こんにちは、高IQ女子のハチヤユーカ(@yukapanz)です。
わたしはよく人と自分を常に比べています。
そしてそれを何らかの形でこぼそうものなら、かなりの確率で言われるのがこんな言葉。
「人と自分を比べるな!」
……お前それ本気で言ってんのか!!?
「比べるな」と言ってくるのはだいたいこんな人
少なくともわたしには人と自分を比べないなんて芸当は不可能です。
「比べるな」と言ってくる人は励ましなのか牽制なのか分かりませんが、どちらにせよハイそうですね、と素直には聞き入れられません。
どんな人がそういうことを言いがちかというと、ひとことでいえば「成功者」にカテゴライズされる人という実感があります。
ざっくりとした例を挙げれば高所得者であったり、高学歴の持ち主であったり、お金持ちの家の子息であったり……といった感じ。
ブログ一本で生活できているブロガーの方なんかもなぜかわりとこういうことを言う方が多いので、ここに入れてもいいかもしれません。
厄介なことに彼らの成功度合いがなんとなくでも分かっていると、言葉の重みをある程度感じられてしまうんです。
たとえばわたしが「ブログのアクセスアップの極意とは……」なんて説いたところで信用する人はいないでしょう。
しかし同じことを月に何十万PVも出していて、ブログの収益で生活できている人が説いたらどうでしょう?
ですから成功者の言う「人と自分を比べるな」にはそれ相応の重みがあり、素直にうなずきたくなる気持ちは分からないでもありません。
でもそれを本当に信じていいのか?と考えるとわたしはやはりNOだと思います。
人と自分を比べるのってそんなに悪いことですか?
わたしは成功者に「人と自分を比べるな」と説かれたとき、
「比べたところで俺らには追い付けねーんだからおとなしく小さいコミュニティの中でまとまっとけやwwwプギャーwww」
と言われている気になります。
……盛りすぎましたが、考えのベースはこれに近い感情だと思っていただいて結構です。
生まれながらにして石油王の子どもで順風満帆な人生というなら別ですが、ほとんどの成功者がそこにいたるまでの苦労や努力があったはず。
だからこそ問いたいのです。
「人と比べるのはそんなに悪いことなのか?マイナスにしか働かないのか?」と。
おそらく、人と自分を比べたことのない人なんていません。
そうでなければわざわざ今日まで「比べるな」なんて言われ続けていないはずです。
どんな成功者も、成功までの過程で多かれ少なかれ人と自分を比べてきたことでしょう。
「人と自分を比べる」ことによってより己を知り、正しい方向に向かって努力を重ねることができるようになってきた一面もあるのではないでしょうか。
悪いのは人と比べることそのものではない
たとえばわたしは記事の冒頭でほぼ毎回「高IQ」と言っていますが、これは「人よりIQが高い」と、比べたからこそ述べられる前口上です。
これによって
「ハチヤはIQが高いのに、自分はそうじゃない……」
と思ってしまう方っているのでしょうか?
少なくとも今までわたしに直接「高IQ」のことで突っかかってくる方はいませんでした。
何度か「IQが高い方とお話ししたいです!」というようなメッセージをいただき、実際に何人かとお話ししたこともあります。
そのときもみなさん「高IQ」に劣等感を抱いておらず、見世物を見るような目線で捉えているのではないかと感じました。
仮にわたしが毎回「東大卒のハチヤユーカです」とか「年収2,000万円のハチヤユーカです」とか名乗っていたら劣等感が刺激される方はそこそこいたんじゃないかと思っています。
※ 言うまでもありませんがもちろんどちらも嘘です
しかしIQは
- 後天的な努力で手に入る代物ではないこと
- そもそも何だかよくわからないものであること
- 高くてもこれといって得をしないこと
などから人の劣等感を刺激しにくいのではないかと考えています。
ですから悪いのは「人と自分を比べる」ことそのものではなく、それによって生まれるネガティブな感情だと言えるでしょう。
どんどん人と自分を比べてポジティブになろう!
「人と自分を比べるな」と言われたってどうしたって考えてしまうもの。
でもわたしはそのままでいいと思います。
問題は比べたあとの動き方。
くよくよとネガティブになって動けなくなったり、嫉妬や憎しみに変わって攻撃に走ったりするのは非生産的ですし、単純にみっともないです。
ですが人と自分を比べることで自分の進む方向性を見定められたり、いい意味で闘争心が刺激されたりすることもあります。
そういったポジティブな意味の比較ならむしろどんどんこなしていくべきです。
ましてやこれから先、複数の収入源を持つ働き方も今よりもっとメジャーになってくることでしょう。
そんな中で生き残っていくためには人と自分を比べることで差別化や先鋭化を図り、自身の価値を高めていくことが大事になってくるのではないでしょうか。