安城市が市内の小中学校計29校と公共図書館のシステムをネットワーク化して、学校のリクエストに応じて調べ学習用の図書などを配送するサービスを今月から始める。同市によると、システム連携を基にした配送ネットワーク作りは県内では初めてという。

 6月に中心市街地拠点施設「アンフォーレ」が開館するのを前に、施設内に設けられる図書情報館(旧中央図書館)から学校への配送事業を、今月8日から先行して始める。

 配送する図書は、①学年別「朝の読書」の時間用の図書②授業などで使う調べ学習用の図書③公共図書館から予約取り寄せ図書の3種類。①は図書情報館が選び、絵本やお話を中心とした図書を定期的に配送。②③は学校側が蔵書検索して要望した本を送る。

 これまでも蔵書検索ができるシ…

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