子供が仮面ライダーエグゼイドが好きなので、たま~に一緒に見るんですがあれ、パパ世代というかおっさんをターゲットにしてますよね。
- ターゲットにされてるパパ世代って?出産平均年齢から推測してみると。
- ターゲティングされたパパ世代が子供の頃ハマってたものは?
- キャラクターデザインはアレがモチーフ
- ガシャットや映画でもパパ世代を狙い撃ち!
ターゲットにされてるパパ世代って?出産平均年齢から推測してみると。
2013年人口動態調査によると、初めて出産する人の全国平均年齢は30.4歳、マーケットの一番大きい東京は32.2歳です。
仮面ライダーを見る子供の年齢が3-6歳くらいなんで、東京を例にして考えるとパパの年齢が35歳~38歳くらい、第二子の場合だとプラス2.5歳として37歳~40歳位がボリュームゾーンってとこでしょうか。
つまり、仮面ライダーエグゼイドをみる子供のパパの年齢は、35歳~40歳くらいをメインにターゲティングしていると思われます。
昭和51~56年(1976~1981年)生まれってとこでしょうか。
ターゲティングされたパパ世代が子供の頃ハマってたものは?
昭和51~56年(1976~1981年)生まれといえば、ファミコンブーム全っ只中の世代ですね。
この世代は幼稚園から小学校の時にファミコン、小学校から中学校くらいの時にスーパーファミコンという、ゲームの進化を肌で感じながら育った世代といえるかと思います。
この辺の世代との会話に困ったらとりあえずファミコンの話でも振っとけば勝手に盛り上がってくれるので楽ですね。
蛇足ですが、最近コンビニでよく見かけるビックリマンチョコの復刻版もこの辺の世代を狙ったものでしょうね。
キャラクターデザインはアレがモチーフ
今更ですが、仮面ライダーエグゼイドの設定は『ゲーム』で、ガシャットというゲームカセット型のアイテムを使って変身やレベルアップを行います。
歴代の仮面ライダーシリーズの中ではかなりポップな仕上がりのキャラクターデザインなんですが、デザインとなるのはやはりコレ。
スーパーファミコンですね。
仮面ライダーエグゼイドのキャラクターデザインは、スーパーファミコンのコントローラーがモチーフになってます。
こんな感じ。キャラクターデザイン自体がパパ世代を意識したものになっています。
ガシャットや映画でもパパ世代を狙い撃ち!
変身アイテムガシャットでも子供だけでなくパパ世代を狙い撃ちに来てます。
旧ナムコのゲームとコラボしたレトロゲームのガシャットがそれ。
ゼビウスのガシャットや。
ファミスタのガシャットとか。
パックマンアドベンチャーのガシャットなど。
パックマンはおじいちゃん世代かも知れないですが、ゼビウスやファミスタはパパ世代を狙い撃ちって感じです。
ファミスタガシャットのセリフはというと、、
ファミスタ!
スポ根燃やせよ~
これがファミスタ!
ド根性! DXファミスタガシャット
かっ飛ばせ! ストライク!
ヒットエンドラン
&ホームラン!
かっ飛ばせ! ファミスタ!
決めろ完全勝利!
と言った感じ。思わず買っちゃいそうです。
これらのガシャットをつかった動画は、仮面ライダーゲンム PART.Ⅱ「レジェンドゲーマー・ステージ」で公開されてます。
あと3月25日に公開された映画「仮面ライダー×スーパー戦隊 超スーパーヒーロー大戦」でもゼビウスやギャラクシアンが敵として登場するなど、こちらでもパパ世代を狙い撃ちしてますね。
ここまで来ると節操ない気もしますが、バンダイナムコの持つIP (Intellectual Property) をフル活用したマーケティングには尊敬の念すら抱きます。