こんにちは、譲治です(*^_^*)
今回はセンター試験の科目の、「倫理・政治経済」について書きます。
倫理・政治経済って?
センター社会は地理、日本史、世界史、倫理・政治経済の四科目で構成されています。倫理・政治経済はこの四つの中で唯一公民科目です。
内容は倫理という教科と、政治経済という教科を別々に学びます。実際に試験を受ける際には問題の半分が倫理、残り半分は政治経済で構成されています。
つまり全く異なる分野の科目二つを一つに凝縮した感じです。
以前は別々の科目だったようですが、カリキュラムの改訂により統合されました。
僕は三年次に倫理・政治経済を取りました。地理も歴史もそれほど得意ではなかったので、この教科を選ぶことになりました。
理系にとって、センターの社会科目を選ぶ際はある程度好みによるのではないでしょうか。
歴史、特に世界史は暗記量が非常に多いので大変かと思います。
自分の学校では「社会の科目なんてどれでもいいよ~」って感じの人は地理や倫政を選ぶ傾向が強かったです。
倫理・政治経済の勉強計画
英語や数学などの他の科目に比べて、倫政では参考書をそこまで用いませんでした。
勉強法としては学校の授業やプリントで理解し、暗記するという形をとっていたからです。
問題集はセンター試験の過去問や、模試を受験すれば足りると思います。
法律は改正が重ねられていますから、昔の政経の問題はあまりやる必要がないかもしれません。ですが、演習量はたくさん設けるべきです。
結果的に僕はセンターで失敗をしてしまったのでそこまで高得点を取ることができませんでした。ですが、日頃から真面目に授業を受け、センター40日前ぐらいからコツコツプリント、資料集や参考書をしっかり押さえていけば9割も夢じゃないです。
優秀な受験生の中には社会で95点以上を取る方がいます。
歴史や地理は膨大な暗記量をこなせば可能ですが、倫政ではある程度運要素が入ってきます。時事問題などを制さなければ満点近くを取ることができません。
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特に伝えたいこと
はっきりいって、理系の現役生は社会に十分な勉強時間を充ててる暇はほとんどないです。
僕は一年生の頃に現代社会の授業がありましたが、倫理・政治経済の授業が始まったのは三年生からです。実質一年間も勉強できていません。
三年生はとにかく理科を完成させるのに忙しかったので、社会は二の次でした。
センターの比重が少ないから社会を捨てる方もいるでしょう。
中高一貫校の受験生、よっぽど時間に余裕のある受験生以外はもっと他にもやることがあるのです。
以上倫政について少しばかり書きました。
センター社会を軽くdisってしまったお詫びに、この科目を学んでよかったことを紹介します!
政経は、現代の法律、政治体制や経済を扱っています。だから、将来的に役立つことが多いです。
倫理は先人たちの思想・哲学を学ぶことができるので興味深いです。
特に倫理は、人間の幅を広げたり、自分の心の持ちようにゆとりを持たせてくれたりする面を持ち合わせています。
医学部でしばしば試験科目で課せられる小論文で、倫理の知識が役立つことも多いです。
ね?倫理も政経も学ぶといいことがあるとわかったでしょ?無理矢理感あるけど。
別の記事でも詳しく取り上げますが、使った参考書を少しだけ書きます。
僕はいわゆる参考書マニアなので、まだまだ紹介したいものはあります。とりあえず自分に合いそうなものだけを選んで使ってください!別にこの中からじゃなくてもいいですよ!
倫理・政治経済のおススメ参考書
・センター試験 倫理、政治・経済の点数が面白いほどとれる本
定番の本です。学校の授業を無視しても、この本だけでそこそこの点数を取れると思います。しかしそういった勉強はおススメしません。
学校の授業がダメだったり、センター直前になって受験科目を変更したけど勉強時間が全然ないよって人は使っても良いと思います。
倫理と政治経済のそれぞれ一冊を用意すれば、より詳しい内容が書かれているので細かいところまで手が届きます。
・ハンドブック政経の要点整理・ハンドブック倫理の要点整理
ノートまとめをする時間はないので、覚えるべきことがまとまっているこの本は便利でした。必要なことはこの参考書に書き入れていました。
過去問をやるとき、理解できないところは解説を読むだけでなく、ハンドブックで分野内全部を確認するというやり方をとっていました。
・風呂で覚える倫理
ちゃちな感じの参考書。授業を聞く前に少し知識を用意しておくと理解が深まるので、事前に軽く読んでいました。倫理の暗記に時間をかけたくない人は使っていいと思います。
マイナーな参考書に不安のある方は、有名なものを信じて使ってください!
以上です、ありがとうございました!