「暑い町」群馬 館林に特大温度計

「暑い町」群馬 館林に特大温度計
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初夏を迎え暑さで知られる群馬県館林市で、熱中症などへの注意を呼びかける恒例の特大温度計が市役所の前に設置されました。
群馬県館林市は、平成19年8月に40度3分の最高気温を観測したことがあり、30日も日中の最高気温が27度9分の夏日となるなど、「暑い町」として知られています。

館林市では、平成20年からその日の予想最高気温を示して熱中症などへの注意を促す特大の温度計を設置していて、クールビズが始まった1日、高さ2メートル60センチほどの特大温度計が市役所の前に設置されました。

市の職員たちは、1日の予想最高気温を25度と手動で合わせたあと、「注意してください」というプレートを掲げて、熱中症への注意を呼びかけていました。

市内に住む75歳の女性は「館林市は、常に暑いので水分を持って歩いたりして、ことしの夏も熱中症に気をつけたいです」と話していました。

館林市地球環境課の井野口雄三主任は「年々、暑くなる時期が早まっているので、この温度計を見て早めに熱中症対策をしてほしい」と話していました。この特大温度計は、9月末まで設置されます。