JKT48が4回目となる「選抜総選挙」を実施し、表題曲選抜メンバー16名およびカップリング曲メンバー16名を選ぶ開票イベントがジャカルタで行われた。
昨年の選抜総選挙の1位から3位のメンバーが抜け、どのメンバーが1位を獲得するのか注目される今回の選挙で見事1位に輝いたのは、歴代最多の47,717票を獲得したシャニ・インディラ・ナティオ。3期生として2014年にJKT48に加入したシャニは、昨年の総選挙では26位でアンダーガールズに選出されており、順位、獲得票数うとも大きく飛躍した結果となった。新女王へのトロフィーは、昨年史上初の二連覇を達成し、卒業発表したジェシカ・フェランダから授与。現女王から新女王へ、その誇りと責任が引き継がれた。
2014年6月よりAKB48からJKT48に移籍した近野莉菜は、昨年9位からさらにジャンプアップして6位となり、選抜メンバーに選ばれた、2年目の選抜ランクインに堂々とした近野のコメントは、すっかりJKT48のメンバーになっていることを、あらためて多くの観客の前で示すこととなった。
今回が初の総選挙参加となった5期生からは、フィオレタ・ブルハンが19位にランクイン。初々しく喜びを表現する姿は、今後の成長を期待させた。
また開票イベントに先立ち、ジェシカ・フェランダの卒業コンサートは同時開催された。昨年、一昨年と選抜総選挙2連覇を達成しており、名実ともにJKT48の顔であったフェランダは、メンバーたちの涙に包まれながら、多くの観客の声援に送られ、涙と笑顔でステージをあとにした。ステージで述べられた、JKT48一期生としての思い、そしてセンター経験者としての思いは、これからのJKT48を創っていくメンバーたちに、熱く引き継がれた。
(C)JKT48 project