小池知事 市場問題が都議選争点の1つに
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東京都の小池知事は、築地市場の豊洲への移転の是非に加え、5800億円をかけた豊洲市場の整備など市場問題が7月の東京都議会議員選挙の争点の1つになるという認識を示し、移転の判断については、去年公表したロードマップ=計画表に沿って検討を進める考えを改めて示しました。
小池知事は記者会見で、27日に行われた都の「市場のあり方戦略本部」で、豊洲市場に移転した場合は20年以上安定して事業が継続できるという見通しが示されたことについて、「豊洲市場の整備には6000億円もかけているので、『20年は経営が持つ』と言われても、その先がどうかなと思い、さらに研究の必要がある」と述べ、市場の経営面の持続可能性の検討など、さらに詰める点があるという認識を示しました。
そのうえで、市場の問題が7月の都議会議員選挙の争点となるか問われたのに対し、「争点の1つとして捉えている。争点というか、重要な関心事の1つで、消費者や都民は全体で見ている」と述べ、築地市場の豊洲への移転の是非に加え、5800億円をかけた豊洲市場の整備や、今後の在り方など市場問題の全体が争点の1つになるという認識を示しました。
そして、「課題について1つずつ粛々と行政手続きとして検討を進めている。都議選とのタイミングうんぬんについては白紙だ」と述べ、去年公表したロードマップ=計画表に沿って検討を進める考えを改めて示しました。
そのうえで、市場の問題が7月の都議会議員選挙の争点となるか問われたのに対し、「争点の1つとして捉えている。争点というか、重要な関心事の1つで、消費者や都民は全体で見ている」と述べ、築地市場の豊洲への移転の是非に加え、5800億円をかけた豊洲市場の整備や、今後の在り方など市場問題の全体が争点の1つになるという認識を示しました。
そして、「課題について1つずつ粛々と行政手続きとして検討を進めている。都議選とのタイミングうんぬんについては白紙だ」と述べ、去年公表したロードマップ=計画表に沿って検討を進める考えを改めて示しました。
公明 井上幹事長「都議選前に結論を」
公明党の井上幹事長は記者会見で、豊洲市場への移転問題について、「東京都民の安心感を醸成することを最優先に考えるべきだ」として、小池知事は7月の東京都議会議員選挙の争点にせず選挙の前に結論を出すべきだという考えを示しました。
この中で、井上幹事長は、豊洲市場への移転問題について、「安全をきちんと確認し、都民の安心感をしっかりと醸成して実現すべきだと思っており、7月に行われる東京都議会議員選挙の争点にすべきではない」と指摘しました。
そのうえで井上氏は「都議会公明党は、『ロードマップ』=計画表をできるだけ前倒しして、都議会議員選挙の前にも結論を出すべきだという考え方を打ち出している。私としても、そのとおりだと思っている」と述べ、小池知事は都議会議員選挙に先立って結論を出すべきだという考えを示しました。
この中で、井上幹事長は、豊洲市場への移転問題について、「安全をきちんと確認し、都民の安心感をしっかりと醸成して実現すべきだと思っており、7月に行われる東京都議会議員選挙の争点にすべきではない」と指摘しました。
そのうえで井上氏は「都議会公明党は、『ロードマップ』=計画表をできるだけ前倒しして、都議会議員選挙の前にも結論を出すべきだという考え方を打ち出している。私としても、そのとおりだと思っている」と述べ、小池知事は都議会議員選挙に先立って結論を出すべきだという考えを示しました。