2017年04月30日
ロックインジャパンフェス
the you HP
http://backwatersound.wixsite.com/theyou
毎年恒例!
ロックインジャパンフェスのオーディションにエントリーして一次予選をクリアしております。二次予選は投票制になっています。ぜひみなさん応援よろしくお願いします!リンクから飛んでワンクリックするだけでございます。
投票ページ
http://sp.rojack.jp/contests/rijf2017/artists/34966
年々応募者数が増え、1万組を超えてるそうですが、そんな中、今年はthe you注目バンドの一つに選ばれております!こちらに記事が載ってます。
紹介記事
http://sp.rojack.jp/matome/matome_albums/2128
2017年04月25日
モンゴルアゲイン
the you official HP
http://backwatersound.wixsite.com/theyou
レコ発ライブやラジオでは既に申し上げておりましたが、改めて報告いたします。
また今年もモンゴルのPLAY TIME FESTIVALへの出演が決まりました!!

なんとフェス始まって以来、二年連続出演というのは地元モンゴル以外のバンドでは我々が初めてになります。the youの音楽を高く評価して頂いて本当にありがたい。嬉しいです。
去年は海外フェスで演奏が出来るということ事態が我々にとっては事件みたいなもので、僕もメンバーも半分ぐらい終始夢見心地でした。とにかく嬉しい、凄い、ライブ演奏中もそんな感じでした。気持ちでやりきったライブでした。
今年は去年の経験がある分、心身ともにコンディションを整えてのぞむ事が出来そうです。行く事が目標ではなく、現地のオーディエンスの脳ミソ震わしに行くのです。
年明け一月。今年も那覇桜坂でトランスアジアミュージックミーティングが行なわました。去年the youがモンゴルに行くきっかけになったイベントです。

今年はアジア各国の音楽関係者を招いて県内ミュージシャンがライブを披露するだけでなく、フェスのプロデューサーや音楽レーベル運営者と一対一で交渉が出来るという場も設けられており、沖縄のインディーズミュージシャンにとっては海外に向けて直で自分の存在をアピールするにはこれ以上無いという企画も用意されていました。
去年に引き続き、モンゴルPLAY TIME FESTIVALのプロデューサーであるドルジさんも来沖していて、僕は一年ぶりにドルジさんとその交渉の場で話す事が出来ました。
久しぶりに再会したドルジさんは開口一番
「the youはまた今年もモンゴルに来てくれるかい?」
と言ってくれたのでした。即答でイェス!オフコース!!と返事しました。
驚きもありましたが、今回は嬉しさよりも、絶対に去年より良い演奏が出来る!っていう思いが先にきました。
ドルジさんは更に
「去年は何曲演奏したんだっけ?」
と尋ねてきて
「7、8曲だったと思うけど。」
と答えたら
「よーしじゃあ今年は10曲やってくれ!出演時間帯も、去年よりもっと良い時間を約束する。」
と言ってくれました。
まじすか。去年だってトリの二つ前という良いポジションだったのに。そこまで期待してくれているとは。沖縄でもこんな待遇受けた事ないのに。

去年のヘッドライナー、スウェーデンのレディオデプトが一万人のモンゴルのオーディエンスを踊り沸かせたあの光景が蘇ります。

我々の出番の二つ後にレディオデプトが作り出したあの空間。別世界でした。あの時は頭がフワフワして凄いなーとしか思わなかったけど、帰国して、レコーディング、リリース、レコ発ライブと、時間が経つにつれ悔しさみたいな感情も出てきていました。
極め付けは、ドルジさんからフェスとは別日に、モンゴルのライブハウスでも演奏してほしいという依頼までもらってしまいました。ウランバートルの生の音楽シーンど真ん中で音を出せるのはフェスとはまた違って、ヒリヒリした緊張感みたいなのがあります。対バンの現地のバンドだって、僕らに真っ向勝負を挑んでくるでしょう。
という事でこの夏、the youは再度モンゴルに行きます。今度は何か目に見える形の結果を出して帰ってきたい。
話を少し戻して、桜坂での一対一のミーティングの場で、今年は何と沖縄インディーズからもう二組、海外フェスを勝ち取ったバンドがいました。
churashima navigatorは、我々the youと同じモンゴルPLAY TIME FESTIVALに出演決定。

更に、wa rubbersがロシアのV-ROXへの出演が決まりました。

凄い事が起きていると思うのは僕だけでしょうか。チュラシマとワラバーズには無礼を承知で言いますが、無名の地方インディーズバンドが一気に3バンド、海外巨大フェスに出るってのは普通の事じゃない。よくあるオーディションを経ての新人枠扱いじゃなく、前座でもなく、メインステージでの出演を果たすわけです。
そう考えたら、去年the youがモンゴルに行かないという選択をしたり、もう二度と呼ばん!てぐらい酷いライブをしてたら今年のこの状況は無かったのかもしれない。怖っ!!
しかし逆にとらえると、この3組が今回それぞれ良いライブをぶちかます事が出来たら、アジア始め海外から
どうやらニッポンの小さい島、オキナワにはクールなバンドがひしめいてるらしいぜ、スカウトしに行ったろ!とか、日頃からネットでリサーチされるなんて事になるかもれない。
みたいな妄想は膨らむ一方でございます。そのチャンスをこの三組は掴んだのだと思ってます。
僕は去年、モンゴル前に友達に言われた言葉がありました。
the youが海外フェスからオファーをもらったは良いものの資金繰りを気にして二の足踏んでいると知った彼は、
「お前らはカードを引く権利を得たわけだろうが。海外に挑戦出来るというカードを。普通は引くチャンスすら巡ってこないはず。それを引くかどうか迷ってるなんて、そんなバカな話あるか!カードが目の前にあるのなら、成功か失敗かどっち引くか知らんが、引くしかないだろう。今まで応援してくれた人はみんな、引け!イレイ引け!と思ってるはず。今、お前の目の前にはそのカードが差し出されてるんだぞ。」
そう言われました。
行きたい気持ちはヤマヤマだけど...
なんて思ってるうちはまだまだだなと感じましたですね。何としてでもやってやると思えてないうちは、実はそんなにやりたい事ではないのかもしれない。カードを引かずにパスしても、あの時はしょうがなかったよねっつって笑えるぐらいなら、そもそもそこまでやりたい事ではないはず。
笑えんだろっ!て話です。
という事で、the youは今年もモンゴルに行って参ります。
今回はミュージックフロムオキナワを上げてクラウドファンディング、壮行会ライブを行います。もっと広くこの事を世の中にアピールしていきたいのです。
よろしくお願い致します!!
詳細はまた告知したいと思います。
その前に、the you次回ライブはこちら。ぜひお越しください!

2017.05.07(日)
the you × Output PRESENTS
『vein』
【出演】
the you
THE BARCOX
メカルジン
アメトコトノハ
OPEN18:30 / START19:00
【チケット】
前売 ¥2000(DRINK代別)
当日 ¥2500(DRINK代別)
チケット取り扱い:
●the youメール予約
backwatersound@gmail.com
●プレイガイド
ローソンeplus
(Lコード:81314)
●Outputメール予約:outputop@gmail.com
問い合わせ:tel.098-943-7031
http://backwatersound.wixsite.com/theyou
レコ発ライブやラジオでは既に申し上げておりましたが、改めて報告いたします。
また今年もモンゴルのPLAY TIME FESTIVALへの出演が決まりました!!
なんとフェス始まって以来、二年連続出演というのは地元モンゴル以外のバンドでは我々が初めてになります。the youの音楽を高く評価して頂いて本当にありがたい。嬉しいです。
去年は海外フェスで演奏が出来るということ事態が我々にとっては事件みたいなもので、僕もメンバーも半分ぐらい終始夢見心地でした。とにかく嬉しい、凄い、ライブ演奏中もそんな感じでした。気持ちでやりきったライブでした。
今年は去年の経験がある分、心身ともにコンディションを整えてのぞむ事が出来そうです。行く事が目標ではなく、現地のオーディエンスの脳ミソ震わしに行くのです。
年明け一月。今年も那覇桜坂でトランスアジアミュージックミーティングが行なわました。去年the youがモンゴルに行くきっかけになったイベントです。
今年はアジア各国の音楽関係者を招いて県内ミュージシャンがライブを披露するだけでなく、フェスのプロデューサーや音楽レーベル運営者と一対一で交渉が出来るという場も設けられており、沖縄のインディーズミュージシャンにとっては海外に向けて直で自分の存在をアピールするにはこれ以上無いという企画も用意されていました。
去年に引き続き、モンゴルPLAY TIME FESTIVALのプロデューサーであるドルジさんも来沖していて、僕は一年ぶりにドルジさんとその交渉の場で話す事が出来ました。
久しぶりに再会したドルジさんは開口一番
「the youはまた今年もモンゴルに来てくれるかい?」
と言ってくれたのでした。即答でイェス!オフコース!!と返事しました。
驚きもありましたが、今回は嬉しさよりも、絶対に去年より良い演奏が出来る!っていう思いが先にきました。
ドルジさんは更に
「去年は何曲演奏したんだっけ?」
と尋ねてきて
「7、8曲だったと思うけど。」
と答えたら
「よーしじゃあ今年は10曲やってくれ!出演時間帯も、去年よりもっと良い時間を約束する。」
と言ってくれました。
まじすか。去年だってトリの二つ前という良いポジションだったのに。そこまで期待してくれているとは。沖縄でもこんな待遇受けた事ないのに。
去年のヘッドライナー、スウェーデンのレディオデプトが一万人のモンゴルのオーディエンスを踊り沸かせたあの光景が蘇ります。
我々の出番の二つ後にレディオデプトが作り出したあの空間。別世界でした。あの時は頭がフワフワして凄いなーとしか思わなかったけど、帰国して、レコーディング、リリース、レコ発ライブと、時間が経つにつれ悔しさみたいな感情も出てきていました。
極め付けは、ドルジさんからフェスとは別日に、モンゴルのライブハウスでも演奏してほしいという依頼までもらってしまいました。ウランバートルの生の音楽シーンど真ん中で音を出せるのはフェスとはまた違って、ヒリヒリした緊張感みたいなのがあります。対バンの現地のバンドだって、僕らに真っ向勝負を挑んでくるでしょう。
という事でこの夏、the youは再度モンゴルに行きます。今度は何か目に見える形の結果を出して帰ってきたい。
話を少し戻して、桜坂での一対一のミーティングの場で、今年は何と沖縄インディーズからもう二組、海外フェスを勝ち取ったバンドがいました。
churashima navigatorは、我々the youと同じモンゴルPLAY TIME FESTIVALに出演決定。
更に、wa rubbersがロシアのV-ROXへの出演が決まりました。
凄い事が起きていると思うのは僕だけでしょうか。チュラシマとワラバーズには無礼を承知で言いますが、無名の地方インディーズバンドが一気に3バンド、海外巨大フェスに出るってのは普通の事じゃない。よくあるオーディションを経ての新人枠扱いじゃなく、前座でもなく、メインステージでの出演を果たすわけです。
そう考えたら、去年the youがモンゴルに行かないという選択をしたり、もう二度と呼ばん!てぐらい酷いライブをしてたら今年のこの状況は無かったのかもしれない。怖っ!!
しかし逆にとらえると、この3組が今回それぞれ良いライブをぶちかます事が出来たら、アジア始め海外から
どうやらニッポンの小さい島、オキナワにはクールなバンドがひしめいてるらしいぜ、スカウトしに行ったろ!とか、日頃からネットでリサーチされるなんて事になるかもれない。
みたいな妄想は膨らむ一方でございます。そのチャンスをこの三組は掴んだのだと思ってます。
僕は去年、モンゴル前に友達に言われた言葉がありました。
the youが海外フェスからオファーをもらったは良いものの資金繰りを気にして二の足踏んでいると知った彼は、
「お前らはカードを引く権利を得たわけだろうが。海外に挑戦出来るというカードを。普通は引くチャンスすら巡ってこないはず。それを引くかどうか迷ってるなんて、そんなバカな話あるか!カードが目の前にあるのなら、成功か失敗かどっち引くか知らんが、引くしかないだろう。今まで応援してくれた人はみんな、引け!イレイ引け!と思ってるはず。今、お前の目の前にはそのカードが差し出されてるんだぞ。」
そう言われました。
行きたい気持ちはヤマヤマだけど...
なんて思ってるうちはまだまだだなと感じましたですね。何としてでもやってやると思えてないうちは、実はそんなにやりたい事ではないのかもしれない。カードを引かずにパスしても、あの時はしょうがなかったよねっつって笑えるぐらいなら、そもそもそこまでやりたい事ではないはず。
笑えんだろっ!て話です。
という事で、the youは今年もモンゴルに行って参ります。
今回はミュージックフロムオキナワを上げてクラウドファンディング、壮行会ライブを行います。もっと広くこの事を世の中にアピールしていきたいのです。
よろしくお願い致します!!
詳細はまた告知したいと思います。
その前に、the you次回ライブはこちら。ぜひお越しください!
2017.05.07(日)
the you × Output PRESENTS
『vein』
【出演】
the you
THE BARCOX
メカルジン
アメトコトノハ
OPEN18:30 / START19:00
【チケット】
前売 ¥2000(DRINK代別)
当日 ¥2500(DRINK代別)
チケット取り扱い:
●the youメール予約
backwatersound@gmail.com
●プレイガイド
ローソンeplus
(Lコード:81314)
●Outputメール予約:outputop@gmail.com
問い合わせ:tel.098-943-7031
2017年04月12日
ジャズと私〜エピソード3〜
the youオフィシャルHP
http://backwatersound.wixsite.com/theyou
ジャズの思い出ブログ最終回。
とは言えジャズについて知識もないし詳しくもないのでジャズを通してのエピソードを書いております。
家庭環境上、子どもの時から下手にジャズと近い距離で育ったもんで、特別意識を向けることなくBGMのように聴いていました。特別感もないので掘り下げようとも思わなかった。でもその分、かなりの曲、時間ジャズに触れていたと思います。トイレにはライオネルハンプトンの写真が飾られていたし(子どもの頃は誰か気にした事もなかった)。
しかも日常会話の中でふと、
「このベースかっこいいな。」
とかいうやりとりがあったので、無意識にベースを聴くクセがついたり、アドリブとは何ぞやとか、何だかノリにくいと思ったら変拍子というモノなのかとか、雰囲気変わってグッとくる感じは転調というのか。何がどうなってるか知らんけど。とか、そういうのを自然と感じ取っていました。
子どもだから、それが特別な事だとは全く思っていなかった。
現在、自分が曲を作る上で知識や理論を知らずとも感覚的にそういった事をやろうとするのは、この家庭環境があったからこそなんだと、今となっては音楽をやればやるほど親に感謝です。
色んな事を「雰囲気」として覚え、それをやってみたいという意識を感覚的に持てるのは本当にラッキーだと思います。全て「雰囲気」として捉えています。
ジャズは歌モノもあるけど、どっちかというとインスト(演奏モノ)が主流です。それはまさしくどこまで雰囲気を醸し出せるかという音楽のような気がします。その雰囲気を掘り下げていくと、とてつもない演奏技術や類い稀なるイマジネーションに触れてしまう事になるのです。それを何だか良い雰囲気だねーとサラッと聴かせてしまう。例えばこんな風に。
昔、こんな事がありました。
友達がとあるジャズの曲を聴いて凄く感動したんだけど、何の曲か分からないと。でも知りたいと。
そんな事言われたら僕も気になってしょうがないわけです。でもその友達は音楽に対してあまり知識もないし、サックスのフレーズがとか、ピアノのソロがとか、そういう話は出来ない。唯一の手掛かりは、「おれでも聴いたことあるぐらい有名な曲だからお前なら絶対知ってるはず。」だけ。
普通なら、知るかよそんなの!ですが、友達もどうにか伝えようと頑張ってくれた。その時の表現が凄い。
「おれは音の事は何も言えないからイメージだけ言う。あくまでおれのイメージ。
何かこう、ゴージャスな、でも優雅な品のあるパーティーみたいな場所。ごっつい椅子にゴッドファーザーみたいなマフィアのボスが凄い貫禄で座ってる。でも和やかな雰囲気でみんな楽しんでいる。
そんな感じ。ゆったりした曲。」
どうですかみなさん。イメージできましたか?
僕は何故か分からないけど、一発でピンときた。もうその言葉通りの映像を頭に思い浮かべたら自然とあの曲が流れてきたんです。こいつの表現力すげえな!と思いました。
当時はまだスマホが無かったので、その場で曲を聴く事は出来なかったんですが、本当に超有名曲だったので、その曲のテーマ(サビみたいなもの)を口で伝えました。
お前が言ってるのは
「チャーラララー、チャララーチャララー、チャララーラー」
ってやつだろ?と。
すると友達も、
「おー!それそれそれ!それよ!」
と、目を丸くしてました。当てた僕も凄いかもしれません笑
グレンミラーのムーンライトセレナーデ。僕も大好きな曲です。
たまにイオンとかのワゴンセールに激安ジャズの名盤CDがたくさんあったりするので狙い目です。僕はこれから入りました。
アートブレイキー。この人のドラムほんと好きです。
ジャズをちゃんと聴き始めたのはまだ最近なので、今年はたくさん聴くかもしれない。
*これはロックバンドのブログです
the you次回ライブ
2017.05.07(日)
the you × Output PRESENTS
『vein』
【出演】
the you
THE BARCOX
メカルジン
OPEN18:30 / START19:00
【チケット】
前売 ¥2000(DRINK代別)
当日 ¥2500(DRINK代別)
チケット取り扱い:
●the youメール予約
backwatersound@gmail.com
●プレイガイド
ローソンeplus
(Lコード:81314)
●Outputメール予約:outputop@gmail.com
問い合わせ:tel.098-943-7031
2017年04月11日
ジャズと私〜エピソード2〜
the youオフィシャルHP
http://backwatersound.wixsite.com/theyou
エピソード1でも書いたように、イレイ家ではよく親の趣味でジャズが流れていました。
何だかオシャレな響きに聞こえますが、そんな事は全くない。
コンピCDとかでよくある、「カフェで聴くジャズ」みたいな耳障りの良いやつじゃないです。
ロックより教育に悪いのではないかと言いたいほどめちゃくちゃ(に聴こえるよう)なガチな前衛的なものが、休日のやんばるドライブで丸一日車内で流れていたりするわけです(後にそれがマイルスデービスだと知る)。

おまけに父親はオーディオマニアでもあり、深夜から爆音でチャーリーパーカーが鳴り響いて寝れんなんて事もよくありました。

そんな感じではありましたが、父親の一番好きなジャズは、ビッグバンドスタイル。カウントベイシーが大好きで、これはもうスタンダードなやつ満載。子どもの僕でも素直にカッコイイなと感じるジャズでした。
そんな幼少期を過ごし、父親の思惑とは裏腹に大人になった僕はロックバンド野郎と化しておりました。
the youを始めたばかりの頃、アコースティックでコード感が丸裸という事もあり、周りのベテランミュージシャンからしょっちゅう声をかけられ、普段どんな音楽を聴いてるんだと質問されました。難しい音学理論でthe youの曲のコード進行を解説してくる人もいましたが、帰りたくてしょうがありませんでした。
確かに自分がギターを弾く時、ちょっと雰囲気を怪しくしたり、切なくしたり、幻想的にしたり、そんな感じになるように試行錯誤していました。ストレートに感情をぶつけるよりも、全体的な空気感で景色を映し出すような曲を作りたかったので、そんな響きを求めてギターを弾いてました。その作業が本当に楽しくて、人生でこんなに集中した事ないってぐらい毎日没頭しました。
どうやらその怪しくしたり、切なくしたりという音の組み合わせ方、差し引き方ってのは、ジャズの要素を多分に含んでいるようだと、周りの理論を熟知したミュージシャンからの指摘で僕も自覚するようになっていきました。ただ相変わらず今でも理論はさっぱり分かりません。
そういや昔こんな事がありました。
某公園で、当時のボーカル仲本さんと二人で練習してました。
するとどこからともなく同世代ぐらいの奴が現れ、じっと我々の前に立ち演奏を聴いている。で、
「一番自信がある曲をやってみて。」
と話しかけてきた。
何だこの漫画みたいな状況はと。何者かと。漫画だったらこの後絶対にこいつは主要人物になるパターンやないかと。
ちょっとビビりながらも、当時よくライブで演奏してる曲をやりました。
で、そいつは感想を言うわけでもなく、自らも○○というバンドをやってるのだと述べた。すまん全然知らんと。でも何だか雰囲気のある奴で、ただ者じゃないオーラを放っていた。夜の公園だから暗いだけだったかもしれんけど。
「どんなバンドやってるんですか?」
僕は問いかけました。
「ん〜...最近はジャズとか。」
はいきたジャズ。まじすかジャズすか。やっぱただ者じゃないよこいつ。良かった変に対抗意識出さなくて。プロかな?もしかしたらこいつプロかな?
仲良くなるわけでもなく、そいつは去って行った。僕はそいつのバンド名が頭から離れませんでした。
一年後ぐらい。ブッキングをもらったライブの対バンの面子にそのバンドの名前があった。まじか!ついにきた!おれは背骨がビリビリしました。
ライブ当日。
リハ。僕はそのバンドのリハを一瞬も聴き逃すまいと、入り時間より早く出向いてステージ前にかじりつきました。ジャズだと?ジャズを演奏出来る奴が沖縄のバンド界隈にいるというのか?
僕にとってのジャズは、家で流れていたあのジャズが全てでした。自分が楽器を弾くようになってから、ジャズミュージシャンの感性、技術というものは常軌を逸しているとしか思えませんでした。ちょっと前にアカデミー賞とったセッションというジャズの映画の中で、「無能な奴はロックをやれ」というシーンがあるのですが、悔しいが返す言葉がないってぐらい、それぐらいジャズは高度なレベルの演奏が要求される。
いよいよそのバンドが音を出した!
...こ、これは!
メロ○ア...
...おれは敬語をやめ、そいつにタメ口で話す事にした。
何を持ってして己の音楽性をジャズと表現したのか。何となくコードに工夫を凝らしたような様子は感じられましたが、勝手に期待を膨らましていた僕は吉本新喜劇ぐらいずっこけたくなったのを覚えています。ちなみにそのバンドはそれ以来名前を聞いてません。
こき下ろしてしまいましたが、ジャズは僕にとってそのぐらいバッキバキの、ガッチガチの、屁すらテンションコードの和音でこいてしまうミュージシャンがやるような、そんな存在なのです。
続く

the you次回ライブ
2017.05.07(日)
the you × Output PRESENTS
『vein』
【出演】
the you
THE BARCOX
メカルジン
OPEN18:30 / START19:00
【チケット】
前売 ¥2000(DRINK代別)
当日 ¥2500(DRINK代別)
チケット取り扱い:
●the youメール予約
backwatersound@gmail.com
●プレイガイド
ローソンeplus
(Lコード:81314)
●Outputメール予約:outputop@gmail.com
問い合わせ:tel.098-943-7031
http://backwatersound.wixsite.com/theyou
エピソード1でも書いたように、イレイ家ではよく親の趣味でジャズが流れていました。
何だかオシャレな響きに聞こえますが、そんな事は全くない。
コンピCDとかでよくある、「カフェで聴くジャズ」みたいな耳障りの良いやつじゃないです。
ロックより教育に悪いのではないかと言いたいほどめちゃくちゃ(に聴こえるよう)なガチな前衛的なものが、休日のやんばるドライブで丸一日車内で流れていたりするわけです(後にそれがマイルスデービスだと知る)。
おまけに父親はオーディオマニアでもあり、深夜から爆音でチャーリーパーカーが鳴り響いて寝れんなんて事もよくありました。
そんな感じではありましたが、父親の一番好きなジャズは、ビッグバンドスタイル。カウントベイシーが大好きで、これはもうスタンダードなやつ満載。子どもの僕でも素直にカッコイイなと感じるジャズでした。
そんな幼少期を過ごし、父親の思惑とは裏腹に大人になった僕はロックバンド野郎と化しておりました。
the youを始めたばかりの頃、アコースティックでコード感が丸裸という事もあり、周りのベテランミュージシャンからしょっちゅう声をかけられ、普段どんな音楽を聴いてるんだと質問されました。難しい音学理論でthe youの曲のコード進行を解説してくる人もいましたが、帰りたくてしょうがありませんでした。
確かに自分がギターを弾く時、ちょっと雰囲気を怪しくしたり、切なくしたり、幻想的にしたり、そんな感じになるように試行錯誤していました。ストレートに感情をぶつけるよりも、全体的な空気感で景色を映し出すような曲を作りたかったので、そんな響きを求めてギターを弾いてました。その作業が本当に楽しくて、人生でこんなに集中した事ないってぐらい毎日没頭しました。
どうやらその怪しくしたり、切なくしたりという音の組み合わせ方、差し引き方ってのは、ジャズの要素を多分に含んでいるようだと、周りの理論を熟知したミュージシャンからの指摘で僕も自覚するようになっていきました。ただ相変わらず今でも理論はさっぱり分かりません。
そういや昔こんな事がありました。
某公園で、当時のボーカル仲本さんと二人で練習してました。
するとどこからともなく同世代ぐらいの奴が現れ、じっと我々の前に立ち演奏を聴いている。で、
「一番自信がある曲をやってみて。」
と話しかけてきた。
何だこの漫画みたいな状況はと。何者かと。漫画だったらこの後絶対にこいつは主要人物になるパターンやないかと。
ちょっとビビりながらも、当時よくライブで演奏してる曲をやりました。
で、そいつは感想を言うわけでもなく、自らも○○というバンドをやってるのだと述べた。すまん全然知らんと。でも何だか雰囲気のある奴で、ただ者じゃないオーラを放っていた。夜の公園だから暗いだけだったかもしれんけど。
「どんなバンドやってるんですか?」
僕は問いかけました。
「ん〜...最近はジャズとか。」
はいきたジャズ。まじすかジャズすか。やっぱただ者じゃないよこいつ。良かった変に対抗意識出さなくて。プロかな?もしかしたらこいつプロかな?
仲良くなるわけでもなく、そいつは去って行った。僕はそいつのバンド名が頭から離れませんでした。
一年後ぐらい。ブッキングをもらったライブの対バンの面子にそのバンドの名前があった。まじか!ついにきた!おれは背骨がビリビリしました。
ライブ当日。
リハ。僕はそのバンドのリハを一瞬も聴き逃すまいと、入り時間より早く出向いてステージ前にかじりつきました。ジャズだと?ジャズを演奏出来る奴が沖縄のバンド界隈にいるというのか?
僕にとってのジャズは、家で流れていたあのジャズが全てでした。自分が楽器を弾くようになってから、ジャズミュージシャンの感性、技術というものは常軌を逸しているとしか思えませんでした。ちょっと前にアカデミー賞とったセッションというジャズの映画の中で、「無能な奴はロックをやれ」というシーンがあるのですが、悔しいが返す言葉がないってぐらい、それぐらいジャズは高度なレベルの演奏が要求される。
いよいよそのバンドが音を出した!
...こ、これは!
メロ○ア...
...おれは敬語をやめ、そいつにタメ口で話す事にした。
何を持ってして己の音楽性をジャズと表現したのか。何となくコードに工夫を凝らしたような様子は感じられましたが、勝手に期待を膨らましていた僕は吉本新喜劇ぐらいずっこけたくなったのを覚えています。ちなみにそのバンドはそれ以来名前を聞いてません。
こき下ろしてしまいましたが、ジャズは僕にとってそのぐらいバッキバキの、ガッチガチの、屁すらテンションコードの和音でこいてしまうミュージシャンがやるような、そんな存在なのです。
続く
the you次回ライブ
2017.05.07(日)
the you × Output PRESENTS
『vein』
【出演】
the you
THE BARCOX
メカルジン
OPEN18:30 / START19:00
【チケット】
前売 ¥2000(DRINK代別)
当日 ¥2500(DRINK代別)
チケット取り扱い:
●the youメール予約
backwatersound@gmail.com
●プレイガイド
ローソンeplus
(Lコード:81314)
●Outputメール予約:outputop@gmail.com
問い合わせ:tel.098-943-7031
2017年04月10日
ジャズと私〜エピソード1〜
the you HP
http://backwatersound.wixsite.com/theyou
僕の両親は趣味でジャズのビッグバンドにもう30年以上所属していて、今でも年に数回ライブ活動をしています。
母親はピアノを弾いて父親はトロンボーンを吹いています。


と言うと 昔から、あんたはサラブレッドだねとか、音楽一家だねとか、そういう言葉をよくかけられます。
ワタクシ根性ひん曲がってますので、愛想笑いしながらいつも心の中では
「親は親、おれはおれ。おれが好きなのはロックミュージックなんだから一切関係ございません。」
という反発をいつも抱えておりました。別にジャズという音楽そのものには全く嫌悪感はなかったんですけどね。
なぜそんな反抗的な気持ちになってしまっていたか、理由は自分でも分かっていました。
中学の頃。
僕はあれ欲しいこれ欲しいみたいなワガママを滅多にしない少年だったんですが、当時ドドドハマリしていたB'zの影響で、さすがにギター欲しいじゃないすかコレはという欲求が止まらなくなってしまった。
そして意を決して、親にギターが弾きたいという個人的なニーズが高まっている旨を打ち明けたわけです。
イレイ家は父親がダースベイダーぐらい絶対的な存在。そんな父は音楽はクラッシックとジャズ以外認めないというスタンスでした。今思えばなんちゅー極端な趣味しよるのかという感じですが。
そういった環境ですので、「ギター」に対する概念が僕と父では根本的に違うわけです。しかし中学生の僕はもう、B'zのタク松本が雑誌インタビューで甘いものは食べないというのを読んで、クリスマスの給食のケーキを女子にほらよとあげるのが世界一かっこいいというぐらいの誤った価値観の影響をうけていたものですから、自分がもうすぐ手にするギターは、
こんなの

や、もはやこんなの

であると信じて疑わなかったのです。
ほどなくして、いよいよギターが家に届きました。そしてそれはこんなの(クラッシックギター)でした。

何という事...
鈴木雅之より違うそうじゃない

上手く言えないが、凄く「木」っぽい。あるよ、見た事ある。NHKでマジメなオジさんがこんなして弾いてるの見たことある。

あの時のギターだこれは。ギュイーンじゃなくてポロロンと鳴るやつ。この時初めて、音楽の好みは人にゴリ推しするもんじゃないという事をイレイ少年は学んだのでした。
そっから僕は部屋にこもり、何の知識もなく、B'zの曲の歌メロを耳コピでなぞるという生活に突入していくのでした。左手の人差し指と中指だけを駆使して。
独学っちゅーかもう孤学でしたので、コードやスケールみたいな事を知らないわけです。この地味な作業はきっと、この木の感じがすごいギターのせいに違いないと。エレキを手にしていたら今頃こんなだったはずだと。

屈折した欲求と発散を日々繰り返しておりました。でも何かがおかしいと気付き始めていきます。タク松本のギターは弦が二本以上いっしょに鳴ってる時もあるよと。何でおれは一本ずつポロポロしか弾けないんだと。じゃあ何かと。どこ抑えたらどの音が鳴るか、ギタリストっちゅーのは全員、瞬時に判断しながら何弦も同時に弾きよるのかと。天才にしか扱えん神の楽器なのかと。
高校生になって、クラスにギター弾ける奴がいて僕はすぐ友達になりました。そいつはX JAPANを余裕で弾けると豪語していて、それを確かめにそいつの部屋に行ってみた。すると!そいつはエレキを持っていて、棚にはバンドやろうぜがびっしり並んでいた。彼はこれを見て練習してるのだと言った。

パラパラめくると、歌詞の上にアルファベットが羅列されている。これはどういう事かと。その時初めてコードというものをイレイ少年は知る事になるのです。雑誌の最後らへんのページにコード表なるものがあり、この通り弦を抑えるだけだと。
試しに一つやってみた。
ジャーン
...失禁しそうや。これや。ワイが求めていたのはコレや。このコード表、くれ!とその場でお願いし、バンドやろうぜをR2D2にたくし、走って家に帰りました。部屋のクラッシックギターが恋しくて仕方なかったのです。

そこから僕はコードの魔力に取り憑かれた思春期を歩む事になります。今でもそうです。
そして後に、自分のコード感のようなものが、親が家や車で流していたジャズの影響を受けまくったものである事に気付かされていきます。
続く
the you次回ライブ
2017.05.07(日)
the you × Output PRESENTS
『vein』
【出演】
the you
THE BARCOX
メカルジン
OPEN18:30 / START19:00
【チケット】
前売 ¥2000(DRINK代別)
当日 ¥2500(DRINK代別)
チケット取り扱い:
●the youメール予約
backwatersound@gmail.com
●プレイガイド
ローソンeplus
(Lコード:81314)
●Outputメール予約:outputop@gmail.com
問い合わせ:tel.098-943-7031

http://backwatersound.wixsite.com/theyou
僕の両親は趣味でジャズのビッグバンドにもう30年以上所属していて、今でも年に数回ライブ活動をしています。
母親はピアノを弾いて父親はトロンボーンを吹いています。
と言うと 昔から、あんたはサラブレッドだねとか、音楽一家だねとか、そういう言葉をよくかけられます。
ワタクシ根性ひん曲がってますので、愛想笑いしながらいつも心の中では
「親は親、おれはおれ。おれが好きなのはロックミュージックなんだから一切関係ございません。」
という反発をいつも抱えておりました。別にジャズという音楽そのものには全く嫌悪感はなかったんですけどね。
なぜそんな反抗的な気持ちになってしまっていたか、理由は自分でも分かっていました。
中学の頃。
僕はあれ欲しいこれ欲しいみたいなワガママを滅多にしない少年だったんですが、当時ドドドハマリしていたB'zの影響で、さすがにギター欲しいじゃないすかコレはという欲求が止まらなくなってしまった。
そして意を決して、親にギターが弾きたいという個人的なニーズが高まっている旨を打ち明けたわけです。
イレイ家は父親がダースベイダーぐらい絶対的な存在。そんな父は音楽はクラッシックとジャズ以外認めないというスタンスでした。今思えばなんちゅー極端な趣味しよるのかという感じですが。
そういった環境ですので、「ギター」に対する概念が僕と父では根本的に違うわけです。しかし中学生の僕はもう、B'zのタク松本が雑誌インタビューで甘いものは食べないというのを読んで、クリスマスの給食のケーキを女子にほらよとあげるのが世界一かっこいいというぐらいの誤った価値観の影響をうけていたものですから、自分がもうすぐ手にするギターは、
こんなの
や、もはやこんなの
であると信じて疑わなかったのです。
ほどなくして、いよいよギターが家に届きました。そしてそれはこんなの(クラッシックギター)でした。
何という事...
鈴木雅之より違うそうじゃない
上手く言えないが、凄く「木」っぽい。あるよ、見た事ある。NHKでマジメなオジさんがこんなして弾いてるの見たことある。
あの時のギターだこれは。ギュイーンじゃなくてポロロンと鳴るやつ。この時初めて、音楽の好みは人にゴリ推しするもんじゃないという事をイレイ少年は学んだのでした。
そっから僕は部屋にこもり、何の知識もなく、B'zの曲の歌メロを耳コピでなぞるという生活に突入していくのでした。左手の人差し指と中指だけを駆使して。
独学っちゅーかもう孤学でしたので、コードやスケールみたいな事を知らないわけです。この地味な作業はきっと、この木の感じがすごいギターのせいに違いないと。エレキを手にしていたら今頃こんなだったはずだと。
屈折した欲求と発散を日々繰り返しておりました。でも何かがおかしいと気付き始めていきます。タク松本のギターは弦が二本以上いっしょに鳴ってる時もあるよと。何でおれは一本ずつポロポロしか弾けないんだと。じゃあ何かと。どこ抑えたらどの音が鳴るか、ギタリストっちゅーのは全員、瞬時に判断しながら何弦も同時に弾きよるのかと。天才にしか扱えん神の楽器なのかと。
高校生になって、クラスにギター弾ける奴がいて僕はすぐ友達になりました。そいつはX JAPANを余裕で弾けると豪語していて、それを確かめにそいつの部屋に行ってみた。すると!そいつはエレキを持っていて、棚にはバンドやろうぜがびっしり並んでいた。彼はこれを見て練習してるのだと言った。
パラパラめくると、歌詞の上にアルファベットが羅列されている。これはどういう事かと。その時初めてコードというものをイレイ少年は知る事になるのです。雑誌の最後らへんのページにコード表なるものがあり、この通り弦を抑えるだけだと。
試しに一つやってみた。
ジャーン
...失禁しそうや。これや。ワイが求めていたのはコレや。このコード表、くれ!とその場でお願いし、バンドやろうぜをR2D2にたくし、走って家に帰りました。部屋のクラッシックギターが恋しくて仕方なかったのです。
そこから僕はコードの魔力に取り憑かれた思春期を歩む事になります。今でもそうです。
そして後に、自分のコード感のようなものが、親が家や車で流していたジャズの影響を受けまくったものである事に気付かされていきます。
続く
the you次回ライブ
2017.05.07(日)
the you × Output PRESENTS
『vein』
【出演】
the you
THE BARCOX
メカルジン
OPEN18:30 / START19:00
【チケット】
前売 ¥2000(DRINK代別)
当日 ¥2500(DRINK代別)
チケット取り扱い:
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backwatersound@gmail.com
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ローソンeplus
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2017年03月30日
琉球新報レキオ掲載!
the youオフィシャルHP
http://backwatersound.wixsite.com/theyou
本日!
琉球新報の副報紙レキオにthe youの記事が大きく掲載されております!
新作vein制作について、レコ発ライブについて詳しく書いてもらっています。
取材してくれた伊藤さん、琉球新報さんありがとうございました。

the you次のライブはこちら!
チケット予約は下記アドレスからよろしくお願いします。
このブログへのコメントでもOKです。

2017.05.07(日)
the you × Output PRESENTS
『vein』
【出演】
the you
THE BARCOX
メカルジン
OPEN18:30 / START19:00
【チケット】
前売 ¥2000(DRINK代別)
当日 ¥2500(DRINK代別)
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問い合わせ:tel.098-943-7031
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取材してくれた伊藤さん、琉球新報さんありがとうございました。
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2017.05.07(日)
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『vein』
【出演】
the you
THE BARCOX
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【チケット】
前売 ¥2000(DRINK代別)
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チケット取り扱い:
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2017年03月29日
謎のなぞなぞの謎
the youオフィシャルHP
http://backwatersound.wixsite.com/theyou
突然ですが、なぞなぞ、難しくないですか?
いつからでしょうか。なぞなぞが全然解けません。解けないだけならまだマシですが、諦めて答えを聞いても「っっっっっしょーもなっ!!」という思いが最初に湧き起こってしまうのです。
小学生が即答してしまうようななぞなぞでも、僕はもう閉じたまぶたの中で眼球破裂するんじゃないかってぐらい眉間に深い溝を作り、うなりながら考え込んでしまいます。そして解けません。

実践してみます。
今からスマホでなぞなぞを検索して問題を見てみます。
●持つだけで手が震える家具ってなーんだ?
……震える?普通に考えたら重くて震えるよな。テーブルか?中川家のコントでもあるし。「一回置きたい一回置きたい!」マジ笑ったぜあのコン
……いかんこんなに早く集中力が切れるとは。これはなぞなぞだ。中川家は忘れよう。なぞなぞ。普通に考えて解けるわけない。震える?手が?重いわけでしよ?そうだ書こう。英語で書いてみよう。
Table
タブレと読めなくもない。たぶれ。タブレ………ット!タブレット!そうだタブレットだ!それがどうした。
……だめだ分からない。
は!!怖いから?そうだ恐怖でも震えるじゃないか!怖い家具を探せ!怖い家具、怖い家具。古いのってなんか怖いよね。うん。そうだ使用年数が長い家具に違いない。えーと。
……棚!棚だろ!ほーら食器棚、本棚、棚怖っ!!
くないよね。棚怖いって何だよそんなお前が怖いよ。ってなるよね。
ちょっと待って冷静に!これ絶対そんな複雑な話じゃないと思うんだ。もっとリラックスだよ。単に手が震えちゃう状況をイメージしよう。
……アル中
……シャブ中
……午後から雨降ってか気温下がってるさー
……ライブ本番中にアンプから音が出なくなる
……もう家具関係なくなってる。僕には無理です。諦めます。答え見ます。
こたえ:
テーブル
てーぶる。手ぇーブルッ!
ちょっと待って、最初にテーブルって言ってたよねおれ。答えにすら気付けていない。嘘でしょ。
何かもう、疲労感凄いです今。そもそも設問者はなぜこんな事を世に問うたのか。私には理解しがたい事です。意図も目的も不明です。私は何を一生懸命考え、答えを導き出そうとしていたのか。それさえも今となっては思い出せません。
ため息しか出ません。
昔はよくもまあ、そんなくだらない事ばかり書けるよねってブログを書いていました。仲本と二人で、どっちが面白いブログ書けるか競うように書きまくっていました。
あの時は面白い事だけを書きたいと考えてました。それ以外余計な事は何も考えていなかったのだと思います。余計なというか、あまり何も考えていなかった。
一生懸命働いたり、何かに取り組んだりすると考える事が増えます。他の事をあまり考えなくなります。僕のように要領悪い人間は、考え「られなく」なります。目の前の課題をしのぐので精一杯だからです。本質を見ずにとりあえず今をクリアしないと!と考えてしまう。すぐに次の課題がやって来るのを分かっていてもそうしてしまう。苦しい。
さすがにこれはまずいと思い、じゃあどうすれば良いかと考え始める。でも、急にイナズマに打たれたようなアイデアがひらめくわけでもないし、何を考えてるのか分からないのに考えている時間が増える。
現状を確認しようとする。ダメ出しが始まる。あれが良くない、これは上手くいってない。
こうなるともうキツイ。固定観念、先入観に支配されて、周りの情報が素直にアタマに入ってこない。

バンドやってて、基本的に好きでやってるし楽しいのだけど、上手くいかない事もたくさんあるし、難しい局面にもよく直面する。
そんな時でも、やる気だけはブレずにキープしてきました。今もブレてないと思ってます。これからもそうだと思います。
ただ!脳みそカチコチに固まってないかと最近よく思うんです。バンドはこうするべき。とか、あれをやるにはこの方法。とか。色んな事を経験してきたおかげで、ノウハウが身に付いたり見通しが立てられるようになってきました。そしていつの間にかそのやり方しか選択肢に上がらないようになってしまっているなと最近よく思うのです。
そう感じて、思い切ってやってみたのがレコ発ワンマンライブを二回打つという案。充実感もあって凄くやり甲斐もあった。やって良かった。やれば出来るもんだなと実感しました。

それを経て今思うのは、もっともっと頭を柔らかくしないといけないという事。
音楽が売れない、CDが売れない。もはや孫の代にまでDNAレベルで受け継がれそうなほど思考の奥の奥まで刻み込まれてしまいました。
売れないモノをどうやって少しでも売るかというスタンスでスタートする事が、既にもう負け戦。音楽は勝ち負けじゃないけど、少なくとも売ろうと思ってCD作るわけですからね。なぜ売れないと決めて売り出さんといかんのか。面白くないです全然。だからもうあまり言わないでほしい。マジで。
the youでどんな事をやっていきたいかと考えた時、
曲作り→ライブ→CD作る
これしかアイデアが出ないってのは、自分の脳みそがどんだけカチコチなんだと。曲にしても、ライブにしても、リリースにしても、もっと面白いやり方があるんじゃないのかと考えれば考えるほど、経験という名の固定観念に支配されそうになります。
が、去年の海外ライブやクラウドファンディング、メンバーチェンジという自分の固定観念から大きくはみ出した事たちが、カチコチの脳みそを少しずつ和らげてくれた気がしています。
めんどくさいと感じていた読書も、最近は楽しいと感じて積極的に手を出すようになってます。情報で脳みそが固くなると思ってたけど、逆なんですね。考え方が柔らかくなる。映画鑑賞もするようになってきました。
面白い事なんか出来そうな予感。
予感という名のノーアイデア!笑
でもやりたい事はたくさん出来ました。少しずつやってみます。どこまでやれるか楽しみ。
明日、琉球新報のレキオにthe youの記事が載ります。

the you次回ライブはこちら

2017.05.07(日)
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the you
THE BARCOX
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問い合わせ:tel.098-943-7031
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突然ですが、なぞなぞ、難しくないですか?
いつからでしょうか。なぞなぞが全然解けません。解けないだけならまだマシですが、諦めて答えを聞いても「っっっっっしょーもなっ!!」という思いが最初に湧き起こってしまうのです。
小学生が即答してしまうようななぞなぞでも、僕はもう閉じたまぶたの中で眼球破裂するんじゃないかってぐらい眉間に深い溝を作り、うなりながら考え込んでしまいます。そして解けません。
実践してみます。
今からスマホでなぞなぞを検索して問題を見てみます。
●持つだけで手が震える家具ってなーんだ?
……震える?普通に考えたら重くて震えるよな。テーブルか?中川家のコントでもあるし。「一回置きたい一回置きたい!」マジ笑ったぜあのコン
……いかんこんなに早く集中力が切れるとは。これはなぞなぞだ。中川家は忘れよう。なぞなぞ。普通に考えて解けるわけない。震える?手が?重いわけでしよ?そうだ書こう。英語で書いてみよう。
Table
タブレと読めなくもない。たぶれ。タブレ………ット!タブレット!そうだタブレットだ!それがどうした。
……だめだ分からない。
は!!怖いから?そうだ恐怖でも震えるじゃないか!怖い家具を探せ!怖い家具、怖い家具。古いのってなんか怖いよね。うん。そうだ使用年数が長い家具に違いない。えーと。
……棚!棚だろ!ほーら食器棚、本棚、棚怖っ!!
くないよね。棚怖いって何だよそんなお前が怖いよ。ってなるよね。
ちょっと待って冷静に!これ絶対そんな複雑な話じゃないと思うんだ。もっとリラックスだよ。単に手が震えちゃう状況をイメージしよう。
……アル中
……シャブ中
……午後から雨降ってか気温下がってるさー
……ライブ本番中にアンプから音が出なくなる
……もう家具関係なくなってる。僕には無理です。諦めます。答え見ます。
こたえ:
テーブル
てーぶる。手ぇーブルッ!
ちょっと待って、最初にテーブルって言ってたよねおれ。答えにすら気付けていない。嘘でしょ。
何かもう、疲労感凄いです今。そもそも設問者はなぜこんな事を世に問うたのか。私には理解しがたい事です。意図も目的も不明です。私は何を一生懸命考え、答えを導き出そうとしていたのか。それさえも今となっては思い出せません。
ため息しか出ません。
昔はよくもまあ、そんなくだらない事ばかり書けるよねってブログを書いていました。仲本と二人で、どっちが面白いブログ書けるか競うように書きまくっていました。
あの時は面白い事だけを書きたいと考えてました。それ以外余計な事は何も考えていなかったのだと思います。余計なというか、あまり何も考えていなかった。
一生懸命働いたり、何かに取り組んだりすると考える事が増えます。他の事をあまり考えなくなります。僕のように要領悪い人間は、考え「られなく」なります。目の前の課題をしのぐので精一杯だからです。本質を見ずにとりあえず今をクリアしないと!と考えてしまう。すぐに次の課題がやって来るのを分かっていてもそうしてしまう。苦しい。
さすがにこれはまずいと思い、じゃあどうすれば良いかと考え始める。でも、急にイナズマに打たれたようなアイデアがひらめくわけでもないし、何を考えてるのか分からないのに考えている時間が増える。
現状を確認しようとする。ダメ出しが始まる。あれが良くない、これは上手くいってない。
こうなるともうキツイ。固定観念、先入観に支配されて、周りの情報が素直にアタマに入ってこない。
バンドやってて、基本的に好きでやってるし楽しいのだけど、上手くいかない事もたくさんあるし、難しい局面にもよく直面する。
そんな時でも、やる気だけはブレずにキープしてきました。今もブレてないと思ってます。これからもそうだと思います。
ただ!脳みそカチコチに固まってないかと最近よく思うんです。バンドはこうするべき。とか、あれをやるにはこの方法。とか。色んな事を経験してきたおかげで、ノウハウが身に付いたり見通しが立てられるようになってきました。そしていつの間にかそのやり方しか選択肢に上がらないようになってしまっているなと最近よく思うのです。
そう感じて、思い切ってやってみたのがレコ発ワンマンライブを二回打つという案。充実感もあって凄くやり甲斐もあった。やって良かった。やれば出来るもんだなと実感しました。
それを経て今思うのは、もっともっと頭を柔らかくしないといけないという事。
音楽が売れない、CDが売れない。もはや孫の代にまでDNAレベルで受け継がれそうなほど思考の奥の奥まで刻み込まれてしまいました。
売れないモノをどうやって少しでも売るかというスタンスでスタートする事が、既にもう負け戦。音楽は勝ち負けじゃないけど、少なくとも売ろうと思ってCD作るわけですからね。なぜ売れないと決めて売り出さんといかんのか。面白くないです全然。だからもうあまり言わないでほしい。マジで。
the youでどんな事をやっていきたいかと考えた時、
曲作り→ライブ→CD作る
これしかアイデアが出ないってのは、自分の脳みそがどんだけカチコチなんだと。曲にしても、ライブにしても、リリースにしても、もっと面白いやり方があるんじゃないのかと考えれば考えるほど、経験という名の固定観念に支配されそうになります。
が、去年の海外ライブやクラウドファンディング、メンバーチェンジという自分の固定観念から大きくはみ出した事たちが、カチコチの脳みそを少しずつ和らげてくれた気がしています。
めんどくさいと感じていた読書も、最近は楽しいと感じて積極的に手を出すようになってます。情報で脳みそが固くなると思ってたけど、逆なんですね。考え方が柔らかくなる。映画鑑賞もするようになってきました。
面白い事なんか出来そうな予感。
予感という名のノーアイデア!笑
でもやりたい事はたくさん出来ました。少しずつやってみます。どこまでやれるか楽しみ。
明日、琉球新報のレキオにthe youの記事が載ります。
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2017.05.07(日)
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