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あなたの浪費グセは操られていた!?商売人だけが知っている巧みな購買トリック

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ネットショッピングをしていたり、100円均一に入ったりするとついつい買うつもりのなかったものまで買ってしまいませんか?

そして後から

「何でこんなの買っちゃったんだろ」

「あ~こういうのが浪費なんだろうなぁ」

なんて一人反省会しちゃっていませんか?

この浪費グセって果たしてあなたの性格だけの問題なのでしょうか?

答えは「いいえ」です。

あなたは知らず知らずにお店の購買トリックに引っかかっています。

ここではあなたを浪費家へと導いているお店の購買トリックを大暴露しちゃいます。

それを知れば、衝動買いしそうな時も「危ない危ない!これは罠だ」と気付けるようになりますよ。

お店の中に仕掛けられた購買トリック6選

人気商品がほしくなる

Appleの新商品が発売される時に、徹夜で行列ができたりしますね。

それに並んでいる人達はみんなその商品が欲しくて並んでいるのでしょうか。

こんなことを聞くと実際に並んだ人たちから「何バカなこと言っているんだ。欲しいから買ったに決まってんだろ」といわれそうですね。

しかしこのような並んででも欲しい人の心理というのは、その商品が欲しいというよりは「優越感」が欲しくて並んでいることがほとんどです。

人よりも早く新型を手に入れて、友人から「凄いな」「いいな」といわれたいのです。

この傾向は女性よりも競争心の強い男性に多く見られます。

実際にAppleの店頭で夜通し並んでいるのって、圧倒的に男性が多いですよね。

メーカーもそのことを分かっているので、ちょっと機能を追加しては「新商品が出ます」といって大々的にアピールします。

また行列や人だかりができているお店って気になりますよね。

だけど行列ができる店に並んでみたものの、実際入ったら意外と普通だったなんてことありませんか?

「何でこの店に行列できているんだろう?」と。

それでもその店に行列ができるのはバンドワゴン効果同調心理というものがあるからです。

バンドワゴン効果というのは個人の判断より、多くの人の判断の方が正しいと思い込んでいることで生じる効果を言います。

スイーツで楽天人気ランキングNo.1」といわれたらそれだけで欲しくなりますよね?

それと同じで「みんなが並んでいるから美味しいに決まっている」と判断してしまうのです。

また同調心理は人と同じ行動をしようとする心理です。

人は社会的動物であるため、他人と同じことをしようとする習性があります。

人間は孤立をいやがる生き物なので、自分が取り残されないようにするために大勢に加わろうともします。

これらの心理が働き、人は「人気商品」を買ってしまいます。

お店はその心理を利用するために、売りたい商品に対して「大人気」とか「3万個売れました!」などPOPを書いています。

一番安いものは避けてしまう

たとえばあなたが電気屋さんにアイロンを買いに来たとします。

そこには4000円のものと5500円のものがありました。

このような場合、販売個数は半々に分かれます。

しかしここに10000円のアイロンも並んだらどうなると思いますか?

ほとんどの人が4000円のものを買わなくなるんです。

不思議なことに人はつい中間の値段の商品を選んでしまう傾向があります。

このような法則があるため、お店側はあえて高額商品も一緒に提示します。

例えばランチメニューで550円と700円のメニューがあったとします。

もちろんお店が売りたいのは700円のメニューですよね。

なのでそのような時にはわざと1000円のメニューも並べるのです。

そうすることで自然と700円のメニューの売り上げを伸ばすことができます。

私達はまんまと高い方のメニューを頼んでしまっているのです。

「画期的」「かつてない」という言葉のマジック

テレビショッピングで商品紹介をする時って、単に「新商品です」とは言わないですよね。

「今までにない新商品」とか「画期的な商品の登場です!」といった形容詞を付けていることが多いです。

この言葉をつけるか付けないかで売れ行きは全然違います。

これはプラシーボ効果が影響しています。

プラシーボ効果とは思い込みが体に与える影響のことを指しています。

代表的な例でいうと偽物の薬でも「よく効くよ」といって信じさせることで、本当に効果が出てくるというものがあります。

テレビショッピングでも同様で「今までにない○○が登場しました!」と言って商品説明を進めていくと、見ている人も「本当だ!こんなの今までになかった」と商品説明に納得してしまうようになります。

そして「こんな優れた商品は買わなくては!」と思い込んでしまい購入してしまいます。 

「試供」だけのつもりが・・・

デパートの化粧品売り場に行くと大量に試供品をくれますよね。

これはどういう意図があると思いますか?

「試供して良かったら買って下さいという意味じゃないの?」

と思われるかもしれません。

もちろんそのような意図もあるかと思います。

しかし本来の目的は「返報性の原理」です。

返報性の原理とは、人は相手に何かしてもらうと自分も何かお返しをしなくてはと思ってしまう心理のことを指します。

試供品を大量にもらったことで、あなたがなんか悪いなと思うことでお店の商品を買ってもらうように仕向けるのが狙いなのです。

ちなみにスーパーの試食コーナーでも同じことがいえます。

大きい買いものをすると金銭感覚がおかしくなる

結婚式をあげる時や家を買う時ってまさにこのような心境になりますよね。

何百万、何千万という買い物をした時って、オプションの数万円、数十万円が安く感じてついオプションを付けてしまいます。

これも人間の心理が関係していて、人ははじめに買ったものの値段を基準にして高い安いを考えてしまう傾向があります。

なので普段なら10万円の買い物は高いと感じるはずなのに、結婚式ですでに数百万円の契約をしていると、その金額が基準になってしまっているので、10万円という金額が安く感じるようになってしまうのです。

 商売人はそのことを分かっているので、後から後から色んなオプションを言ってきます。

アウトレットで大量買いしてしまう

ぶっちゃけアウトレットって安いと思いますか?

私は全然安いと思わないです。

もちろん安い商品もありますよ。

ただ「アウトレット、アウトレット」と言ってテンションが上がるほど低価格だと感じたことはないです(^_^;)

ではなぜ、みんなアウトレットで大量買いしてしまうのか。

これも人間の心理が影響しています。

アウトレットはもともと「キズ物や売れ残りを安く売る」というのが始まりです。

そのためみんなの中で「アウトレット=安い」という思い込みができあがっています。

なので店内に入って10000円のスカートが8000円に値下がりしているのを見ると「やっぱりアウトレットって安いよね」となってしまうのです。

だけど冷静に考えてみると8000円のスカートって普通に売っていた場合、「安い」とはならないはず。

このようにアウトレットの中に入ると「ここにある商品は全て安い」という色眼鏡がかかってしまい「安い」の感覚が普段と違ってしまうのです。

 100円均一の仕掛け

100円ショップに行くとついで買いをしてしまいませんか?

100円ショップにはこの「ついで買い」をさせるための仕掛けが2つあります。

一つ目は100円という分かりやすい料金設定です。

値段が全てバラバラの商品を買う場合、みんな頭の中で料金を計算しながら購入しますよね。

しかし100円均一の場合は値段が単純でかつ安いので、頭の中で計算することをやめてしまいます。

そのため、ついお金のことを忘れて次々と買い物かごに入れてしまうのです。

2つ目は陳列の仕方にあります。

100円均一は商品の陳列を関連性の高いものでまとめておいています。

例えば食器、キッチン用品、台所用品という具合に棚が並んでいます。

関連の商品をかためることで、そこに来たお客の「これも必要かも」という衝動を引き出そうとしています。

コンビニの仕掛け

衝動買いをしてしまう店の代表といえば、先ほどの100円均一に並んでコンビニもあげられると思います。

コンビニも巧みなテクニックを使っています。

まず店の窓側に本棚を置いています。

これは立ち読みしている客を外に見せることが目的です。

人には「集団欲求」「親和欲求」があるので、店の外から中の仲間(客)が見えることで安心感を感じ店内に入りやすくなります

夜のコンビニはまぶしいくらいに照明がついていますよね。

これも客に安心感をあたえるためわざと明るくしています。

人は暗いところに恐怖心を感じ、近づくことを避けようとします。

コンビニはその心理を逆手にとっています。

女性の場合より分かりやすいと思うですが、夜道一人で歩いている時にコンビニが見えるとちょっと安心しませんか?

この安心感から店の中に入ってきてもらうのを狙っています。

そして店内は客の導線が自然と左回りになるようなっています。

これはお客が左回りにあるくことで、お客の右手が商品棚側になるのを狙っています。

そしてお客は利き手が商品側にあることでつい商品を手に取ってしまうのです。

また一番売れる商品を店の奥に配置することで、お客の導線を長くし他の商品の「ついで買い」を誘っています。

またレジの横には、少額で買っても買わなくてもいいようなお菓子が置いてあります。

これにも意味があります。

レジに並んでいる間って、手もち無沙汰からレジ周辺をまじまじと見てしまいませんか?

ついPOPの文字とかも読んでしまいますよね。

そんな所にお菓子が置いてあると、普段なら買わないものでも「ついでにこれも買っておくか」と思ってしまうわけです。

コンビニはまさに小悪魔ですね(笑)

ネットショップの仕掛け

ネットショップは衝動買いを誘う帝王ですね。

私もついつい余計なものまで買ってしまいます。(笑)

ネットショップで買い物をしすぎてしまうのには5つ理由があります。

1つ目は直接現金のやり取りをしない点です。

特にカード決済の場合は、財布に今いくらあるのかを気にする必要がありません。

そのため初めから金額に対する意識が低くなります。

2つ目は手軽さです。

ネットショッピングは24時間いつでもどこでも買い物ができます。

そしてAmazon楽天などで一度アカウントを作ってしまえば次からはクリック一つで購入できてしまいます。

これが時間や場所が制限されていたり、毎回住所や名前を入れないといけなかったりすると「面倒くさいからいいや」となってしまうかもしれませんが、ネットショッピングの場合はその「面倒さ」が全て取り除かれてしまっています。

3つ目は在庫の表示です。

ネットショッピングをする際、商品に「在庫あり」とか「残りわずか」という表示がされますよね。

これもあなたに「早く買わないとなくなってしまう~!」と思わせるための罠です。

4つ目は「後○○円買ったら送料無料」という表示です。

確かに送料が無料になるのはお得なのですが、その送料を無料にするために他に買うものがないか無理にでも探してしまうなんてことありませんか?

5つ目は関連商品の表示です。

先程の後○○円買ったら送料無料という表示の後に、関連商品を並べられたら「ついでにいるものないかな~」って見てしまいますよね。

まんまと乗せられてしまっているわけです(笑)

また送料関係なく関連の商品が目に入ると、なんとなく買っておかないといけない気がしてしまいます。

「後から買うとなるとまた送料かかるかもしれないし」という心情もネットショップでの「ついで買い」に影響してしまいますしね。

さいごに

このように町のいたるところにあなたの財布の紐を緩める仕掛けが存在しています。

ここまでのことをされると単純に「我慢だ」というわけにはいきません。

だって相手はあなたの心理を利用しているのですから。

根性論で勝てるわけがありません。

大事なのは相手がしかけている罠を知ることです。

するとむやみに「大人気」というPOPにとびついたり、価格の錯覚を起こして「安い」と勘違いしてしまったりすることを予防できます。

ぜひ今後の買い物に活用してください(^^♪

またお金を貯金できるようになりたいという方、とっても簡単な貯金術をまとめているので合わせてお読みください。

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