ボートから転落 1人死亡

1日夕方、愛知県田原市の沖合で、プレジャーボートから、操船していた56歳の男性が海に転落し、搬送先の病院で死亡しました。
海上保安署によりますと、男性は救命胴衣を身につけていなかったということです。
1日午後5時半ごろ、田原市の沖合の海で、「プレジャーボートから男性が転落した」と海上保安署に通報がありました。
三河海上保安署によりますと、転落したのは、愛知県豊川市の56歳の会社員の男性で、海上保安官が駆けつけたところ、プレジャーボートに一緒に乗っていた知人に救助されていて、その後、病院に搬送されましたが、約1時間半後に死亡が確認されました。
男性は知人2人とプレジャーボートで、1日朝早く港を出て沖合の島で釣りをして帰る途中だったということです。
海上保安署によりますと、男性は救命胴衣を着ておらず、一緒にボートに乗っていた知人は「操船中に波にあおられバランスを崩して海に落ちた」と話しているということです。
当時、現場付近の海は風が強く波もやや高かったということで、海上保安署は詳しい状況を調べています。