毎日の料理で出る「野菜くず」。
くずというとあんまり栄養もなさそうに思うかもしれません。
が、実際のところ、くずの部分には栄養素がたっぷり。
今回は野菜の栄養をたっぷり摂れる、
話題の「ベジブロス」を作ってみました&活用してみました。
ベジブロスってなんだ?
野菜の皮やヘタなどを煮出して作る「だし」のことです。
にぼしやとんこつのように、野菜も煮込むとうまみ成分や栄養がスープに溶け込むのです。
注目の成分「ファイトケミカル」
ベジブロスには「ファイトケミカル」と呼ばれる成分が含まれています。
ファイトケミカルは抗酸化作用があり、
老化の進行を遅らせたり、免疫細胞の働きを活性化させる成分の総称のようです。
例を挙げると、タマネギに含まれるポリフェノールの一種ケルセチンや、
ニンジンのβカロテン、トマトのリコピンもファイトケミカルです。
少し前から、その効果が注目されているようですよ^^
ベジブロスの材料と作り方
NHKの『あさイチ』という番組で紹介されていた作り方です。
野菜くず 両手いっぱい分
水 1300ml
酒 小さじ1
あらかじめくずは集めて冷凍保存しておきました。
野菜は5種類以上あると、相乗効果でより旨みが出るそうです。
私はタマネギの皮、トマト・ピーマン・ニンジンのヘタ、キャベツの芯など贅沢に……
エノキの石突部分も入れてみました。
作り方は、
鍋に材料を入れ、弱火で30分煮るだけ!
灰汁取りは必要ありませんが、灰汁が出るジャガイモの皮などは避けた方が良いそうです。
ザルでこせば出来上がり。
透き通ったきれいな黄金色で、良い香りがします^^
何度か挑戦して掴んだコツ
タマネギの皮を入れると、きれいな黄金色になる気がします。
これを入れて作った場合の方が濃い色合いになりますし、
味も少し深みが増すように感じました。
ベジブロスの保存方法
ふた付き容器に入れて、冷蔵庫で3~4日保存可能。
冷凍保存もできます。
製氷トレーに入れておくと使う分だけ使えて便利です。
ベジブロスの活用方法
今回は、水の代わりにベジブロスでご飯を炊いてみました。
炊き上がりはほんのり良い香りがします(*^^*)
いつもより見た目が固そうに見えたので、
ベジブロスの量が足りなかったかな? と思ったのですが、
食べてみると、むしろお米がふっくらしていてちょうど良かったです。
だしだけの味付けなので薄味ではありますが、
ほんのり優しい甘みが感じられておいしかったです。
いつも適当になりがちなお昼ご飯に。
何もつけなくても、旨みを感じるとたくさん食べられます。
いくつかおにぎりにして冷凍しました。
次に食べるのも楽しみです^^
パセリを振りかけたのですがまばらになってしまいました・汗。
残った分は煮物やスープに活用したいと思います。
おまけ・再生栽培
野菜くず活用の記事で撮った豆苗。
あの状態からここまで伸びました。
生き生きと育ってくれて嬉しいです^^
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