高速道路「特別転回」とは? 目的地を通りすぎたときに覚えておきたい対処法

高速道路を走っていて目的のICを通りすぎてしまった場合、あわてず、まずは次のICまで行くほうがよいようです。

ひとつ先のICで「特別転回」

 昨今、高速道路での逆走が社会問題になっています。

 NEXCO中日本によると、実際に逆走車を確保した場所、つまり逆走車が向かった先は、ひとつ手前のICである場合が少なくないそうです。つまり、本来降りるはずだったICを通りすぎたがゆえの逆走、ということです。これについて同社は、「実際に逆走した方にお話を聞くと、ご本人も『なぜ逆走したかわからない』という場合が多いです。ICを降り間違えて気が動転してしまうのでしょう」といいます。

 目的のICを通りすぎてしまった場合、ドライバーがすべき対処について、さらに同社に聞きました。

料金所で「特別転回」の承認印が捺された高速道路通行券(乗りものニュース編集部撮影)。

――目的のICを通りすぎてしまったら、どうすればよいのでしょうか?

 次のICまでそのまま走り、降りてください。料金所の「一般」レーンに入り、係員に事情をお話しいただければ、通行券に「特別転回」の承認印を捺します。料金所を出てすぐUターン路がある場合と、一般道まで進んでからUターンする場合がありますので、係員の指示に従い、IC入口料金所の一般レーンで再度事情をお話しください。本来降りるICまで高速道路を通って引き返すことができ、乗り間違えたぶんの料金はいただきません。

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