イベント主催者に登壇動画を「消して」と言われた挙句「有料」で販売されそうで死ぬほど腹が立った


先日オンラインサロン「ブログビレッジ」のイベントにゲストとして登壇し、僕が1年半行ってきたブログ運営の話をさせていただいた。

記事にもしてるし、イベントで撮影した動画も添付してある。

ブログ運営は圧倒的に非効率。信用を稼ぐツールとして活用すべき!

2017.04.28

 

しかし、この添付した動画に関して、イベント主催のブロビレ運営陣と、DMMと少し揉めた。

率直に言うと死ぬほどムカついたし、今でも俺に非はないと思ってる。

と、同時に感謝してる。
この一件で意外にも多くの学びや収穫があったからだ。

だからこそ今こうやってアウトプットのために記事を書いてる。公開する旨も伝えてる。
語弊がないようにそれだけは先に伝えておきたい。

それじゃあ、本題行こうか。

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「有料で販売するから動画を消していただきたい」と依頼が入る

イベントの約2週間前にゲストスピーカーとしての依頼を受け、喜んで承諾した。

ブログを初めて1年半経つが、「ブログ」だけの話をするのは人生で初めてだからだ。

そしてイベントには6~70名の参加者がいる。
しかも人様のオンラインサロン参加者。

ギャラも頂く以上、不甲斐ないものは提供したくないし、事前に頭の中で喋る内容をシミュレーションしまくった(資料は直前まで作ってたけど)。

そして俺は「人生のコンテンツ化」を目標にブログを運営してるので(登壇して最初の自己紹介でも言ってる)、俺が話してる部分は全て自前のGo Proで撮影させてもらった。

これは日本全国9都市で行った講演でも、全部そうしてる。

そして、喋った部分は動画コンテンツにし、文字にも起こして記事にもした。

その時の記事の一覧。

と、添付した動画↓

 

するとだ。

このブロビレイベント登壇記事を公開した直後に、運営者から連絡が。

  • イベントのコンテンツは毎回動画販売する
  • だから記事中の動画は消していただきたい

 

 

はあ?

いやいや、全く聞いてねーよ。

自分が登壇して話す内容が「有料」で、しかもお宅のサロン内だ・け・で販売されるなんて。

その上、こっちが自前で撮った動画を「消す」ってなにゆえ。

有料で動画コンテンツを(しかもクローズドのコミュニティ内だけで)販売するなら、直前に伝えるのは当たり前だし、「イベント内の動画は(るってぃの)記事で公開してはいけない」と事前に約束するのは当然。

そして、それを踏まえた上でギャラ交渉して欲しかった。

「るってぃが話す部分、こっちで有料で販売するから使えないから、この金額でどう??」って。

それに対して俺は「イエス or ノー」で判断するわけ。

この対応に対して「仏のるってぃ」と呼ばれる僕ちゃんでもカッチンきたわけですよ。

表現者・発信者に対して「消して」という言葉を安々と使ってはいけない

発信することは俺にとって「自己表現」であり、俺の考えは俺にしか生み出せない唯一無二のオリジナル。

かっこいい言い方をすれば「クリエイティブ」なことなんだ(俺のは泥臭くて華はないけど)。

そんなクリエイター達の作ったコンテンツに対して「消して」って言葉は絶対に、安々と使っちゃいけないと思うんだ。

この動画で話してる言葉は、この場、この一瞬でしか生まれないものだし、

それを無料でネットを使って不特定多数・世界中の人に届けようとすることを禁じられたら、もうこのコンテンツの可能性は半分殺されたも同然。 

「何をたかが動画一本で」と思うかもしれないが、それくらいこっちはコンテンツに対して真剣に向き合ってる。

いつも「無職です」とか言ってヘラヘラしてるからよく舐められがちだからあれだけど、俺はマジだ。ここは本気で譲らねぇ。

こっちの100%ミスなら取るべき対応を早急に取るが、今回のは当然納得いくわけがない。

真剣に作り上げたコンテンツの一部をブログの記事上から消されるだけでなく、無料の場所で公開することを禁止され、向こうのサロンで「有料」で販売されるから。

考えてみた「取るべき対応」の選択肢

さて、ブロビレ・DMMから記事上の動画の削除依頼が来た。

そこで俺が考えた、選択肢はこうだ。

  1. 記事の動画は消して、ギャラをもらう
  2. ギャラはもらわずに、記事の動画は残す
  3. ギャラをもらって記事の動画は消すけど、有料で販売するからには別途ロイヤリティを払ってもらう
冷静に考えればまだ選択肢はあったと思うが、普通にムカついてたから②の「ギャラはもらわずに、記事の動画は残す」でいくことにしたw

ぜってー動画コンテンツを生かすw

電話で話し、向こうの要望や意見も聞いたが、今回の件に関してはどうしても自分的に譲れないところがあり、引かなかった。

向こうも承諾してくれて(100%の納得は得られてないとは思うけど)、イベント登壇のギャラは受け取らず、記事の動画は残せることになった。

「こんな動画にそんな価値ねーよwwwなんでそこまで意地はってんだよwww」って感じるかもだけど、この一件を通して今まで感じてたことが色々と頭の仲ではっきりしたので、文字に残しておきたい。想像以上の収穫だ。

①俺は絶対に自分を安売りしない。自分のブランドはしっかり守る

(無許可で)自分のコンテンツが他で有料で販売されそうになるんだぜ!?

そんな自分を安売りしねーわ!

記事公開後、せっかく観てくれた方から「動画いい」って声があったのに、なんで消さなきゃなんねーんだと。

 

読者ファーストで動画を撮ったわけだけど、その動画を消すのは読者に対して失礼だなと思うわけ俺は(え?全然消していいって?やめて?)。

②仕事を依頼する時はすり合わせをしっかりする

これは俺にもめっちゃ責任あるけど、やっぱり仕事となると、事前のすり合わせは完璧にしとかないとな、と思った。

「こういう内容で〜こういう条件で〜この金額で〜」

元々の友達同士の依頼だったし、お互い深く考えてなかったからこそ、起こった一件だと思う。

自分も最近は仕事の依頼をすることが多くなってきたので、改めて気をつけないとな、と感じた。

今回そこを再確認できたのは大きかった。

③「友達だから」「仲が良いから」で遠慮するのは辞める

馴れ合いほど怖いものはない。

お互いの顔色疑って間違ったことも指摘できない、自分の意見を率直に言えないのは日本人の悪い癖。

そんな仲はただの上辺だけの関係だ。

俺にとっては本気で尊敬してる友達だし、お互い刺激できるライバルだし、一緒にアホできる数少ない奴らだと思ってるからこそ、意見を言ったし、記事を書いた。

フリーランスの人ほど、友達と仕事を一緒にしてるケースは多いと思うし、中々言いづらさを感じてる人も多いと思う。

馴れ合いほど怖いものないよ。
意見が違えば時には喧嘩売って、disり合う。

そしたら世の中おもしろくなってくんじゃねーかなー。
みんながみんなの顔色疑って中途半端なコンテンツ生まれても、全然おもしろくねーもんな。

仕事において大切なことを改めて気づかせてくれて感謝

最初に言ったように、この一件はけっこうムカついたけど、仕事をする上で大切なことに気づかせてくれて、そういう意味ではむしろ感謝してるくらいだ。いやマジで。

今年だけで日本全国で講演イベントやったけど、正直なぁなぁになりがちになるんだよね。

全ての講演が可もなく不可もなくになってく。

やけど、今回のブロビレのイベント1件だけで多くのことを学べた。

いやマジでブロビレのお前らは最高だよ。
たった3人で350人のコミュニティ運営して。

こっちはあんちゃと50人でヒーヒーだってのに。

散々色々言ったけど、ブロビレは良いコミュニティだと思うよ。リンクもつけとく。

なんか最後PRっぼくなったけど(笑)、色々アウトプットできてすっきりしたーーーーー!あざーーーーーーー!!

寝て1日経ったらどうでもよくなった。これが俺の良いとこでもあり、悪いところ。

 

ブロビレイベント登壇記事

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