最近はこのブログの更新をすっかりスマホ縛りではなくて、PCのキーボードをガシャガシャいわせながら更新するようになったでででーさん(@d3_dayo)です(^_^;)
さて、そんな私は記事に挿入する画像の加工や編集をよくPowerPointでやっています。別にパワポでやらなくてもいいようなことでもけっこうパワポをわざわざ使ってやることが多く…その理由は、以前やっていた仕事で毎日毎日毎日毎日PowerPointばかり使わされていたので、すっかり身体がパワポ漬けにされているということです(笑)
そこで今回は、私がブログの画像をPowerPointで作成したり編集したりする際にどうやっているのか?その詳細な手順についてご紹介をしたいと思いますm(_ _)m
スライドを画像にする
PowerPointで作れるものはプレゼンテーション用のスライドショーや印刷した資料だけではありません。PowerPointのスライドは作成したそのものを画像として保存することができます。このスライドを画像として保存することができるという点を活かして、パワポを使って記事に挿入する画像を作成しています。
例えば、このようなスライドがあるとします。
さっそく記事の中に挿入したい画像のデザインをスライドで適当に作っていきます。
そしてデザインの作成が完了したらスライドを保存します。ただし、この保存をする段階で通常とは少し手順が異なってきます。
まずは通常の手順通り、リボン(メニュー)の左上にある「ファイル」→「名前を付けて保存」と選択していき「このPC」を選択します。そして画面右側に「ここにファイル名を入力してください」という欄と「PowerPoint プレゼンテーション(*.pptx)」という欄が表示されたら、「PowerPoint プレゼンテーション(*.pptx)」という部分を選択して下にズラッと表示されるメニューから「.jpg」や「.png」といった画像ファイルの形式を選択します。(画像ではサンプルとして.pngを選択しています)
あとはファイル名を付けて保存しようとすると以下のような確認画面が表示されるので、保存するスライドが1枚だけでいい時は「このスライドのみ」を選択してファイルを保存すれば作業完了です。
これで作成したスライドはプレゼンテーションファイルとしてではなく、画像として保存することができたので、あとはこのように記事の中へ画像として挿入することができます。
手描きの絵やイラスト作成ソフトを使っての画像作成は苦手という方でも、PowerPointなら自由な操作性で簡単にちょっとした図を作成することができるので、けっこう便利です。あとPowerPointはOfficeのHome & Business以上のエディションが搭載されているWindowsなら必ずインストールされているので(Personalという最も低いエディションだとワード、エクセル、アウトルックしか入ってませんが…)新たに何らかのソフトを用意しなくても、元々の状態で画像を作れるという敷居の低さも良さとしてあります。
画像に注釈をつける
記事に貼る画像に注釈をつけたい時があると思います。特に今まさに書いているハウツー系の記事などはスクリーンショットをふんだんに使い、そのスクリーンショットの中に「ここだよ」と示す注釈を入れたくなるシーンが多いです。そんな時に私は画像への注釈をつける作業もけっこうパワポで済ましてしまうことが多いので、次はその手順を紹介したいと思います。
まずは普通にPowerPointを起動して、この2つは邪魔なのでスライドから削除しちゃいましょう(選択してDeleteで削除することができます)
このデフォルトでスライドに挿入されている2つのプレースホルダを削除すると、このようにスライドがスッキリした状態になります。
さて、ここから作業開始です。注釈をつけたい画像をスライドに挿入します。
そしてPowerPointの「図形」や「テキストボックス」を使って、このように画像の上へ注釈をつけていきます。
ちなみに、図形はパワポ画面上部にあるリボン(メニュー)から「挿入」→「図形」と選択していくことでスライドに挿入することができますが、デフォルトの図形色はこんな色になっていて注釈をつける用途としては向きません。
この図形の色を変更するには、スライドに挿入した図形を選択した状態でリボン(メニュー)の「書式」を選択して「図形の塗りつぶし」と「図形の枠線」の色を変更します。(注釈の場合、図形の塗りつぶしは「塗りつぶしなし」にすることをオススメ)
上記の手順でこのように図形の色を注釈に適した色へと変更することができます。
あと、毎回この手順で挿入した図形の色を変更するのは面倒なので、変更後の色が既定値となるように色を変更した図形を右クリックしてメニューから「既定の図形に設定」を選択すれば、次から新規に挿入する図形も最初から変更後の色で挿入することができるようになります。
という感じで、図形を注釈に適した色へと変更したらこのように画像の上に挿入して注釈をつけていきます。
注釈の挿入が完了したら、スライドの図形など何も挿入していないところで一度クリックをしてから、キーボードのCtrl+Aを同時押ししてスライドに挿入したオブジェクトを全選択している状態にします。
次にオブジェクトが全選択されている状態のままで、選択されているオブジェクトの上にマウスオーバーしてから右クリックをして、表示されるメニューの中から「図として保存」を選択します。
あとはファイルを保存する画面が表示されるので「ファイルの種類」から「PNG ポータブル ネットワーク グラフィックス形式(*.png)」を選択して保存すれば作業は完了です。
上記の手順で保存した画像はこのように挿入した図形も1枚の画像として記事に貼ることができるようになります。
大雑把な注釈はそれこそ注釈をつける専用のアプリケーションを使ったほうが手っ取り早くて簡単だったりしますが、細かい注釈をつけたい時や図形をズレなく正確に囲みたい時などに私はパワポを使って注釈をつけるようにしています。
画像の一部をハイライトする
よくハウツー(手順系)の記事などでこのように画像の一部だけが明るくハイライトされているサンプル画像を見かけたりすることはありませんか?
ちょっとトリッキーな手順にはなりますが、このような画像の一部だけをハイライトすることもパワポで可能なので手順を紹介していきたいと思います。
まずは、一部分をハイライトしたい画像を用意してスライドに挿入します。その際、先ほどのようにデフォルトでスライドに挿入されているプレースホルダは削除してから画像を挿入しましょう。
挿入したら、まずはこの画像を右クリックして(もしくはCtrl+Cで)コピーしておきます。
続いて、その画像を選択している状態のまま、リボン(メニュー)の「書式」→「色」→「灰色、アクセント 3(濃)」と選択していくと、画像の全体色がグレーっぽい状態になります。
この状態で、今度は先ほどコピーしておいた画像をこの同じスライドの中に貼り付けます。すると、片方はカラーの画像、もう片方はグレーっぽい画像という状態で2つの画像が1枚のスライドの中に挿入されている状態になります。
次に2つの画像をズレなく重ねて、カラーの画像だけが表面に見えるような状態にします。
あとはこの状態で、1枚目のカラー画像をハイライトしたい部分以外を残してトリミングで削っていきます。トリミングの手順は1枚目の画像(表面の画像)を選択している状態で、リボン(メニュー)の「書式」→「トリミング」→「トリミング」です。
ハイライトしたい部分以外を残して、全てトリミングで削っていくとこんな感じになります。
あとは図形で注釈をつけた際の手順と同じように、スライドの画像などが何も挿入されていないところで一度クリックをしてから、キーボードのCtrl+Aを同時押ししてスライドに挿入したオブジェクトを全選択された状態にして、右クリックのメニューから「図として保存」を選び画像を保存すれば、一部分だけハイライトされた画像の出来上がりです。
この手順は表面の明るい画像と下地のグレースケール画像を重ね合わせた状態で、表面の明るい画像をトリミングすることで2枚の画像の大きさの違いを利用してハイライトされた画像に見せかけるトリッキーな方法になるため、手間が少しかかりますが、画像の上に図形や注釈ばかりを挿入してグチャグチャにしてしまうよりも、スッキリと見てほしいところを効果的に見てもらうことができる方法です。
おわりに
今回はブログ用の画像作成をテーマに用途別の作り方を3つご紹介しました。どれもPowerPointじゃなくても出来ることなのかもしれませんが、パワポで作ることに慣れると買い替え直後のPCなんかでもすぐに画像作成ができてしまうといった良さがありますし、いまブログをやっている方で仕事のためにPowerPointの練習をしたいという方にはうってつけのパワポを習熟するための方法なのではないかと思います。
こうやってパワポを使う頻度を高めていれば、気づけばパワポだけでいろんなことができるようになります(今回は画像の作成についてご紹介しましたが動画作成なんかもパワポだけでできます(^^))
私も気づけばパワポのフリーフォームという図形描画機能を使って、よくお絵描きをするようになりました。実はこのブログのアイコンもフリーフォームを使ってパワポで手描きしているので…
あっと!!!
突風が吹くと…たまにこんな事件も起きたりするのです(重大な秘密がバレるところだった…ww)
パワポ、使いこなすとけっこう面白いですよ(^^)
まだまだ、パワポで出来る画像編集の小技みたいなものはいっぱいあるので、このブログではこれからも少しずつ手順を公開していきたいと思っています!
でででーさん
d3dayo.hateblo.jp