リモートワークに対する考え方
自分の中でリモートワークに対する考え方をまとめて置くことにする。
そもそも自分自身はリモートワークはかなり難しい、職種的に人と会って話すことを求められる事が多い。
ということで、ここでのリモートワークというのは一緒に働く仲間がリモートワークを行う場合の考え方とする。
まずリモートワークに対する考えだが積極的に採用していきたい。という方針。ただしその本人が向いていると一緒に働く仲間が思えるのであれば、という条件付き。
そのため、誰もがリモートワークに向いているとは思っていない。リモートワークを希望し、さらに向いている人のみがリモートワークを行うべきという考えだ。
身近なリモートワーカー
まず、自分がどんなリモートワーカーと一緒に働いているのか。
自社の CTO
完全フルリモート。会うのは年に 1-2 回。電話やビデオ会議も一切しない。連絡手段は完全に Slack のみ。
さらに彼は役員ということもあり勤務時間の拘束は一切無いので、完全非同期。偶然 Slack にいれば同期的に会話することもある。程度。
自社サービスのお手伝いしてくれるフリーランサー
完全フルリモート。会うのは月 1-2 回、お手伝い先の打ち合わせ先とかで。自社の仕事で打ち合わせで会うことはない。
自社のサービスのインフラを完全にお任せしている。といってもロックインはされておらず、全て Ansible 化されているため、読めばわかるし全て自動化されている。
労働時間の拘束は一切なし、こちらからタスクを切ってお願いするだけで、期限があれば期限付きでタスクを切るだけ。あとはおまかせ。
リモートワークに向いている人
正直よくわからない、というのが感覚だ。色々な人と働いてきたが向いているかどうかというのを定義できる感じはなさそうだ。
それよりは仕事内容によるのではないか、という印象。例えば自社製品のサポート業務(メール対応)であれば別に顔を合わせなくても問題ない。これだけであれば、サポートが来たら対応、来ないときは自社製品に関する何かを自由に。ということもできる。
リモートワークに向いている人というのは単に丸投げしてお任せできる人で、本人がリモートワークを希望する人なのだろうというのが自分の認識。
いくら本人が自分が向いているといっても、丸投げしてお任せできない人は自分の中ではリモートワークには向いていないと考えてる。
リモートワークの採用について
リモートワークの仕組みは希望者であること働くメンバーが許可することが前提になると考えている。
リモートワークをしてた人が結局何をやってるのかもよくわからない割に、自分はリモートワークが得意だし、社会もそう変わるべきだと話していた人と少しの間仕事をしたことがある。
リモートワーク信者の人が丸投げして仕事をお任せできるかどうかというとそれとこれは別だと思う。まぁ、そもそもその人が顔を会わせても仕事ができるのか?という疑問もついて回る。
つまり、一緒に働きやすく、丸投げできる人材だけを取れば、その人材がリモートワークを希望したらリモートワークしてもらえればいいのではないか。
リモートワークへの思い
リモートワークはあきらかに顔を合わせて仕事するより効率が落ちることだと思ってる。特に小さなチームの場合は顔を合わせて話をする方が手っ取り早いし伝わりやすい。
そもそも人との連携はコストが高いのに、リモートだともっとコストが高くなる。
この辺を埋められるようにリアルタイムなビデオ通話がもっと簡単になると良いなという思いで、自社製品を作ってたりする。
もっと気軽に丸投げされても大丈夫な人が地方などで働ける世界を作りやすくしていきたい。自分は地方出身者なので、リモートワークに向いている人がもっと地方で働ける機会を作ることで、地方にお金が落とされ、地方活性化するといいなと思っている。