メロンは食べられません。
ベロが痒くなるから。
柿は食べられません。
甘すぎるから。
なすびは食べられるようになりました。
焼きなすは美味です。
物語をつくるのが好きです。
理由はわかりません。
ドライブをするのが好きです。
理由はわかりません。
病院はわりと好きです。
一人じゃないからだと思います。
猫が好きです。
理由はさっぱりわかりません。
太陽が好きです。
たぶんあったかいから。
昔付き合ってた彼女がこう言いました。
「恥ずかしいから見ないで」
いえいえ、
えっちなことをしている現場ではありませんよ。
(えっちなこともしますんでしたけど)
これは食事の場面です。
私は、女性の食べる姿が好きです。
理由はよくわかりません。
でもなんだか幸せそうなんです。
「俺よりも飯の方が幸せにできるんかい!」
とか全然思いません。
飯を幸せそうに食ってるあなたが好きなのです。
玉井詩織こと玉ちゃん(最近は玉ちゃんって呼んでます。かわいいから)。
モノノフの人たちに
「僕は玉ちゃんが好き」
と告白したら、
それから
「玉井さんの、どこがどういうふうに好きなんですか。詳しく教えてください」
と、本当によく聞かれる。
こんな私の玉ちゃん愛について知りたい人がいるなんて不思議でならないのだが、
理由はわからない。
というか、ないと思う。
「箱推し」
って言葉を初めて聞いたけれど、
私も最初から箱推しだと思った。
でもなんで玉ちゃんを推したかっていうと、
もうこの一場面だけ。
これに尽きる。
「一番おいしそうにご飯を食べるから」
玉ちゃんのこの顔を見て(いや、想像するだけで)
お腹がへるもん。
私は病気の関係で、
ヘンテコなプロテインみたいなんを飲まないといけないことがある。
くそまずい。
そういうときは、
玉ちゃんのあの顔を思い出したら
意外とうまい。
さすが玉ちゃん。
ラジオでうどんすすってても
玉ちゃんはうまそうに食ってる画が容易に想像できる。
さすが玉ちゃん。
だから私も、
食える時は
玉ちゃんみたいにうまそうに食う。
そしたらだいぶうまい。
さすが玉ちゃん。
母の手料理も玉ちゃんみたいに食う。
そしたら母がたまに泣く。
嬉し恥ずかし泣き。
さすが玉ちゃん。
うまそうにご飯を食べるだけで人を幸せにできるんだよ
しかも自分も結局うまいもん食ってるから幸せなんだよ
玉ちゃんの教訓