚目(さんまい)だよ。そんな、三昧を言っても全然似合わないな。二枚目だったら良かったのにね」