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けもフレ特製パネル登場 豊橋総合動植物公園に“本家”がイラスト提供

サーバルソフトクリームとスタンプラリーの景品をPRする飼育員。後方は、アニメのデザインを担当した吉崎観音さんから届いたオリジナルイラスト=豊橋市大岩町の豊橋総合動植物公園で

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 アフリカ原産のネコ科動物で、人気アニメ「けものフレンズ」の主要キャラクターにもなっているサーバルキャットを飼育する豊橋総合動植物公園(豊橋市大岩町)に、アニメのデザイン担当者から特別イラストが届いた。サーバルキャットは四月の公開以降、本紙の紹介記事などをきっかけに人気沸騰中。園は大型連休中、特製スイーツの提供やアニメ登場動物を巡るスタンプラリーを実施する。

 園の各門内で、アニメに登場する擬人化された「サーバル」が、実物のサーバルキャットを抱えた絵柄の看板が目を引く。本紙記事などをきっかけにサーバルキャット導入を知ったアニメのデザイン担当者吉崎観音さんが、特別に書き下ろしたイラストだ。

 「サーバルを公開してから公式ツイッターのフォロワーは約千五百も増加。四月の来園者数は前年同月比で一万人増です」。動植物園の滝川直史事務長は思わぬ人気に驚いている。

 園は盛り上がりを集客に生かそうと、サーバルキャットの耳型の特製クッキーを添えた「サーバルソフトクリーム」(税込み三百五十円)を考案。三〜七日に一日四十食限定で、園内レストハウスで販売する。フェネックやフンボルトペンギンなど、アニメに登場する園内の全十二種類の動物を巡ると、一日先着千人まで特製缶バッジがもらえるスタンプラリー企画もある。

 滝川事務長は「アニメは動物とお客さまをつなぐ懸け橋。サバンナ地帯を再現したアフリカ園など、アニメの世界観を疑似体験できる環境も園の売り。実際の動物にも接して癒やされてほしい」と呼び掛けている。

 (五十幡将之)

 

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