京都で1,000円以内でできる人気体験8選
日本文化に触れられる観光地として、国内外を問わず人気の京都。観光スポットを見てまわるのももちろん楽しいのですが、体験をするのも旅の醍醐味の一つ。より深く日本文化を感じられ、しかも1,000円以内でできるリーズナブルな体験をご紹介します。
1.注目のパワースポットで写経体験を
「鞍馬寺」
鞍馬寺写経体験
京都府京都市左京区鞍馬本町1074
[開催日時]毎月7日・18日、10:40~(予約不要)
[料金]500円(愛山費別途300円)
[定休日]なし
075-741-2003(予約受付時間10:00~15:00)
2.日本古来の紙すきでオリジナル和紙を作る
「和詩倶楽部」
紙すきの歴史はとても長く、平安時代の初期にはすでに浸透していたのだとか。日本古来の文化に触れることができると大人気の紙すき。趣きのある京都の地でなら、より一層楽しめるのではないでしょうか。
和紙の持つ風合いは、心を穏やかにしてくれる力がありますね。それを自分で作り出せるのは貴重な体験。ぜひ一度お試しを。
和詩倶楽部 紙すき体験
京都府京都市中京区二条油小路上ル薬屋町593 スガビル1階
[開催日時]火~日曜 10:00~11:00/13:00~14:00/15:00~16:00/17:00~18:00
[体験料金]540円(税込)
[定休日]月曜(祝日の場合は営業)、夏季・年末年始休業あり
[予約受付時間]平日10:00~18:00(2日前までに要予約)
075-213-1477
3.伏見の酒作りを今に伝える
「月桂冠大倉記念館」
月桂冠は日本三大酒処の1つである「伏見」で作られており、その酒造の歴史を紹介する資料館として開設されたのが、「月桂冠大倉記念館」です。入館料は大人300円、中高校生100円(ともに税込)。
館内には貴重な資料の数々が展示されており、6,120点にも及ぶ酒造用具の中から代表的なものを、酒造の工程にしたがって見ることができます。オプショナルツアーの「酒香房」(要予約:無料)では、隣接する酒蔵でモロミが発酵している様子をガラス越しに見学することも。ロビーでの利き酒を楽しめたり、おみやげに純米吟醸酒をもらえたりと、日本酒好きが大満足する内容になっています。
日本伝統の味をぜひ楽しんでみてください。
月桂冠大倉記念館見学
京都伏見「月桂冠」 伝統ある3大酒処のひとつで銘酒に酔う
4. 世界に誇るマンガ文化を体験
「京都国際マンガミュージアム」
入館料大人800円、中高生300円、小学生100円(すべて税込)を払えば、館内の様々な展示や体験を無料で楽しむことができます。週末に行われる「えむえむワークショップ」では、作画や工作を中心に子供たちでも簡単に創作を楽しむことができると大人気。マンガ家が使用しているGペンとインクを使った作画体験や、オリジナル缶バッチ作りなど、期間ごとに内容が変わるので何度足を運んでも楽しめるのがうれしいですね。
他にもプロがマンガを描いている様子を見学できる「マンガ工房」や、昔なつかしい紙芝居が見られる「えむえむ紙芝居」など催しが盛りだくさん。プロを志す方への有料ワークショップなどもあり、どっぷりのマンガ好きさんも、ちょっと興味がある人も、世界を席巻するマンガ文化を心ゆくまで堪能できます。
京都国際マンガミュージアム
京都府京都市中京区烏丸通御池上ル (元龍池小学校)
[開館時間]10:00~18:00(最終入館17:30)
[入場料金]800円(大人)、300円(中高生)、100円(小学生)※すべて税込 ※有料ワークショップのみ別途料金が必要。詳しくはホームページをご確認ください
[休館日]水曜(祝日の場合は営業、翌日休み)、年末年始、メンテナンス期間
075-254-7414
5.幻想的な世界を自分で作り出すことができる
「京都万華鏡ミュージアム」
展示室の壁一面に万華鏡の模様を映し出す投影式万華鏡やオルゴール万華鏡など、私たちが子供のころから慣れ親しんだものとは一味違う、様々なコレクションを見学することができます。入館料は大人300円(税込)、小中学生200円(税込)、乳幼児無料です。
こちらで人気なのが、手作りキットを購入するだけで、スタッフさんから作り方をレクチャーしてもらえる「いつでもできる体験教室」。ドライタイプであれば520円(税込)で万華鏡作りを楽しめます(オイルタイプは税込2,200円~)。
もっと本格的な万華鏡を作りたいという人には1,000円を超えてしまいますが、夏休みに実施される顕微鏡型万華鏡、ペットボトル万華鏡、テディベア万華鏡など変わった万華鏡を作る体験もおすすめ。万華鏡の作り出す幻想的な世界を堪能してみてくださいね。
京都万華鏡ミュージアム
京都府京都市中京区姉小路通東洞院東入曇華院前町706-3
[開館時間]10:00~18:00(最終入館17:30)
[入館料]大人:300円(税込)、小中学生:200円(税込)、乳幼児無料
※体験料金は制作する万華鏡の種類によって異なります。詳しくはホームページをご確認ください
[休館日]月曜(祝日の場合は営業、翌日休み)、年末年始
075-254-7902
6.無病息災を願う火渡りを体験!
「狸谷山不動院・火渡り祭」
そんな狸谷山不動院で毎年7月28日に行われるのが「火渡り祭(ひわたりさい)」。この日は、無病息災のご利益がある火渡りを無料で体験できます。
火渡りとは修験道の中でもよく知られている祈祷法。素足で火床を歩いていく様子をどこかで目にしたことがある方も多いのではないでしょうか?「火傷しそう!」と思うかもしれませんが、安全に配慮しているので大丈夫。毎年約1,000名をも超える人が参加し、海外からの参拝者も多いのだとか。当日の参拝者は誰でも参加ができます。現代に残る荒行、ぜひ一度ご参加を。
狸谷山不動院 火渡り祭
京都府京都市左京区一乗寺松原町6
[開催日時]毎年7月28日19:00~
[料金]無料(別途入山料500円)
075-722-0025
7.願いを叶えてくれる幸福御守と説法
「鈴虫寺(華厳寺)」
その鈴虫寺では、住職からお話しを聞く「説法」が体験できます。料金は無料(拝観料大人500円、子供300円は必要)。これは鈴虫寺が観光をするだけの場所ではなく、寺院本来のあり方を大切にされているからです。参拝者は全員が、鈴虫の音色がする書院へ入り、お茶とお菓子をいただきながら、30分ほどの説法に耳を傾けます。
「説法」というと堅苦しいものを想像する方もいるかもしれませんが、毎回内容の違う説法は、日常生活の身近な話が多く、毎日を心穏やかにいきいきと過ごすヒントになると大人気なのです。こうやって気持ちを整えることで、願いも叶いやすくなるのかもしれないですね。週末には行列ができることもありますが、一度は訪れてみたいスポットです。
鈴虫寺
行列のできるお説法。凛と鳴く鈴虫の声に、よりよく生きるヒントを聴く
8.日常を忘れ自分と向き合う座禅体験
「両足院」
座禅というと、「無」になりきる厳しい修行のようにとらえている人も多いかもしれませんが、むしろ座禅に必要なことは、そういった計らいをなくし、ゆるめる、ほどく、手放すことなのだとか。体験ではそういった教えや、正しい座り方の手ほどきを受けることができるので、初めての方でも安心して参加できます。
座禅が行われるのは、日本庭園をのぞむ方丈内や廊下などで、美しい景観を眺めるだけでも心が洗われます。約25分の座禅を通し、思考がわいてきたら呼吸とともに吐き出していくことで、日常から解放されていくのです。
体験後は説話を聞き、境内の見学もできます。所要時間は全て合わせて60分ほど。美しい京都のお寺で、立ち止まり自分と向き合うことで、心がすっきりと整い、新たな活力が生まれそうですね。
建仁寺塔頭両足院 座禅体験
京都府京都市東山区大和大路通四条下る4丁目小松町591
[開催日時]ホームページにてご確認ください
[料金]1,000円
075-561-3216(受付時間10:00~16:00)
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