仕事においてはよく「PDCAを回そう」と言いますよね。
PDCAとは、Plan Do Check Action の略で、つまりは、「計画し、やってみて、その効果を測定し、改善する」ということですね。
SEO対策でも、同じことが言えます。
せっかくいいキーワードを選定し、そのキーワードでひっかかるように記事を書いても、それで放っておいてはいけません。
実際にその記事が狙ったキーワードで上位表示されているのか、されているとしたら、何が良かったのか(それが分かれば、次に生かせる)、されていないとしたら、どこに問題があったのか考えることができるからです。
ということで、今日はSEO対策の「Check」(効果測定)について書いてみたいと思います。
Contents
今、狙ったキーワードで何位なのかチェックできるツールがある
たとえば、「プロフィール文」とGoogleで検索すると、私のブログの記事が2位と3位にランクインしています。
ということは、Googleで実際に検索してみれば分かるのですが、
「プロフィール文」「プロフィール 書き方」「プロフィール 作成」など3つくらいのパターンで上位表示を狙っている場合、いちいちチェックするのは面倒です。
1ページ目に載っていればいいのですが、まだ50位などにいた場合、探すのも面倒ですし、探しても見逃してしまう可能性もあります。
WEBに詳しい人とのつながりが最近増えてきているのですが、意外とこのツールを知っている人は少ないように感じます。
が、便利なので、知らなければ、是非、使ってみてください!
→ 「検索順位チェックツールGRC」
検索順位チェックツールGRCでできること
最近のツールの多くは、ネット上で使う形が多いですが、このツールはダウンロードしてデスクトップ上で使うツールになっています。
詳しい使い方は「検索順位チェックツールGRC」のチュートリアルページに書いてあるので飛ばしますが(というか、至って簡単です)、画面はこんな感じになります。
無料版ですと、「1日に検索できるワードは20個まで」という制限がありますが、追いたいキーワードが20個以内なら、とりあえず無料版でいいと思います。
今は「1位だよ」と自慢したいために(笑)、「心を満たす」「文章 練習」なんてキーワードを入れましたが、これは安定して半年くらい1位を保っているので、実は毎回検索しなくても結果が分かっているから、外してもいいわけです。
……そもそも、「心を満たす」というキーワードが、自分の仕事への導線になっているかと言われると、さほど追わなくてもいいキーワードですし……。
でも、「心を満たす」で1位がとれるなら、「満たされない」でも1位がとれるのでは、と狙ってみたのが、「心が満たされない」からはこうやって抜け出そう!という記事です。
これは戦略的に書いた記事なので、最後は「起業に向けて一歩踏み出すなんていうのもいいんじゃない?」という、微妙に仕事につながるかも?的な落ちをつけています。
が、まだ26位と低迷していることが分かります(^_^;)
前回からの変化が分かるのも嬉しい
このツール、数日とか1週間、1か月後などにもう一度順位をチェックすることができます。
そして2度目以降ですと、前回より順位がどう変動したのかを教えてくれます。
この変動を教えてくれるというのも、非常に助かる部分です。
SEO対策の結果は、すぐには出ず、数か月~半年かけてじわじわと効いてくるということは、SEOに詳しい人は大抵口をそろえて言うことですが、急にランクインすることもあるんですよね。
たとえば5日前にアップした【初心者のためのSEO基本知識1】SEO対策って、何をすればいいの?という記事は、「SEO対策 初心者」というキーワードで既に6位になっています。
ありがたいことに、この記事は「はてブ(はてなブックマーク)」を6つつけてもらったので、その影響も大きいかと思います(多分、リンク数が増えれば、それだけGoogleさんの目にも留まりやすいのでしょう)。
でも、5日間ではGoogleの評価が確定したとも思えないので、今後、上がったり、下がったりする可能性もあるわけです。
また先日、Googleのアルゴリズムがまた変わり、正確性を重視するようになったというニュースもありました。
それによって、4/20あたりにアクセス数ががくっと減った人も続出したそうです。
そんなGoogleのアルゴリズムの変更とそれに対して自分のサイトが受けた影響というのも、検索順位チェックツールを日頃から使っていれば、分かりやすいわけです。
(順位をしっかり把握していないと、「あれ、なんかアクセスが減ったけれど、何がどう変動したんだろう?!」となってしまいますよね)
でも、検索順位チェックツールGRCだけじゃ、SEOのPDCAは回らない
ただ、今日の記事では「検索順位」について前面に出して書いてきましたが、順位だけに一喜一憂していては、本当のSEO対策がおろそかになる可能性があります。
なぜなら……いくらそのワードで1位になっても、そのワードで検索する人が限りなくゼロに近かったら、意味がないからです。
そういう意味では、やはり、アクセス解析の王道 Google Analitics と、Search Consoleは必須ツールです。
Google Analiticsは、知らない人はいないと思いますが、「Search Console」を使わないと、結局のところ、Googleから来たアクセスが、何で検索したものなのか分からないで終わってしまうことが多いんですよね。
今回は「Search Console」については書きませんが、もし使っていなかったら、「検索順位チェックツールGRC」の前に、「Search Console」の設定をしましょう!
「Search Console」は、どんな検索ワードから何人サイトに来たのか、表示回数に対するクリック数の割合はどれくらいだったのかなど、結構色々なことを教えてくれます。→ Search Console サイト
まとめ
ということで、今日のまとめ。
- SEO対策でもPDCAを回すことが大切
- SEO対策のPDCAとは、狙ったキーワードで今、実際には何位になっているのかチェックすることである
- そのために「検索順位チェックツールGRC」を使ってみるべし(まずは無料で)
- そして、今の順位に一喜一憂せず、ちょっとだけ長い目で(数か月~半年)効果を見守ろう
- Google Analitics と Search Console も必須ツールなので、使いこなそう
の5点です。
なにか参考になることがありましたら、幸いです♪