アンニョイな午後。パソコンに向かいながら工作活動に明け暮れている。ワタクシは、インターネッツの海で浮遊するワカメを収穫し、干して売ることで生計を立てている。
最近、何かと話題のマストドンなるモノも、丼ぶりにすれば売れそうな気がしたので挑戦することにした。やってみないことには、食べられるかどうかもわかんないし。
で、やってきたのは、はてなブロガーのdk4130523氏が開設しているネコトドンというインスタンス。イメージとしては、瀬戸内に浮かぶ小さな島と思えば良いのかな?
中の様子を見るには、アカウントを作らないといけないのでご注意を。たぶん、少々下半身がダラしない程度なら誰でも住民になれると思われる。
現状では16人しか住人がいない、ちょっとさみしい島ではあるが、コミュニケーションに難のあるワタクシのような人間には、居心地のよい場所でもある。
SNSなのでツイッターのようにつぶやくのが住人の主な仕事である。かといって仕事をしなくても怒られない。さっそく、試しにパオってみることにした。
ただスベっただけだった。
どうやって挽回しようかと悩んでいたら、サーバー管理人であるdk4130523氏がちょうど、徳島の情報を求めていた。
なので引っ越し挨拶のタオル代わりにトゥートしてみる。ここからはショートエッセイ風でお楽しみください。
徳島は三好市の山間に秘境温泉として有名な祖谷渓(いやだに)温泉がある。ワタクシは数年前、当時付き合っていた後ろから見たら美人の彼女と旅行にやって来た。
祖谷渓の雄大な景色をバックに、個室露天風呂が楽しめる宿を堪能する二人。夜になり一緒にお風呂でキャピキャピして、さぁこれから!というところで、なぜか嫌がる彼女。
これがホントのイヤ温泉。
※自分のトゥートを書き直して引用
個人的に非常に有用な話だと思う。祖谷渓温泉は秘境だけあって、温泉と小便小僧以外に何もないので、カップルの気分が盛り上がらないと思う。気をつけてもらいたい。
続いて、徳島あるあるでマストドンの500文字入力制限に挑戦したショートエッセイを綴ってみた。
徳島はなぜか欧米の観光客に人気の場所である。どこにでもあるような日本の田舎に、不釣り合いな青い目の外人さんがよく歩いてる。
ある日、徳島に来ていたワタクシがうどん屋で昼飯を食べようとしていると、隣の席に金髪に青い目の北欧から来たと思われるカップルがやってきた。
店員がメニューを持ってきたが、もちろんコテコテの日本語でうどんだとか丼ぶりとか書いてあり、彼らは読めなくて困っていた。見かねたワタクシがつたない英語で、
「なんやおまいらナニ食いたいんや?」
「う・ど~んがええ。」
「ほな天ぷらとかキツネとか、ナニがええんや?」
「うーん、兄さんはナニ頼みはったん?」
「ワイか?山かけうどんやがな。」
「山かけってなんですのん?」
「えーっと、トロロイモやからカインドオブポテトかな?」
「ほなワイらそれにするわ、頼んで~」
で、山かけうどんを頼んであげたのだが、どうやら半分以上残して、帰ろうとしている。「うまかった?」と聞くと、「まぁまぁ…」と言いながら微妙な顔をしていたので、こりゃ絶対ウソだなと。
これがホントのカマかけうどん。ってあんまり上手くない話でしたが、山かけうどんは美味いですよ。
※自分のトゥートを書き直して引用
オチを釜揚げうどんにした方が良かったかどうかはさておき、徳島は香川に近いので、おいしいうどんの店がある。山かけうどんは、温かいお汁の入った普通のうどんにトロロが入っているやつ。関東ではあんまり見ない気がするが、関西では結構定番なのだ。
だが、独特のヌルヌルは外人さんには合わないと思われる。そもそも、汁の中で泳ぐトロロをどうやって箸で掴むねん!となる。よく考えれば不思議な食べ物なのだが、山かけうどんのトロロを上手に残さず食べることが、難なくできるようになった頃には、立派な関西人になっているかと。
そんなワケで、なんだかよくわからないトロロのような記事になってしまったが、ワタクシのマストドンの使い方としては、小ネタの文章を粗削りで綴ってみる場所にしようかと。それでイケそうなら、推敲を入れてブログに書き直す感じが良いかな?ってな具合である。
これが、マストドンならぬマスオドンということでお後がよろしいようで。