石井潤一郎、贄川俊
2017年4月29日22時35分
労働組合の中央組織・連合が主催するメーデー中央大会が29日、「長時間労働の撲滅」などをスローガンに東京・代々木公園で開かれた。主催者発表で4万人が参加し、長時間労働を撲滅するために職場の取り組みを強化することを求めた特別決議を採択した。
連合の神津里季生(りきお)会長は「過労死を防ぎ、仕事と生活を両立できる社会に向けて、あしき常識を改めなければならない」とあいさつした。
中央大会には小池百合子・東京都知事と民進党の蓮舫代表がそろって出席した。都議選(6月23日告示)に向け、民進の低迷を背景に同党都議らの離党の動きが続く中、連合東京は民進の候補だけでなく、小池氏が率いる地域政党「都民ファーストの会」の支援も打ち出している。両氏はそれぞれ、連合と連携していく姿勢をアピールした。
都知事の出席は4年ぶりで、小…
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朝日新聞社会部