ポリフェノールとは?効果や含有量の多い食品は?

ポリフェノールをご存じですか?効果や含有量の多い食品が気になりますよね。よく聞くポリフェノールって意外と知らなかったりします。ワインに多く含まれているイメージがありますが、他にもポリフェノールが含まれている食品は多く存在しています。ポリフェノールによる効果もあまり知られていないので調べてみました。

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ポリフェノールとは?効果や含有量の多い食品は?という内容をご紹介していきます。

あなたがポリフェノールといってイメージするのは、おそらくワインではないでしょうか。

それほどポリフェノールは、ワインとの結びつきが強くなっていると思います。

では、ポリフェノールの詳しい内容をご紹介していきます。

ワイン

ポリフェノールとは?

ポリフェノールというのは、植物が光合成によって作られた化合物のことをいい、自然界では5000種類以上が存在して、植物が持っている渋味や苦味、色の成分をポリフェノールと言います。

ポリフェノールは、お茶などにも含まれており、独特の渋味や苦味、アクなどの成分を総称してポリフェノールと呼ばれているんですね。

ポリフェノールというのは、私たちの体内にある悪玉コレステロールを酸化や虫などの攻撃や、紫外線で発生した多く作られてしまった活性酸素を抑える、または、無力化する働きを持っており、生体防御物質で体を守る役割があります。

活性酸素というのは、体の中でウィルスなどのバイキンやガン細胞を死滅させる酸素で、必要になった時点で生成されますが、ストレスやタバコ、紫外線などで過剰に作られてしまうことがあります。

活性酸素って良さそうな感じに見えますが、多く作られてしまうと良くないことがあります。

それは、老化や生活習慣病の原因となってしまいます。

そこで、ポリフェノールが含まれる食品を摂取すると活性酸素を抑えてくれるので、アンチエイジングや病気に対して抵抗力の効果が期待できるのですね。

ポリフェノールの効果は?

ポリフェノールの効果ですが、活性酸素を抑えてくれる、または、無力化してくれる『抗酸化作用』というのがあります。

体を守るために作られた活性酸素ですが、過剰に作られてしまうと悪性の活性酸素に変化してしまい、体内にあるタンパク質や脂質、DNAといったものを攻撃して破壊してしまうことがあります。

破壊されたダメージが、老化生活習慣病の原因になってしまうのですね。

女性が嫌がるであろう老化というのは、活性酸素を過剰に作られた原因だとするのであれば、悪性の活性酸素を無力化できれば、老化が遅くなるということですので、ポリフェノールというのは摂取した方がいつまでも若々しくいるための方法のようですね。

ポリフェノールを多く含む食材は?

ポリフェノールを多く含む食材ですが、イメージが強いワイン以外にも意外なものがあります。

自然界では5000種類あると言われているので、それだけ沢山の食材も存在するということですね。

ご紹介する食材は100g、100mlあたりのポリフェノール含有量(mg)になります。

飲み物

飲み物は、赤ワインが一番ポリフェノールを含んでいそうですが、実は違うようですよ。

コーヒーが100gあたり200mgのポリフェノールがあるそうです。

他には緑茶が115mg、赤ワインが101mgということでした。

意外じゃないですか?紅茶が102mgで赤ワインと同等でしたので、赤ワインが飲めないという方は紅茶を飲むと同じ効果が期待できるようですよ。

白ワインは、10mgでほとんどポリフェノールを含んでいないということがわかりました。

ポリフェノールを期待して飲むものではないですね。

野菜

野菜では、黒オリーブが569mgとなっています。

グリーンオリーブが346mg、紫玉ねぎが168mg、ほうれん草は105mg、玉ねぎが65mgとなっています。

黒オリーブを100g食べるのと玉ねぎ900gも食べて、やっと同じポリフェノールが摂取できるということで、含有量が多い食材は食べる量が少なくて済むので、ダイエットをしている方には含有量が多い食材を積極的に食べると良さそうですね。

ナッツ・香辛料・調味料

ナッツ類や香辛料、調味料では、乾燥オレガノが2319mg含まれており、これまでで圧倒的にポリフェノールを含んでいます。

オレガノとは何だろう?と思われた方もいるかもしれませんが、オレガノというのは、ハナハッカ(花薄荷)と別名で呼ばれるシソ科の多年草です。

ハッカと言われると何となく分かるかと思います。

続いて乾燥ソーセージが1207mg、乾燥ローズマリーが1018mg、くるみは1215mgと飲み物や野菜と比べて含有量がとても多いことがわかりました。

果物

果物では、ブルーベリーが300mgと多く、ソルダムが246mg、いちごは235mg、ラズベリーが215mg、ぶどうは160mgとなっています。

ワインの原料ということでぶどうなどは多くポリフェノールを含んでいると思われていたかもしれませんが、そんなに多くないということですね。

ちなみにソルダムですが、ソルダムとはすももの一種のようで、アメリカで育成された日本スモモとして日本に導入された品種だそうです。

お菓子

お菓子からは、ココアパウダーが3448mgと今までで一番多い含有量です。

次にダークチョコレートが1664mg、ミルクチョコレートが236mgとなっています。

ポリフェノールが取りたかったらココアパウダーを摂取すると量も少なくて済みそうです。

チョコレートなどに含まれるポリフェノールは、カカオポリフェノールといい、他の食品に比べると段違いの含有量です。

まとめ・感想

  • ポリフェノールとは?効果や含有量の多い食品について、ご紹介させて頂きました。ポリフェノールには、カカオポリフェノール、緑茶ポリフェノール、ぶどうポリフェノールとたくさんのポリフェノールがあります。これらを総称してポリフェノールと呼ばれています。そして、主なポリフェノールの健康効果ですが、アントシアニン、カテキン、イソフラボン、タンニン、クルクミン、ヘスペリジンと数多くの成分が体の異常を治したり、予防したりしてくれます。成人でポリフェノールを1日にどれだけ摂取すればよいかの摂取量ですが、これは1500mgと言われていますので、意識して摂取するようにしてくださいね。

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最後までお読みいただきありがとうございました。