娘・沙也加結婚に謎の沈黙!常識なんかに収まり切らない松田聖子という生き方
スキャンダルとともに生きる元祖歌姫が、50歳にして3度目の結婚を電撃発表。所属レコード会社を通じて「本日6月13日に知人の紹介で知り合いました大学准教授の一般男性と入籍しました。50歳を迎えた節目の年に同世代の伴侶と新たな人生を歩き始めます」と報告した。(デイリースポーツ12年6月14日紙面より)
「スキャンダルとともに生きる歌姫」―。身内ながら秀逸な一文だと思う。そう、この一文は聖子の聖子たるゆえんを正確に書いていのだ。
「ともに生きる」のだから、スキャンダルに巻き込まれたり、傷ついたり、負けたりすることなどない。恐れて縮こまることもない。スキャンダルを喰らい、糧にして、時には踏み台にして生きていく。それが松田聖子という“怪物”なのだ。
80年デビュー直後のかわいさは異常!日本中の女の子、アイドルまで真似した「聖子ちゃんカット」
初期聖子を表す三種の神器ともいえる「ぶりっ子」「うそ泣き」「聖子ちゃんカット」。とりわけ聖子ちゃんカットは「アイドル聖子」のイメージをビジュアル面で確立した。日本中の女の子、とくに同じアイドルまで真似をするほど流行したが、当の本人は2年ほどでばっさりショートにしてしまった。1つの成功体験を引きずらず、常に新しい世界を開拓する精神は、この頃から培われていたのだ。