エンジン不調(4) スロットルポジションセンサー交換
カテゴリ : エンジン廻り > 吸気系 >
取付・交換
| 目的 | 修理・故障・メンテナンス |
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| 作業 | DIY |
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| 難易度 | ★★ |
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| 作業時間 | 1時間以内 |
作業日 : 2012年07月26日
1
エンジン不調.
ここまでの対策でだいぶ良くなってきました.
でもアクセルの段付き・息遣いの不整は改善していません.
なぜチェックランプが点くのか.
エアフロでないとするとやはり原因はスロットルセンサーになります.
2
エアフロが空気の流量をEFIに伝えるとすれば
スロットルポジションセンサー(SPS)は
スロットルの開度を電圧変化でEFIに伝えるという.
つまり、EFIは「バタフライがコレだけ開いているから、コレだけ燃料を入れなさい」という指示をインジェクターに与える・・・.
SPSがもし経年で劣化し
→間違った値をEFIに伝えているとすれば
→混合比に狂いが生じ(燃料リッチになってました!)
→EFIはそれを悪者はエアフロ君で不具合の原因だと判断し、異常ランプを点けてしまったのではないか!
作業はいつものようにアプローチから.
→タワーバー外し.
→バッテリー外し.
→インテークダクト外し.
3
SPSはスロットル開口の右側に横向きに付き、バタフライの軸に関連付けられてます.
アクセル→バタフライ→SPSは同軸にあって
アクセルワーク→スロットル開度→がSPSによってEFIへと伝達され、適切な燃料噴射が起こる・・・ということなのでしょう.
4
SPSは2本のネジで留まっています.そのネジを外して交換するのですが、コードやホースが遮ってて作業性悪いし、ネジは固く締められています.+ドライバーの長さを選んで作業します.
外すと、中はバタフライからSPSに関連付けられる金属部が見えます.
指で回すとそのままバタフライが開いてアクセルワイヤーもシンクロして動きます.
5
外したスロポジセンサーと新品.
見た目的にはそれほど変わらなく劣化しているとも思えません.
6
バネの反力も新旧それほど変わりません.
おそらく劣化は内部の電子部品で、それが狂いを生じている・・・.
外したもの時間があるときバラしてみます.
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取付は慎重に・・・.
SPS本体は長穴になっています.
単に固定するのではなく、取付角度を調整して適性電圧にしないのいけないのでしょうが、暑さで作業が厳しく大体のところにしました.
取付作業はスプリングが効いていて本体が回ってしまいます.すばやくやらないと落下など 1ネジ入れるのに手間取ります.
8
交換完了.
早速試乗しました.
EFIの学習時間がなくとも、すぐに問題が解決したのがわかりました.これまでのSPSやはり狂っていたんですね.交換後は段付きのない、抵抗から解き放たれたスムーズ感があります.
・・・・・ががが、温度が上がりきると
時々ですが、坂道でノッキングのような音が出てパワーがでません.
やはり点火系か.
※追記
後日O2センサーの接続異常と判明.交換で解決しました.
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