電磁波が真空中を進める理由。または、私の思考実験で生み出された”この世の全ては空間の歪み”だよ説
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電磁波が真空中を進める理由。または、私の思考実験で生み出された”この世の全ては空間の歪み”だよ説

2017-04-30 20:15
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電磁波は何故真空中を進めるのであろうか?

考えてみれば不思議だ。
電子も磁石もない真空中を何故”電磁波”は進めるのか、
波動が空間を進むには、それを伝えるための媒体が必要である。
音であれば空気(または水、地面、その他物質)
地震波であれば地面
波浪であれば海水など・・・

実は電磁波が何故真空中を進めるのかは現代でもよく分かっていない。
この議論、結構昔からされていて、昔の人間なんかは、真空はエーテルという検出出来ない媒体で満たされていて、それにより電磁波等様々な力が伝わると考えている人も居た。
現代では、空間に元々電場、磁場という属性が有るので、そこを伝って電磁波は進むと考える事にする。という事になっている。
じゃあなんで空間に電磁場なんて属性が有るの?と聞かれれば、分からんとなる。
それを言い始めれば、なんで重力は真空中を伝わるの?(空間に重力場という属性が有ることになっている。)
いやいやそれどころか、なんで真空中に原子だのなんだのの物質は存在出来るの?物質だって波動の一種なんだよ?(物質場という属性が有ることになっている。)となる

まあ、要するに「考えるな」と言う事だ。
それ言い始めれば、「なんでこの世界は存在するの?」まで行っちまうぞ。と

しかし、空間に電磁場という属性がある。と言われても中々納得できないところがあるので、個人的に納得できる仮説を打ち立ててみようと思う。(以下、私の考えた仮説の話です。)

それは、電位は空間の歪み、磁位も空間の歪み。電磁波は振動している空間の歪みが波動となって伝わっている状態、重力も空間の歪み、物質も空間の歪み。要するに、真空中で存在できるモンは全部空間の歪みであるという仮説である。
この世は、真空中で存在できるモノを土台に出来上がっているので、要するにこの世の全ては空間の歪みという事になる。(以下、この仮説を”この世の全ては空間の歪み説”と呼ぶ)
なんでこんな事を考えたかというと、空間と言うものに出来ることを考えた時、精々歪む事くらいしか出来ないのではないかと思ったからだ。
空間の其処此処に、電位はこの位で、磁位はこの位で、重力はこの位で、質量は・・・などとパラメータが数字で記憶されているだろうか?
それより空間が歪んでおり、その歪んだ形が記憶されていると考えたほうがシンプルだ。
空間が歪んでいると言われるとちょっと難しい?想像できない印象を受けるかもしれないが、以下のように考えて欲しい。



上のエッシャーの絵のように、空間はX軸Y軸Z軸に伸びた、ゴムの棒で作られた格子がひたすら広がっていると(ここでは)考えて欲しい。
あなたはそこに手を伸ばして、格子の一本を引っ張った。
それまでジャングルジムのようにカチッとした形をしていた空間も、あなたが引っ張った周辺だけグニャアとだらしない形に歪んでしまった。
何の事はない。これが空間の歪みである。
4次元方向に曲げるとかそういう事は言わない。3次元的に日常的に見る歪み方である。
ちなみに、後述する仮説だと、上記の曲げ方では電位が発生する。
そして空間を歪ませておく力(あなたの手)の事を、私たちはエネルギーって呼んでるんじゃないかなあ?
空間の方は元の形に戻ろうとする力が常に働くが、あなたの手(エネルギー)がそれを許さないわけだ。
同じ”空間が歪む”でも重力、電磁気力と違う力になるのは、歪ませ方が違うのだ。
膨らませたり縮めたりひねったり伸ばしたり・・・と、
そしてシアン、マゼンダ、イエローの3色でどんな複雑な絵もきれいな絵も描ける様に、この世の全てはこの歪ませ方の組み合わせで作られているんじゃないかなあ、と
電磁波も空間の歪みの波動と考えれば真空中を進むのも納得だ。
で、ここからが本題なのだが、
その歪ませ方というのは具体的にどんな歪ませ方なのかと言う事を考えた。
質量の歪み方、重力の歪み方、電気の歪み方、磁気の歪み方・・・・
”この世の全ては空間の歪み”と仮定して思考実験し、それぞれの歪み方を考えるのが楽しかったのだ。
ま、この記事も、その思考実験が面白かったので書いた。
以下、質量、重力、磁位、電位で空間がどんな風に歪むかを記す。(その他にも色々力は有るかもしれませんが、そこまでは考えていません)


・質量と重力



何この絵と思うかもしれないが
これが物質と重力の空間の歪み方のイメージである。
描きづらいので3次元の格子ではなく2次元の方眼紙で説明している。
元々方眼紙のように縦横に綺麗に線が並んでいたのが、緑丸で表された物質のせいで空間が歪んでいるイメージだ。
そう。汚いフリーハンドの線に見えるのも物質によって空間が歪んでいるからであって、決して私が横着したわけではない。物質のせいだ。


一体どう云う事かと言うと
質量=密なのである。
つまりおにぎりを握るようにギュッと空間を縮ませた、そのおにぎりが質量なのだ。
これを質量=おにぎり説、いや、質量=密説と名付けよう
しかし、おにぎりを握ってただですまないのが空間の世界
おにぎりを握った分だけ周りの空間に釣りが来て米不足、ならぬ空間不足となって居る。
縮んだ空間(質量)に引っ張られて周りの空間が”疎”となっているのだ。
つまりこの空間が疎になった部分が重力なのだ。(重力=疎説)
空間が密になったところが質量で、疎になると重力となる。
質量と重力は必ずセットで発生するが、空間を密にすれば、必ずその周りは疎になる。と考えれば当たり前のことだ。
そしてこのピンピンに突っ張った重力の部分に別の物質が近づけば、
互いの重力が空間の豊富な物質を求めあって引っ張りあい物質同士がぶつかるという事だ(引力)。
よく重力は空間の歪みとは言われているが、4次元方向に歪んでいるとかではなく、単に疎と言ったのは私が初めてか?(知らん)
それにしても恐るべきは、四方八方から重力に引っ張られているのに物質内の空間量を死守している緑丸(おにぎりを握る手)である。要するにこの緑の線がエネルギーだと思うのだが。
ちなみに上の図では2次元方眼紙だが実際には3次元状に発生している。
何故こんな考えに至ったのかというと、重力の発生には方向性がなく、中心とそこからの距離しか無いからだ。こうなると歪ませ方は圧縮と膨張しか無い。
なら質量=疎、重力=密でも良いではないかと思うかもしれないが、重力の引き合うという特性を考えてこうなった。
もしかしたら宇宙の何処かには中心が疎となって周りが密となっている反重力を伴った負の質量と言うものが在るのかもしれない。
空虚を握った手の周りに大量のご飯がまとわりついている姿と想像すると笑えるが。


・磁力
次は磁力だ。
磁力の歪ませ方は”ひねり”である。(磁力=ひねり説)
ひねりというのがどんなひねり方かというと、バイクに乗ってアクセル全開にしたい時、あなたはスロットルグリップを手前にグリッと回すだろうが、そのグリッと回す回し方が磁力の空間の曲げ方である。
そしてアクセル全開にした時、スロットルグリップの左側がN極で右側がS極だ。

絵で示すのが非常に難しいのだが、とにかく力としては、空間をこうグリっとひねっているという事である。(上の図は仮
そしてN極側は元の巻いてない空間に戻ろうとしてZ巻きの螺旋、S極側はS巻きの螺旋となっている。
端部のない空間にZ巻きだけを生じるひねりを作ろうとしても無理で、Z巻きを作ろうと思ったら必ずS巻きも生じてしまう。
磁気単極子が発見されないのも、このせいではないだろうか。
そしてNとN、SとSを近づければ雑巾絞りの形になり、互いの力が反発し合うが、NとSを近づければくっついて、くっついた部分の螺旋は解け、より大きな磁力となる。
しかし、ここで留意しなければならないのは、空間をひねった場合、ひねった空間の内側と外側では逆のひねりが生じているという事だ。



上の図は、電流を流したコイルを机の上に立て、真上から覗いた図と思って欲しい。
ちょうどN極側からS極側を覗いているような格好だ。
そして緑の円がコイルの導線である。
円の内側と外側ではひねりの方向が逆転しているのがわかるだろうか?
ひねられた空間を元に戻そうとして逆のひねりが生じているのである。
実際にコイルの内側と外側では磁界の向きは逆転している。
最初の説明では、スロットルグリップをひねった時、左がN極で右がS極と言ったが、正確に言えば右から左に向かって磁界が走っていると言ったほうが良いだろう。



ちなみに、コイルに交流電流を流せば、ひねりの回転方向が一定時間ごとに逆転し、まるで暴走族が騒音を出すためにスロットルグリップを手前に奥にグリグリやるように空間をひねることになり、空間のひねりがバタつきとなってコイルの外周方向へ伝わってゆく。つまりこれが電磁波だ。

・電位


磁気をひねりと定義すると、電位は自動的に”寄り”となる。(電位=寄り説)
どう云う事かと言うと、プラスの電位のあるところからマイナスの電位の有る方へ空間が”寄っている”のである。
ひとつ上の図全体を電池だと思ってみよう。
マイナス側の空間としては押し縮められて窮屈なのでプラス側へ広がりたい。
しかし緑の矢印の力が邪魔でプラス側へ戻ることは出来ない。
そこで導線で回り道を作って電池のプラスとマイナスを繋いでやると、マイナスはプラスの背後(右側)からプラス側の空間へ行ける事になる。
急いで導線を通ってプラス側へ行くマイナスだが、プラスに着いた途端緑の矢印の力に捕まって、マイナス側へ戻されてしまう。
また回り道をする、戻される、回り道をする、戻される・・・
要するにこれが電流なのではないだろうか
また、電気と磁気は常にセットになって生じるが、片方を寄り、片方をひねりと考えれば当然の事と納得出来る。
磁力のひねりは円周方向へ寄っていると言えるし、空間の寄りが一直線状に生じれば、その一直線の線分の周りにドーナツ状のひねりが当然出来る。
コイルという器具の形も冷静に見てみれば、”寄り”の力を”ひねり”へ上手く変える様に出来ている様に見える。
電気と磁気の発生方向が常に直交しているのも、こう考えれば当たり前だ。
フレミングの左手の法則も、電流がより動きやすい方向へ力を発生させていると考える事も出来る(全ては空間が元の形に戻ろうとする力が元なのだが)
また、電位の場合磁気と違って、プラス、マイナス単独で存在出来る。
マイナスの場合、一次元方向に押しつぶされ、二次元方向に広がった歪み方(板っぽい形)
プラスの場合、一次元方向へ伸ばされ、二次元方向は縮まった歪み方となる。(棒っぽい形)
質量重力の粗密と違う部分は、粗密に方向性があり、押しつぶされれば押しつぶした分だけ広がり、引っ張られれば引っ張られただけ細くなるという点である。
また、仮にダイポールアンテナに交流電流を流した場合、空間の一部を摘んで左右に激しく揺さぶっている事となる。
このバタつきが波動となって周囲に伝わるのが電波であり電磁波であるのだが、磁気の所で説明した暴走族の動きと、波の方向が90度異なるだけで、結局似たような形の波を生み出しているという事が理解できる。
同じ空間の歪みをある見方では電気、90度頭を傾ければ磁気に見えるというだけの話だ。


以上、如何だったろうか?
これは仮説で証明もされてないし数式にもなっていないが、少し私が想像力を広げて考えてみた結果である。
今回は車輪の再発明じゃないといいなあ。
ところで、本文ではわかりやすいように、空間をゴムの格子で例えて、図でも歪ませまくっているが、実際の空間は非常に剛性が高い。なにせ歪み方が光速で伝わるくらいなので、この世のどんな物質よりも硬いのだ。
なので、我々の日常生活ではグニョーンと空間が曲がることはなく、わからないくらいのちょっとした歪みがコイルや電池で発生していると思ったほうが正しいだろう。

終わり
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前回の記事から楽しく読ませていただいております
面白いですよね目の前で起こってるのに原理がわからない事って
空間の剛性は非常に高い!確かにそんな気はするけど、その空間にも柔らかい物質が存在したり
物質は空間の格子に乗っかってるだけなんですかね・・とか
格子はものすごく軽く慣性がほぼ無いためものすごい伝達速度を発揮しているのかも等々
妄想膨らみんぐです
53分前
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