わたしは小6の冬からジャニーズが好きだ。中2あたりから女子アイドルも好きになった。わたしは完全なるアイドルのオタクです。気づけば学生時代はアイドルのことばかりで頭がいっぱいでした。高校に入ってスマホを持つようになった。雑誌の発売日なら早売り画像を漁ったり、CDDVDの発売日なら感想を見たり、何か新しい情報が入ってきたんじゃないかと、Twitterを開いている時間が多かった。わたしは人見知りで友達を作ることが苦手でした。何となく話す友達は席の周りにいる子たち。すぐには仲良くなれなかった。1年生の最初の頃は、休み時間はずっとスマホを見ていた。Twitterの友達はいた。あの頃ってオタク友達もみんなツイ廃()だったから、割とTLが賑わってたし、私は放課後に駐輪場に向かう時まで片手にスマホでリプ返信してたくらい。Twitterが心の拠り所だった時でした。それからは現実の友達も何人かできて、オタクも公言できてたし割と高校生活してたと思う。
高校卒業時期と共に応援してたジャニーズのデビュー組への興味が薄れてきてオタク卒業できるかと思ってた。でもそしたら逆にもっと深い沼、ジュニアを好きになっていった。女性アイドルのほうも、色んな事務所のアイドルを見るようになっていった。
わたしは高卒社会人になった。社会人になっても変わらずアイドルオタク。声を大にしては言ってないけど数人にはヲタバレしてる。
社会人になってからも人見知りは治らないし人付き合いが苦手。昼食や飲み会が苦痛。帰宅後や休日はアイドル達の動画や雑誌を見ることだけが癒しです。そして高校時代と同じくTwitterが救い。アイドルとアイドルオタク達が好きなのです。現実から離れられるのはそこだけだから。何も考えずにハッピーでいられるのはそこだけ。だって毎日推し・自担が最高!!ってだけで生きれるから。
そしてついこの間、自担がアイドルを辞めた。この自担を好きになってから1年も経っていない。早すぎる。無条件に「好き!ハッピー!最高!」と叫べる存在が無くなってしまった。どうしたらいいか割と悩んだ。でも違う舞台には立ってくれている。アイドルではない姿で。
女性アイドル達のほうも、解散や卒業が決まっているグループがある。彼女達が楽しそうに歌い踊るのを映像で見るだけでいつも涙が出てしまう。悲しいからではなく、同世代の女性達がキラキラ輝いていて、その為の努力が背景に見えてしまうからです(想像でしかないんですけどね)。
自担がアイドルを辞めたなら、私もオタクを辞めようかと思った。「アイドルオタク」を辞めて、別の界隈の「○○さんのファン」になろうかと思った。
でもそれはやっぱり私には出来なかった。自担だけじゃなくて、メンバーやグループ自体が好きな箱推しオタクだったから、結局「アイドルオタク」は辞められなかった。
私の人生の半分位はアイドルと共にあって、アイドルなしでは生きていけない、で。アイドルという存在が大好きだから。
そして自分が生きるための活力となるのがアイドル達だから。自分が唯一おめかしして出掛けられるのはアイドル現場。リア充の仮面を被ったように可愛い服を着て一応メイクもして。現実ではそんなおめかしして会う相手もいないんで。そして旅行の代わりのプチ一人遠征。リア充と呼ばれる人間とは会いに行く対象が違うんですけどわたしはこれが楽しい。お金を払って見たいもの・人がある。
アイドル達が大好きだという理由の他は、アイドルを応援することで元気になっている自分が自分らしくいられるのでそんな自分を守りたい・好きってことで。