白髪染め

美容院でのヘアカラー、コンビニ販売されている白髪染めの多くで使われている酸化染毛剤は注意が必要です

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酸化染毛剤は髪や頭皮のトラブルを高めるoxidizing-hair-dye

化学系脱色剤と化学染料を使った白髪染め(酸化染毛剤)は注意が必要。

美容院やスーパーやコンビニで売っているカラーリング剤などで、白髪染め、ヘアカラーリングをされたことがある方はお分かりかと思いますが、髪の色を変えると聞くと、ワサビを食べ過ぎた時に来るツーンとした刺激臭を想像する方が多いのではないでしょうか。

独特の臭いで、接着剤セメダインやアロンアルファ、有機溶剤のシアノアクリレート*1系の臭いに近く、目に染みる、体に悪いような化学系の臭いです。

筆者は頭皮が敏感なようで毛穴1つ1つがピリピリして、10分もたつとヤケドをしたような痛みに襲われます。

美容院で行う場合は、さらに痛くなるアルカリ+過酸化水素水溶液を5~10分に1回かけられます。

そして、脱色力を高めるため、200度~800度あるサーモヒーターの熱で髪の繊維を傷めつけます。

筆者は、頭皮が痛くなり、美容師に伝えても「耐えて」としか言われずやるたびに嫌な思いをしてきました。

当然髪や頭皮に与えるダメージは甚大で、やるたびに傷つけると、かぶれ、ただれ、皮膚炎、アレルギー、アナフィラキシー、抜け毛や様々な皮膚や頭のトラブルリスクを急速に高めることになります。

髪の毛が細くなったり、抜け毛が増えていると気になり始めたら要注意です。

白髪を増やす一つの原因にもなります。

化学系脱色剤(酸化染毛剤)の特徴

この独特な臭気と頭皮がピリピリくる刺激を伴うのが化学系脱色剤(酸化染毛剤)の特徴です。

化学系脱色剤の大きな特徴は、一度髪の色を脱色した後に希望の色素を入れることで、白髪染めをはじめとするカラーリングを実現します。

そして、スーパーコンビニで売られている酸化染毛剤の白髪染めは、価格が1000円以下など安価がおおいため、利益を出すために素材の原価を安くしなければなりませんので、安価である石油系化学物質を使っています。

1000円以下のほとんどの白髪染め商品、ほとんどの美容院で行う白髪染め、ヘアカラーリングは、脱色はアルカリ剤+過酸化水素、染料はパラフェニレン ジアミン(以下ジアミン)と呼ばれる、毒物及び劇物取締法により劇物に指定されている酸化染料を使っています。

日本ヘアカラー工業会によると

アルカリが髪を膨潤させて過酸化水素がメラニンを脱色。
同時に入った染料を酸化して染毛する。

引用元:日本ヘアカラー工業会

とあります。

毒物、劇物に指定されるくらいの化学物質ですから、相当体に悪いことは想像に難くありません。

ジアミンは空気に触れると酸化を起こし急速に暗色の構造に変化する特性を持つため、その特性が髪の色を黒くしたりする時に応用されています。

ジアミンは、100g/6700円*2と安価なため、多くの化学系白髪染め(酸化染毛剤)で利用されています。

髪の色が染まるというよりは、暗色ジアミンが髪にこびり付いて黒く見えると言う方がイメージしやすいかもしれません。

髪にプラスチックを埋め込んでいるようなものです。

考えてみると、気持ちいいものではありません。

長い目でみると、アルカリ剤によって確実に髪や頭皮へのダメージが蓄積され、白髪、抜け毛、薄毛の原因にもなりますので注意が必要です。

このような毒物劇物を使っているため、当然少なくない数で国民生活センターなどへ苦情が寄せられています。

消費者庁も警告を発しています

酸化染毛剤はヘアカラーリング剤の中でもアレルギーを引き起こしやすい
酸化染毛剤(ヘアカラー、ヘアダイ、白髪染め、おしゃれ染め、アルカリカラー等と呼ばれる。)は、最も広く使用されていますが、他のカラーリング剤と比べてアレルギー性接触皮膚炎を引き起こしやすくもあります。

また

アレルギーの場合、再度の使用により症状が重くなることもあります
症状には個人差があり、人によっては頭皮だけでなく、顔面や首などにまで皮膚症状が広がり、日常生活に支障を来すほどになることもあります。

消費者庁:美容院でのヘアカラーリングや安価な白髪染めによるアレルギーに注意

とも警告されているので、酸化染毛剤を使用する場合(美容院でのヘアカラーリング、白髪染め、スーパー、コンビニで販売されている1000円以下の安価な白髪染め)、このようなリスクがあることを頭に入れておいてください。

酸化染毛剤は、一度脱色するため希望の色に変えられるほぼ独占的な方法でもあります。

今の髪より明るくしたい場合は、酸化染毛剤以外の選択肢しかありません。

髪を暗くしたい場合は酸化染毛剤を使わない方が無難

白髪染めの場合は、髪の色を暗くすることなので、アルカリ+過酸化水素で脱色する必要はありません。

そのため酸化染毛剤は無駄に髪のダメージを与えることになりますので、白髪染めを考えている方に取っては長い目で考えて向かない方法です。

もし、白髪染めを考えている方は、できる限り酸化染毛剤は避けておいた方が無難でしょう。

髪や頭皮のトラブルを避ける栄養補給できる白髪染め

酸化染毛剤を使わない方法だと、頭皮にダメージを与えずに白髪を隠す白髪染めトリートメントや、白髪染めシャンプー、白髪染めクリームなどがあります。

こちらは、アルカリ剤+過酸化水素の脱色剤が入っていません。

染料も、ジアミンなどの化学物質を使わず、植物染料などの「自然由来の染料だけ」を使っています。

髪や頭皮にダメージを与えない方法なので、白髪、抜け毛、薄毛が気になり始めた方は特におススメします。

詳しくは髪にダメージを与えない白髪染めの方法や、白髪染め製品を詳しく書いた記事がありますので気になる方は下記リンクからご覧いただけます。

髪にダメージを与えない白髪染めの方法や、白髪染め製品を詳しく解説

 

出典:

*1 シアノアクリレート/ 瞬間接着剤:ウィキペディアWikipedia

*2 p-フェニレンジアミンの価格 / 和光純薬工業株式会社

 

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