俺が子供の時、兄弟喧嘩をしたら、どちらか片方が悪くても、喧嘩した二人が怒られた。これは理不尽ではないか?
また、双方の言い分を聞かずに、片方の言い分だけを聞いて、判断することは正しいのだろうか?
被害者が加害者に正当防衛した時、正当防衛の部分だけを切り取れば、正当防衛した者が加害者にしか見えなくなってしまう。
理由もなくいきなり加害者になったと考えるのは短絡的ではないか?加害者が加害者になった理由を探れば、正当防衛であったことが分かるというのに。
ワイドショーなどで、当事者を呼ばずに、あれこれ言い合うのをよく見るが、あれは何なのだろう?外野という安全地帯から正義感を振りかざして優越感に浸りたいのだろうか?コメンテーターとして熱く語る彼らはあれこれ言えるほど聖人君子なのか?
最近、他人を批判するために言及するブロガーが多い。また、コメントなども褒めるよりも批判する人が多い。
子育てに積極的に参加していない男性が、子育てで苦悩している男性のブログ記事を批判しているということがあったとする。苦悩して間違った選択した子育てブロガーは、子育てに積極的に参加しているからこそ苦悩している。その子育てをしているという事実には目を向けず、揚げ足をとるように批判する人たちを俺は理解できない。批判されるべきは子育てしていない男性の方ではないか?
私は当事者の代弁者だと言いだす人もいるだろうが、どちらか一方の意見しか聞かない人の判断には偏見や思い込みが混ざるものだ。第三者として意見を述べるのであれば、当事者の双方から直接話を聞いてから発言するべきだ。当事者がお互いに知っている事実を全て世間に公開しているとは限らない。当事者は互いに自分にとって都合のいいことしか言わないものだ。稀にバカ正直に全部話す人もいるかもしれないが、そういう人は、いつも負け戦になっているだろう。
もし、当事者のことをよく知らないのに、どちらかの味方をしなければならないのなら、俺はバカ正直に見える方を応援する。