iPhoneのモバイル回線でもDNSが使える『DNS Override』
通常、iPhoneの4G(LTE)回線のCellularネットワークでは"DNS"は利用できません。
Wi-Fi環境で手動で変更することはできますが、設定アプリを開いて毎回設定するのは面倒です。
そこで、今回紹介するアプリを利用すれば、アプリ内のスイッチ一つで切り替えが出来て、更にモバイル回線でも利用できる方法を紹介いたします。
pippinさんより情報を教えていただきました。ありがとうございます。
DNS Override - set DNS for Wi-Fi and cellular
価格: 無料 (記事公開時) サイズ: 5.1 MB
こちらのアプリを利用します。価格は無料ですが、DNSをオーバーライドするのに¥240のアプリ内課金が必要です。
iOS 10.0以降が対応
DNS Overrideを使って4G回線でもPandoraを聴く
Pandoraはアメリカのみのサービスなため、日本の回線では聴くことが出来ません。
VPNサービスを使って利用することが出来ますが、DNS Overrideを利用するとVPNなしでDNSのオーバーライドで聴くことが出来るようになります。
1.アプリ内にあるSettingsタブを開いて「DNS Override」のアプリ内課金を支払う
これでアプリが利用できるようになります。Auto IP Updateについては購入しなくてもOK
2.DNS Serversタブの「Add DNS profile」をタップし手動でDNSサーバーを追加
3.Google USのDNSを追加
Profile name:Google US(名前は任意)
DNS server 1:107.170.15.247
DNS server 2:202.180.64.011
右上の「Done」をタップ
追加した「Google US」が表示されているのでタップ
「DNS Override」のスイッチが追加されているのでONにします。
4.ダミーVPNプロファイルをインストール
「Install VPN profile」をタップ
「Allow」をタップ
「Continue」をタップして完了です。
このVPNプロファイルを入れることでDNSをオーバーライドすることができるようになります。
(使用する際はVPNはONにする必要がありません)
5.DNSの切り替えはスイッチ一つ
「DNS Override」のスイッチがONの場合、USのDNSに接続されます。OFFにすると元の状態になります。
ONの状態でPandoraアプリを開いて見ましょう。
4G回線のVPNなしで視聴することが出来ました!
海外限定のサービスに接続するときや、会社などのDNSなどへ接続して何かしら行うときに役に立ちそうです。DNSサーバーエラー時にも活躍できますね。
Jailbreakの必要なしでここまで出来るアプリは滅多にないため有用なものかと思います。
価格: 無料 (記事公開時) サイズ: 5.1 MB
アメリカのiTunesカードで何か探してみるのもいいかもしれませんね。
以上、DNS Overrideの紹介でした。
最新情報をお届けします
Twitter でWillFeelTipsをフォローしよう!
Follow @WillFeelTips関連記事
-
-
初代iPhoneを購入し、既存のiPhoneが全て揃いました【開封の儀】
先日、eBayにて初代iPhoneを購入しました!AT&T製の2Gなので、利用す ...
-
-
[iPhone]iOS6の明るさ自動調整が働かない!そんな時はこの方法で最適化しよう
iPhoneやiPadなど、iOS 6から明るさの自動調整が働かないといった不具 ...
-
-
AssistiveTouchをカスタマイズしてiPhoneを便利に使う方法
iOSの機能でAssistiveTouchというものが有りますが、使用している方 ...
-
-
iPhone 5 au Online Shopでの購入後 SoftBankからauへのMNP手順
iPhone 5の予約がau、SoftBankともに9/14 14時から開始され ...
-
-
iPhoneアプリ「i文庫S」350円→170円 7月末まで50%オフ!
プリイン書籍・青空文庫・自炊PDFなどが読めるiOS用読書アプリ「i文庫S」が、 ...