エンジン不調(2) シリンダー洗浄
カテゴリ : エンジン廻り > 点火系 >
調整・点検・清掃
| 目的 | 修理・故障・メンテナンス |
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| 作業 | DIY |
|---|
| 難易度 | ★ |
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| 作業時間 | 3時間以内 |
作業日 : 2012年07月05日
1
①アイドリング不良.
②低回転不整.
③エンジンチェックランプ点灯.
これらのエンジン不調の原因はひょっとして・・・プラグ・・・イグニッションコイル?かと思いまず点検と洗浄をおこなうことに.
2
外したプラグは・・・
私のレベルでは「うつくし過ぎる!」.
とくに2番と3番は碍子が真っ白.
「これってコイルもプラグも問題なしじゃん」と・・・.
もっとも焼け具合でイグニッションコイルのコンデイションは計れないらしいけれど・・・.
なので今回は点火系はそのままでシリンダー内部洗浄をば.
3
ところでプラグレンチで緩めた後でプラグがなかなか取れない時がありませんか?ウチのプラグレンチはうまくくっついてくれないのです.
で、私はこうやってます.そーです.使い古しの菜ばしの一方にバネを巻き付けておいて、ターミナルナットに巻き入れます.一発で持ち上がって毎回助かってます.
4
洗浄前の写真(上)
洗浄後の写真(中)
クランキング後の写真(下)
クランキング.何回か繰り返しましたがその毎に黒いカス(カーボン)が浮き上がってきます.相当汚れてました.
5
クランキングの手順.
①まずこの写真のように準備しないと、エンジンコンディショナーが飛び散っちゃいます.
■写真上
↓
プラグ外してエンジンコンデショナー注入.しばらくしてから・・・
■写真中
↓
タオルを置いて吹き上がりを遮るようにします.
■写真下
↓
タオルの上に板を置いて暴発に対処.
②写真下の状態でエンジンをかける.
もちろんプラグが付いていませんからかかりませんが、キュルキュル鳴ったらやめる.あふれたコンディショナー液を拭き取る.酢酸の強い臭いがします.塗装部分などへの付着はよく拭き取らないといけません.
③再度コンディショナー注入.
クランキングを2~3度くり返しプラグを戻し、EFIリセットかけて、エンジン点火.れいによって白煙モクモク出ます.臭いはもちろんすっぱい酢酸系.ひどいと思ったら走りましょー.
6
洗浄を行ったので早速OIL交換.
コンディショナーを洗い流したく今回は0W20の軟らかなモノに.約3000km走行の前回OIL(5W40)は相当汚れておりました.
①アイドリング不良.
②低回転不整.
③エンジンチェックランプ点灯.
問題は相変わらず解決していませんが
洗浄と軟らかなOILへの交換によってアクセルレスポンスはシャープに変化しました.
総走行距離:92,000kmでの初洗浄でしたがもっと早く行っておくべきでした.多分・・・10,000~20,000kmに一度くらいは必要なのかもしれません.
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