10GB以上の容量がスッキリ!Windows 10 Creators Updateを実行したらクリーンアップを忘れずに
今すぐアップデートする方法も掲載
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10GB以上の容量がスッキリ!Windows 10 Creators Updateを実行したらクリーンアップを忘れずに
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昨年秋より今春実施すると公言されていた「Windows 10 Creators Update」が開始されました。通常のWindows Updateの作業で更新されますが、意外とまだ落ちてこない人もいると思います。今すぐにでもアップデートしたい人は、サイトから「更新アシスタント」を実行することで、強制的にアップデートが始まります。
何が変わったのか、に関しては「新機能多数のWindows 10 Creators Update 配信開始。今回の更新は「当たり感」アリ」あたりをご一読いただけるとよいかと思いますが、ここに書かれている以外でも、設定面が変わっていたり、スタートアイコンの右クリックメニューから「コントロールパネル」がなくなったりと、さまざまな点で改変されています。
もし、まだアップデートしていない場合は、このゴールデンウィーク中の時間があるときにやってしまいましょう。通信やマシン環境にもよりますが、筆者の場合は40分程度で終了しました。そのほとんどが待ち時間なので、お茶でも入れてまったりと待ちながら作業するといいでしょう。
先述のとおり、通常のWindows Updateから更新がかかる場合もありますが、今回は「更新アシスタント」を利用して、アップデート作業の手順を紹介します。
スタートメニューから「設定」の「更新とセキュリティ」を選択。すると「いち早く手に入れる方法を確認しますか?」という旨のメッセージが表示されているはずです。こちらのリンクをクリックすると日本マイクロソフトのサイトへ飛び、「更新アシスタント」のダウンロードリンクがあるので、こちらをダウンロードします。
▲設定の「更新とセキュリティ」に、アップデートが来ていないときは、「いち早く手に入れる方法」から更新を行おう。
ダウンロード後実行すると、「最新バージョンへ更新」の画面が表示されるので、「今すぐ更新」をクリック。簡易チェック後、アップデートのダウンロードが始まります。更新プログラムのサイズは大きいので、通信環境が非力だとここでかなり時間がかかってしまいます。筆者は場合は、光環境なので10分程度で落とせました。
▲Webサイトが表示されるので、「更新アシスタント」をクリックしてプログラムをダウンロードする。
▲ダウンロードしたプログラムを実行すると、最新バージョンへ更新できるので、「今すぐ更新」をクリック。
▲簡易チェック後、更新プログラムダウンロードが始まる。
▲通信環境によっては、ダウンロードに時間がかかるかもしれない。 ▲ダウンロード完了後再起動が促されるので、再起動しよう。
更新プログラムを落とし終わると、再起動を促されます。再起動すると実際にアップデートがかかり、何度か再起動後、Windows 10インストール時のように、いくつかチェック項目が表示されるので、指示に従って進めていきます。最終確認後、アップデート完了になります。
念のため、一度再起動をしてエクスプローラーからWindowsインストールドライブを右クリックして「プロパティ」を選択。するとストレージの容量が確認できます。アップデート実行する前に確認しておくとわかりますが、このアップデートにより12GB以上増えているはずです。
▲WIndowsのインストールドライブを右クリックし「プロパティ」を選択。
▲アップデートする前の状態とアップデート後の容量を比較。12GBほど増えている。
ただ、この増えたぶんは、アップデート前の状態に戻すために残しているもの。アップデートにより動作がおかしくなったり、不都合があった場合は、設定の「更新とセキュリティ」にある「回復」から、「前のバージョンのWindows 10に戻す」を実行すると、もとに戻ります。でも、ちゃんと動作していて何も問題がなければ残しておく必要はありませんよね? 単なるストレージの肥やしです。
▲以前の状態に戻すには、設定の「更新とセキュリティ」にある「回復」から行う。
そこで、「システムファイルのクリーンアップ」を実行しましょう。容量が表示されている下に「ディスクのクリーンアップ」があるので、それをクリック。さらに、「システムファイルのクリーンアップ」をクリックします。すると、「以前のWindowsのインストール」や「一時Windowsインストールファイル」など、無駄なファイルが溜まっていると思います。それらをチェックして「OK」をクリックし、クリーンアップを実行します。
▲「ディスクのクリーンアップ」をクリック。
▲さらに、「システムファイルのクリーンアップ」を選択する。
▲削除したい項目をチェックする。「以前のWindowsのインストール」は必ず含めよう。
本当に実行していいのか確認後、削除を開始。ストレージによって時間がかかる場合もあります。終了したら、どのくらいになったかWindowsインストールドライブを右クリックしてプロパティから容量を確認してみましょう。
▲実行したら25.1GBに。Windowsアップデートする前の状態より少なくなっている。
筆者の環境では、40.3GBあったのが、システムファイルのクリーンアップですべての項目をチェックして実行したところ、25.1GBになりました。約15GBほど空いた計算です。ただ、実行前に「増加するディスク領域の合計」で示された22.4GBよりだいぶ少ないようです。複数のマシンで試してみましたが結果は同じなので、あくまで予測として考えておいたほうが良さそうです。
大型アップデートのときは、アップデート後必ずシステムファイルのクリーンアップを実行するといいでしょう。特に容量の少ないSSDを搭載したノートパソコンの方は、空き容量が逼迫するとWindowsの動作にも影響してきます。適宜ディスクのクリーンアップなどを実行して快適なWindows環境を確保しましょう。