「税理士の試験科目は?」
税理士試験の試験科目は全部で5科目です。
会計学に属する科目(簿記論および財務諸表論)の2科目
税法に属する科目(所得税法、法人税法、相続税法、消費税法または酒税法、国税徴収法、住民税または事業税、固定資産税)から3科目を選択
の合計5科目です。
別ルートは、会計・科目免除大学院を修了すると、税法科目の2科目が免除になります。
自分で会計学2科目+税法1科目の3科目に合格すれば税理士資格を取得できます。
では、その免除とは、どのようなものなのでしょうか?
「税理士法における税理士試験での科目免除制度とは?」
税理士「税法」科目免除とは、大学院で、「税法」または「会計学」に属する科目等の研究(主に修士論文の執筆)を行った者に対し、税理士試験での試験科目の一部を免除する制度です。
「税理士試験「税法」科目免除の要件」
科目免除制度を利用した場合、大学院を修了すれば、この税法2科目を免除となります。
税理士試験の科目免除の申請タイミングは、税法科目1科目を合格した後となります。
1科目の合格は、大学院進学前・進学後のいずれも可能です。
どの税法科目でも構いません。
「税理士試験の科目免除の条件① 修士論文の執筆」
税理士試験の科目免除申請の条件の1つ目は、「修士論文の執筆」です。
この修士論文はどのような内容のものであれば良いのでしょうか?
税理士試験の税法科目免除の対象となるのは、税理士法では「税法に属する科目」、すなわち税理士試験の税法の試験科目とされています。
「税理士試験の科目免除の条件② 単位の修得」
税理士試験の科目免除の要件の2つ目は、「税法に属する科目等を内容とする単位を4単位以上の単位の修得」です。
「税理士試験の科目免除が可能な大学院は全国にある」
税理士試験の科目免除が可能な大学院は、全国20か所ありますので、選択肢は広いですね。
場所・授業の時間帯・授業料などからを選びましょう。
MBAが同時に取得できる大学院もあるようです。
「税理士科目免除制度の裏技 その① 放送大学」
さて、そんな税理士試験の科目免除制度ですが、さらなら裏技があるようです?!
それは、放送大学の大学院に入学し「税法」関連の修士論文を書き、税理士試験の科目免除をもらう方法です!!
なにせ、学費が安く済みます。
会社を辞める必要もなさそうです。
もっとも、この裏技は、「ダメだ!」「イケる!」と諸説入り混じっていまして、免除されるかを断言することができません・・・
本気でチャレンジするのでしたら、入学前に放送大学や国税庁に確認しましょう!
「税理士科目免除制度の裏技 その① 東亜大学大学院」
そんなに、驚くような裏技ではないのですが・・・
こちらの特徴は、なんといっても、全国唯一の「通信制(通信教育)」大学院なのです!!
まさに、働きながらにピッタリの大学院です!!
一部、スクーリング授業はあるようですが、ほとんどは「通信」の授業となります。
学費は、1年目110万・2年目90万ということなので、2年・200万のコストで、2科目免除を得るということになります。
もし、働きながら税理士試験を受験する場合、1年で1科目がやっと・・といったところでしょうか?!
としたら、200万のコストで、取得期間が2年間短縮できると考えるとコスパ的には「お得」かもしれません。
「まとめ」
・税理士科目免除大学院を利用して、資格取得までの時間を短縮するのは「コスパ」が良い方法かもしれません?!